5000年前の古代人の完璧な測量技術35(第五王朝のピラミッド群まとめ)

第五王朝のピラミッドは、ほとんどすべてギザ台地のクフ王の大ピラミッドとスフィンクスを結んだ直線上に配置されたと書きました。
でも、ご存知のように点(位置)を特定するには、少なくとも二本の直線の交点でなければなりませんね。
実は第五王朝のピラミッドもそうなっています。

一つだけ地図で例を挙げておきましょう。

img041-11.jpg

第五王朝初代ファラオであるウセルカフ王のピラミッド(地図の5番)がどこにあるかを示した地図です(例によってグーグルアースを利用しています)。

大ピラミッド(7番)とスフィンクス(S)を結んだ直線と、ジェドエフラー王のピラミッド(2番)と第三ピラミッド(3番)を結んだ直線、それに屈折ピラミッド(1番)と先王のシェプセスカフ王のピラミッド(4番)を結んだ直線の計3本の直線の交点にあるのがウセルカフ王のピラミッドです。

同様にサフラー王のピラミッドは大ピラミッドとスフィンクスを結んだ直線と、赤いピラミッドと「グレートエンクロージャー(大囲い)をの左辺を結んだ南北線との交点にあります。

ネフェルイルカラー王のピラミッドは、「大囲い」の左辺と屈折ピラミッドを結んだ直線、ジェドエフラー王のピラミッドとギザ台地の第二、第三ピラミッドの間の中点を結んだ直線(しかも第二ピラミッドとサフラー王を結んだ直線と平行線となる)、そして大ピラミッドとスフィンクスを結んだ直線の交点に建造されました(ニウセルラー王のピラミッドもほぼ同様です)。

ネフェレフラー王のピラミッドは、大ピラミッドとウセルカフ王のピラミッドを結んだ直線上にあり、かつ屈折ピラミッドからの距離(11・5キロ)が大ピラミッドからの距離と等しくなる点に建てられています。

ジェドカラー・イセシ王のピラミッドは、大ピラミッドとカメレルネブティ女王の墓を結んだ直線と、第二ピラミッドとカーバー王のピラミッドを結んだ直線の交点にあり、かつカーバー王のピラミッドからの距離(10・7キロ)がカーバー王のピラミッドと第三ピラミッドを結んだ直線の距離のちょうど二倍になるような位置に造られています。

第五王朝最後のファラオであるウナス王のピラミッドは、大ピラミッドとスフィンクスを結んだ直線と、第三ピラミッドとカーバー王のピラミッドを結んだ直線の交点で、かつ第四王朝最後のファラオであったシェプセスカフ王のピラミッドのほぼ真北に建造されました。

ちゃんと先王たちに敬意を払いながら、それぞれのピラミッドの配置が決まったことがよくわかりますね。
次は第六王朝以降のピラミッドに話を進めます。
(続く)
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