5000年前の古代人の完璧な測量技術40(アメンエムハト一世のピラミッド)

混乱の続いた第1中間期が終わり、現れたのが第12王朝の初代ファラオアメンエムハト1世でした。
第12王朝は紀元前1991年ごろから紀元前1782年ごろまで続いた王朝です。

アメンエムハト1世は、長期間中断されていたピラミッド建造を再開します。
それがリシェトに造られたアメンエムハト1世のピラミッドです。
元々の高さは55メートル。古名は「アメンエムハトはこの地に出現せり」。

ではそれがどこに建造されたかを地図で見てみましょう。

img048-11.jpg

かなり文字が小さくてわかりづらいと思いますが、地図の一番下にある番号(9)の点がリシェトにあるアメンエムハト1世のピラミッドです。地図の上の番号を密集しているところがサッカラです。
で、アメンエムハト一世のピラミッドはサッカラのピラミッドと三本の直線で結ばれています。

一つは、ウナス王、メルエンラー一世、シェプセスカフ王の3つのピラミッドを結んだ直線で、ほぼ南北線ですが、反時計回りに2度傾いています。

二つ目は、階段ピラミッドとペピィ二世のピラミッドを結んだ直線で、これもほぼ南北線ですが、反時計回りに1・5度の傾きがあります。

三つ目は、ウセルカフ王、ペピィ一世、ジェドカラー・イセシ王の三つのピラミッドを結んだ直線で、これが一番南北線に近く、反時計回りに1度だけ傾いています。

南北線を意識した三つの直線の交点にあるのが、アメンエムハト一世のピラミッドです。
非常に洗練された測量ですね。
しかもこの時代の測量は驚異的に精密で完璧であったことが、これから紹介する同王朝のピラミッドの配置からわかってきます。
(続く)
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