5000年前の古代人の完璧な測量技術60(オオナムヂの正体2)

オオナムヂの正体の続きです。
結論を先に言うと、神話におけるオオナムヂの物語は、シュメール神話に出てくる牧畜神ドゥムヂの神話の完全なパクリです。
「ナムヂ」と「ドゥムヂ」で、名前も似ていますよね。
スメル語で「ドゥム」は子供とか息子という意味で、「ヂ(ジ)」は生命力とか活力、あるいは真実という意味があるといいます。
これに対して、「オオナムヂ」は偉大なる(オオ)大地(ナ)の男神(ムヂ)ではないかとの説が一般的です。
どちらも生命力とか若さ、活力に関係する神であることで一致していますよね。
このドゥムヂの物語は、そっくりそのままナムヂの物語になっています。

これはどういうことかというと、シュメール神話のドゥムヂが名前を変えながら語り継がれて、日本にまでやってきたことを意味しています。
シュメール文明は、紀元前4000年ごろから紀元前2000年ごろまで古代メソポタミアで栄えた最古の都市文明とされています。
その多神教の文明と神話はその後、一神教の古代ユダヤにも引き継がれて、ドゥムヂがタンムズに変わり、ユダヤ暦の月の名前に使われています。
一方で、古代ギリシャにも伝わり、アドニスと名前を変えて、継承されました。
そしてその物語がシルクロードを使って、日本にまでもたらされてナムヂとなったわけです。

4000年もの月日が経過したにも関わらず、名前も物語も、ほぼそのまま日本に語り継がれてきたというのは、驚異的だと思いませんか。
実はここにこそ重要なポイントがあります。
考えても見てください。
伝言ゲームですら、このように詳しくは伝わりません。
五分前に伝言した「猪」は「猫」になってしまうのが、伝言ゲームです。
ところが、シュメール神話と記紀神話を見てみると、ドゥムヂこそナムヂに変わっていますが、猪に似たものが命を奪う点や、木の間に挟まれて亡くなる点など細部に至るまで正確に語りつがれています。
それが4000年の月日を越えて語り継がれたということから、単に伝言ゲーム的に古代シュメールから古代日本に伝わったわけでは決してないことがわかります。
そうです。
シュメール文明・神話を血脈として受け継いだシュメール人の子孫が日本に渡来して、この物語を伝えたと考えるべきなんですね。
その一人がオオナムヂであった可能性があるわけです。
オオナムヂが中近東や地中海方面から渡来した民族の血を引くものであるとしたら、記紀神話との辻褄も合ってくるんですね。
この話はもうちょっと続けましょう。
(続く)
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