新聞記者の日常と憂鬱75

同期の消息
沼沢均以外の同期は、順調に出世している者、私のように途中で辞めてフリーになった者など様々だ。今ではほとんど付き合いがなくなってしまったので、間接的に近況を聞くだけになってしまった。

いちばん消息がつかめるのは、本でも出してくれることだ。粟野仁雄も私と同様にフリーになり、すでに五冊の本を出している。最近出版されたのは、『アスベスト禍――国家的不作為のツケ』(集英社)である。社会部出身だけあって、社会派ジャーナリストとしていい仕事をしている。ちなみに彼がよく寄稿する『週刊金曜日』は、私が500円を払って購入してもいいと思わせる唯一の週刊誌である。初任地は釧路支局で、地元でアイスホッケーをやったり、警察官と柔道をやったりしていたと本人から聞いたことがある。

共同通信で記者をしながら本を出す同期もいる。社会部の佐々木央は2002年に『未来なんかみえない――自傷する子供たち』(共同通信社)を書いている。彼の初任地は福井支局。ほかに金沢支局にも同期が赴任しており、北陸三支局の同期でよく連絡を取り合っていた。

外信部出身で現在共同通信の編集委員をしている石山永一郎も著作が2冊ある。マニラ支局勤務であったため、いずれもフィリピン関連の著作だ。

共同通信の同期とは別に、富山支局の同期というのもある。つまり富山が初任地だった同期の他社の記者たちだ。前にも触れたと思うが、つい最近まで官邸キャップをしていたNHK政治部の萩原記者は富山の同期。私が経済部時代に官邸を担当したことがあるため、そこでよく出会った。毎日新聞政治部の福井記者とも政治家を取材する過程で再会した。今はどうしているのか知らないが、会えば富山の話で盛り上がるにちがいない。
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それぞれの道

白山菊理姫さん、おはようございます。

同期で入社されましても、歩む道はそれぞれなのですよね。

Re:それぞれの道(04/17)

ほわいとさん
おはようございます。

>同期で入社されましても、歩む道はそれぞれなのですよね。

実は辞める人よりも、他社を辞めて共同通信で「骨をうずめる」人が多かったです。今はどうかわかりませんが、私がいたころは自由な社風が魅力でした。後輩に聞いたところ、最近は労働強化が厳しくなっているそうです。どこの社も記者のサラリーマン化が進んでいるようです。

No title

沼沢と同期の方ですか?じゃあ、わたしとも同期ですね。沼沢、87年か88年か、自宅に泊めたことがあります。当時、成田に住んでいたので。アフガンから帰ってきて、臭い、臭い。本人はちっとも気にならないようだったけど。わたし、とにかく最初に風呂に入れました。奥さん、共同で働いています。確か、青函連絡船で挙式した。そんな話を沼沢から聞いた憶えがあります。もう、30年以上前になりますか。

No title

こんにちは。

成田支局にいた同期といえば・・・・。
私は当時浦和支局でしたから、同じ関東支部で共闘した仲ですね(笑)。

沼沢はいいやつでしたね。ケニヤ支局かどこかの支局長になる前に、同期で飲んだことを覚えています。逆噴射の会のみんなは元気ですかね?




No title

この1月に講談社から出した「冤罪死刑」という小説、テレビドラマになるみたいです。11月ごろ。テレ朝の土曜ワイド劇場という枠です。

No title

 粟野が生きているか調べているうち、このサイトにたどり着きました。
 あなたが誰かずっと考えていたんだが、ようやく、何となく分かりました。
 奥さんが、某キー局で働いている人じゃないかと。
 こちらは2008年にミステリー作家としてプロデビューしまして、共同で働きながらマイウェーを歩んでいます。

同期の消息

テレビドラマ化、おめでとうございます。
ミステリー作家になったとは驚きました。
私は10年ほど前に会社等のしがらみを絶ち、自由になっています。

本を実名で10冊ほど出していますので、何をしているかはそちらをお読みください。楽天のサイト(http://plaza.rakuten.co.jp/yfuse/)に本が出ています。

粟野氏の記事は週刊金曜日でいくつか読みましたから、週刊金曜日に電話すれば、消息がわかると思います。

共同通信の皆さんに宜しくお伝えください。
一層のご活躍をお祈りしております。

No title

カストロの本を、早速購入しました。
なかなか面白そうだ。
わたしは緒川という名前で本を4冊出していますので、amazonなどでご覧になってください。
では、ご活躍を。

No title

うーん。正直、わたしには、ちょっと理解しがたい世界に行ってしまったような印象ですが、それもまた人生ですから。テレビドラマは11月ごろの放映らしいので、録画でもして見ていただければ。
 お元気で。

No title

フィクションは私の専門外ですが、『半沢直樹』なんか見ると結構面白い。テレビ番組欄で見かけたら、拝観いたしましょう。お元気で。
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