5000年前の古代人の完璧な測量技術23(クフ王のピラミッド)

初めての真正ピラミッドである赤いピラミッドを建造した後に登場するのが、同じ第四王朝のクフ王がギザ台地に建てた「ギザの大ピラミッド」ことクフ王のピラミッドです。紀元前2520年ごろ完成したとみられています。
完成時の高さは146・7メートルで、これは14世紀のイギリスにリンカーン大聖堂(約160メートル)が建造されるまでの約3800年間、世界で最も高い建築物であり続けました。

こちらそのクフ王のピラミッドです。

神々のライン 002(ギザ台地のピラミッド)-11

下から見上げると、こんな感じになります。

神々のライン 003(クフ王のピラミッド)-11

で、このクフ王の大ピラミッドの建造位置がどのように決められたかというと、4つのプロセスがあったと思われます。

1) ギザ台地の南東にある小山群1と小山群2を結んだ直線上におおよその建造場所を設定した。
2) 屈折ピラミッドと小山群1を結んだ直線上で、かつその距離の二倍となる位置に大ピラミッドの中心を置いた。
3) かつ、サッカラの階段ピラミッドとスフィンクス(ただし既にスフィンクスが建造されたと仮定)の腰付近を結んだ直線上に大ピラミッドの中心を置いた。
4) 同時に階段ピラミッドからの距離が、赤いピラミッドとカーバー王のピラミッドを結んだ距離と等しくなるように測量、かつその距離が階段ピラミッドと赤いピラミッドを結んだ距離の二倍になる位置にピラミッドの中心を置いた。

この四つの条件をすべて満たす必要はありません。
2)と3)だけでも、十分に位置が決まりますね。

面白いのは、ギザから南に65・5キロ離れたメイドゥームのピラミッドがギザの大ピラミッドの頂上からなら視認できたことです。
もちろん天気が悪ければ見えませんが、お互いが頂上に登って火を焚けば、65キロ離れた距離があろうとも、瞬時に連絡が取れたことになります。
頂上にかがり火を焚いたピラミッドが夜空を焦がす光景は、さぞ見応えがあったのではないでしょうか。
(続く)
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