アイルランド見聞録68(キルカレンの立石と環状土塁)

牧場主の家の玄関のベルを押します。
ところが、誰も出てきません。
留守なのでしょうか。
二回鳴らしても出て来なかったのであきらめて、無許可で牧場の中に入ろうとして、牧場の前にあるスペースに車を止めたら、犬の散歩をしている女性が二人通りかかります。
理由を説明して、牧場に入ってもいいだろうかと尋ねると、「まったく問題ない」との答えが返ってきます。
そのとき、ちょうどすぐ脇を牧場主の御嬢さんの車が通りかかります。
早速呼び止めて、牧場に入る許可を求めると、「いいわよ」と快く許可をくれました。
先ほど玄関のベルを鳴らしたけど誰もいなかったことを告げると、両親はまだ寝ていて起きなかったのではないか、とも話していました。ちょっと悪いことをしました。そのことを謝ると、「まったく大丈夫」との返事。

さらにどこに巨石遺構があるかを尋ねると、アイルランドではいつもそうなのですが、とっても丁寧に教えてくれるんですね。
どこに電気ワイヤーがあり、どうやって門を通り抜けたらいいか、牧場の入り方や巨石遺構までの行き方を教えてくれます。
どうやら、ヘンジのようなリング・フォルト(環状土塁・環状砦)が一つ、二本の立石、それにドルメンのような組石が点在している、とのことでした。

お礼を言って、牧場のゲートをくぐり中に入ります。

教えてくれた通り、牧場の丘の上に環状土塁がありました。
こちらの写真です。

IMGP1308-1.jpg

このような土塁がリング状に丘を取り囲んでいます。
で、目を隣の牧草地に転ずると・・・

IMGP1304-1.jpg

フェンスの向こう側の丘の上に、二本の巨石が立っているのが見えます。
このフェンスを乗り越えるのは無理だったので、一度下まで戻り、隣の牧草地のゲートをくぐって、立石のところまで登って行きました。これがその二本の立石です。

IMGP1309-1.jpg

反対側からも撮影。

IMGP1314-1.jpg

すると今度は、道路を挟んだ反対側の丘の上に立石があるのが見えます。
上の写真のちょうど二本の立石の間に小さく写っているのがそうです。

再び丘を下って、道路の反対側の牧草地のゲートをくぐって入り、電気ワイヤーを避けながら丘を登って行きます。
そこにあったのがこちらです。

IMGP1322-1.jpg

ケルン、つまり石塚のようです。
このように、三つの丘に三つの遺構が見事に配置されていたことがわかります。

ただし、後で調べて分かったのですが、これらは当初行こうと思っていたライレインのストーンサークルではありませんでした。
さらに1・3キロ東に離れた場所にあるキルカレンの立石、及びリング・フォルトでした。
まあ、こういうこともよくあります。
目指す目標物ではありませんでしたが、これはこれで面白い体験となりました。
(続く)
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