5000年前の古代人の完璧な測量技術22(赤と黒と白の秘密)

屈折ピラミッドが建造されたのと同じスネフェル王の時代、もう一つ非常に重要な意味を持つピラミッドが建造されたました。
それが赤いピラミッドです。表面の花こう岩が赤っぽく見えることから名づけられました。
どうして重要かと言うと、屈折型でも階段型でもない初めての真正ピラミッド(側面が二等辺さん脚気の方錐形ピラミッド)だからです。
高さは104メートルとエジプトのピラミッドの中では三番目に高く、屈折ピラミッドの北約2キロの場所に建造さました。

このピラミッドの四面はほとんど見事に東西南北に向いていますが、約1度ほど時計の反対回りに傾いています。
どうして傾いているかは、もう想像がつきますね。
小山群2の中心部を南の基準点にしたからです。
実は赤いピラミッドの一つ前に造られた屈折ピラミッドも、南面が小山群2の中心部を指しています。
この二つのピラミッドは、明らかに小山群2の中心部を南北の基軸線の測量点にしていることがわかるわけです。

赤いピラミッドに関しては、ほかにも面白い測量上の事実があります。
赤いピラミッドは、第一号ピラミッドであるサッカラの階段ピラミッドと小山群3を結んだ直線(14・0キロ)の直線上にあるだけでなく、その中点(両点から7キロの位置)にあることです。
つまり非常に正確に、南にある二つの小山群の目立つ場所を測量で使いながら、赤いピラミッドが建造されたことが良くわかりますね。

スネフェル王の時代に造られた二基のピラミッドである屈折ピラミッドと赤いピラミッドは、時は流れて、第12王朝のピラミッドを建造するときに測量点として使われました。アメンエムハト2世のピラミッド(別名・白いピラミッド)とアメンエムハト3世のピラミッド(別名・黒いピラミッド)です。

その関係を示したのが、本書271ページの図6-4です。
これがその図ですね。

img0ピラミッド31-11

幾何学の嫌いな人にはそれほど面白くないかもしれませんが、CX=CD=DZ=1550メートルで、AY=DB=DX=2170メートルです。
言いたいことは一つです。四つのピラミッドは完璧な測量の結果、配置が決められて建造されているということです。
(続く)
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