5000年前の古代人の完璧な測量技術27(ジェドエフラー王のピラミッド)

ギザ台地にクフ王の大ピラミッドが建造された後、カフラー王の第二ピラミッドが同じギザ台地に造られる前に、クフ王の息子で第4王朝第3代ファラオのジェドエフラー王がアブ・ロアシュに建造したピラミッドがあります。
ジョセル王の階段ピラミッドから数えて8番目のピラミッドということになります。
しかしながら観光客にとってはほとんどなじみのないピラミッドで、そのようなピラミッドがあることも知らない人がほとんどです。
実は本書でも紙幅の都合で省いているのですが、このジェドエフラー王のピラミッドも測量的には非常に大きな意味を持っています。
このことはエジプトの学者もおそらく気がついていませんから、本邦初公開だけでなく、世界初公開の事実かもしれません。
まずはこちらの図をご覧ください。

img034-11.jpg

グーグルアースの衛星写真地図を利用して、各ピラミッドの中心を可能なかぎり正確に印しながら私が作成したものですが、なんかゴチャゴチャしていてわかりませんね。
そこで私が引いた線だけを紹介します。

img035-11.jpg

このほうがまだわかりやすいでしょうか。
左上のほうにある7番がジェドエフラー王のピラミッドです。
で、オレンジの線を右下の方角にたどっていくと、四角く囲った部分があります。これが三大ピラミッドのあるギザ台地です。
2番がクフ王の大ピラミッド、8番はスフィンクスを示しています。
さらにオレンジの線を右下にたどっていくと、5番のカーバー王のピラミッドがあります。
カーバー王のピラミッドは既に紹介しましたが、三番目に造られたピラミッドです。
このオレンジのラインの終点にあるのが、1番のジョセフ王の階段ピラミッドとなっています。
つまり、ジェドエフラー王のピラミッドは、階段ピラミッドとカーバー王のピラミッドを結んだ直線上に意図的に造られたことがわかるわけです。しかも単なる直線上にあるのではありません。最初に紹介した図の右下に小さく書いてあるように、1~5:5~7=2:3となるように計算されています。
すわなち階段ピラミッドとカーバー王のピラミッドの距離を2とすると、カーバー王とジェドエフラー王のピラミッドの距離は3となるということです。直線上にあるだけでなく、きちんと距離も計算して建造地が決められたことを意味しますね。

このジェドエフラー王のピラミッドは、エジプトで最も北にあるピラミッドで、元々の高さは66メートルあったのではないかとされています。でも破壊されて、現在では廃墟のようになっています。
古名は「ジェドエフラーの綺羅星の頂」。
おそらく最も北にある北極星のような星をイメージしたのではないかと思われます。
(続く)
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