アイルランド見聞録49(森の中のストーンサークル)

ガー湖の後、キラーニーまで南下して、そこで「リシヴィギーン・ストーンサークル(Lissyviggeen Stone Circle)」を探します。
キラーニーには五年前に二泊しましたが、今回は前回見なかったストーンサークルを見るだけにして先に進むことにしました。
ところが、地図と格闘しながら当該ストーンサークルを探したのですが、一向に見つかりません。
近くまで来ていることは間違いありません。
そこでちょっと離れたところにある骨董屋さんに立ち寄って、そこで詳しく場所を聞くことにしました。

骨董屋さんにお邪魔します。
しかし室内のどこを探しても、店番をやっているはずの御主人がいません。
仕方なく、隣の建物の前の駐車場に車を止めていた人に、ストーンサークルについて聞きます。
すると、その人はさすがに地元の人らしく、事細かく行き方を教えてくれました。どうやら遠くに見える丘の中腹の森の中にあるようです。その森の前にはゲートのように立石が二本立っている、と。ただし、私有地の牧場の中を塀を乗り越えて入らなければならない、と言います。
だけど、駐車場がそばにはない、というんですね。
そこで車をそばに止めて、歩いて現場に行くことにしました。

やがて教えてくれた通りに牧場が見えてきます。
で、牧場に沿って歩いて行けば、ストーンサークルのある森が見つかって、そこから塀を乗り越えて現場に行けばいいと考えたわけです。
ところが歩けども歩けども、ストーンサークルがあるらしき森は一向に見えてきません。
どうやら行き過ぎてしまったようです。
そこで教えてくれた人の言葉をもう一度思い返します。
そして、確かストーンサークルに行くには、最初に塀を乗り越えなければいけないようなニュアンスだったことを思い出します。
でもそれだと、本当に人の家の敷地の中を通ることになってしまうんですね。
あまりにも露骨な住居侵入なので、ちょっと躊躇しましたが、言われたことを信じて、正面の門を通過、どんどん私有地の中に入って行きます。
すると、奥の方に塀が少し低くなって、人が通ったような跡があることに気が付きます。
近づくと、石が積んであって、塀を乗り越えられるようになっていることがわかります。
意を決して、その塀を乗り越えて牧草地の中に入ると、目印の森と立石がありました。

これが二つの立石と森です。

IMGP0928-1.jpg

近づいて、ゲートとみられる二つの立石を撮影。

IMGP0917-1.jpg

この森の中にストーンサークルがあるはずです。
中に入っていくと・・・

IMGP0918-11.jpg

ありました、ありました、かわいいストーンサークルが。
直径6メートルほどです。
緑の苔に覆われ、シダ類に囲まれていますね。

IMGP0921-11.jpg

まるで妖精が出てきそうな、小さな森のストーンサークルでした。

IMGP0923-1.jpg

ここにたどり着くのも大変でしたが、実はここから出るのも大変でした。
来た道をそのまま戻りたかったのですが、牛たちが道に立ちふさがる事態になってしまったんですね。
中には威嚇する牛もいます。
仕方なしに、グル~っと遠回りして牧場の別の門から出ることにしました。
それで所要時間が一時間以上かかってしまいました。ほんとだったら40分ほどで戻れる予定だったんですけどね。

帰ると心配している人もいました。
先ほど道を教えてくれた人です。
その人は何と骨董屋の御主人だったんですね。
隣の敷地と思ったのは、どうやら別宅、あるいは事務所だったようです。
御主人の詳しい説明が無ければ、探し出すことはまずできませんでした。
お礼を述べて、次の目的地に向かいました。
(続く)
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