5000年前の古代人の完璧な測量技術25(ギザ台地の幾何学模様)

吉村作治氏が見つけたという直角三角形は次の図の通りです。

img032-111.jpg

このA、B、Cが直角三角形になるわけですね。
大ピラミッドの北東角がA。
大ピラミッドと第二ピラミッドの中心は綺麗に対角線上に並んでいます。
その線をさらに南西に延ばしていって、第三ピラミッドの基底部南底辺との交点がBです。
さらにそのBから第三ピラミッドの中心を通る直線が、スフィンクス神殿の南西角と交わる点がCです。
Cのすぐ右上に見える小さい横長の黒い影の部分がスフィンクスですね。
図では右(東)に頭を向けています。
図は大英博物館が出版した『Dictionary of Ancient Egypt(古代エジプト事典)』に掲載されているギザ台地の地図を利用しました。

元々の地図はこちら。

img032-11.jpg

上が西になっています。

このほかにも測量の痕跡は随所にあります。
私が見つけた位置関係は次の通りです。

(1)大ピラミッドの北東端Aと、第二ピラミッドの中心、そしてカメレルネブティ1世の墓の中心の三点は一辺が640メートルの正三形となり、かつその一辺の距離は第二ピラミッド中心からスフィンクスの腰付近までの距離と等しい。

(2)第三ピラミッドの南西角と、ケントカウエス女王の墓(図の6)の南西角、それに大ピラミッドの中心を結ぶと直角三角形となる、。

(3)大ピラミッドの中心からスフィンクスの頭までの距離約540メートルは、第二ピラミッドの中心とケントカウエス女王の墓の中心を結んだ直線の距離と等しい、。

(4)スフィンクスの顔から、大ピラミッドの北東角および第二ピラミッドの北東角までの距離はそれぞれ約580メートルで、二等辺三角形となる。

(5)ケントカウエス女王の墓の中心と第二ピラミッドの北東角を結んだ直線は、大ピラミッドの中心と第二ピラミッドの中心を結んだ直線と直交する。

(6)ケントカウエス女王の墓の南西角と、第二ピラミッドの中心、それに第三ピラミッドの中心の三点を結ぶと直角三角形を形成する。

(7)ケントカウエス女王の墓の中心と、大ピラミッドの中心、それに第三ピラミッドの南にある3基の衛星ピラミッド(図の2)のうち西端のピラミッドの北西角を結ぶと直角三角形となる。その際、ケントカウエス女王の墓の中心と衛星ピラミッドの西端のピラミッドの北西角を結んだ直線は、ちょうど第三ピラミッドの南東角を通る。

(8)第二ピラミッドの基底部南底辺を延長した直線上にスフィンクス神殿の南辺の東西軸があり、その直線上で神殿東30メートルの広場の地点と、大ピラミッドの中心、そして第二ピラミッドの南西角を結ぶと、二等辺直角三角形となる。

図を縮小しているため、番号等は見づらいかもしれませんが、以上記しただいたいの測量の痕跡を、図でたどっていただければと思います。

実はこの図ですら、紙幅の関係で本書でも載せられませんでした。
本当はもっと詳しい図をもっているのですが、単行本やブログで掲載するには細かすぎてしまうんですね。

とにかくギザ台地にある構造物は、ほとんどが計算されて配置されていたことが、詳細図によってわかるわけです。
(続く)
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