アイルランド見聞録47(グレート・ストーンサークルと柱石)

ガー湖のストーンサークル「グレート・ストーンサークル」の写真撮影を終わった後、帰ろうとして再び牧場の柵の扉を開けて出ようとしたら、牧場の持ち主とみられるおじさんがこちらを見ています。
私が簡単に挨拶をして、感謝を述べると、そのおじさんは手招きして柵の側に建っている小屋に来るように言います。
どうしたんだろうと思って付いて行くと、私に「どこから来たんだ」と聞きます。
「日本からだ」と答えると、「グレート・ストーンサークル」と牛が写った写真を私に手渡して、これをあげるから、日本に戻ったら日本の絵葉書を送ってほしい、と小屋の内側の壁の絵葉書を指さしながら言うんですね。
壁を見ると、そこには世界中の絵葉書が飾ってありました。
遠くから来た人が訪れるたびに、このおじさんは絵葉書を送ってくれるように頼んでいるんですね。
住所を聞くと、住所と名前の書いたスタンプを絵葉書に押してくれました。ティモシー・ケイシーさんというお名前です。

小屋の中にはガー湖のことを書いた冊子も置いてありました。見ると、なかなかよくできた冊子だったのですぐに購入します。

「グレート・ストーンサークル」の上から見たイラストも載っています。
こちらです。

img030-11.jpg

前日に紹介したように、東に出入り口があり、アヴェニューの構造があることがわかりますね。
ほぼ東西線を作っています。

ガー湖の遺跡群全体の地図も掲載されています。

img029-11.jpg

上の地図の左端中央やや下にあるサークルが「グレート・ストーンサークル」です。
で、この地図を見て驚いたのですが、「グレート・ストーンサークル」以外にもストーンサークルが10基以上あることが記されています。
キャロウモアに匹敵する大巨石遺構群です。

早速、近くにあると記されているストーンサークルと立石についてケイシーさんに場所を聞きます。
すると、「ここから見えるから」と言って、立石とストーンサークルがある方向を示して、行き方も教えてくれます。

柵を二つ乗り越えなくてはいけませんでしたが、隣の牧草地に入って、まずはストーンサークルを見つけます。
北に約100メートルほど離れたところにありました。
上の地図で言うと、「グレート・ストーンサークル」のすぐ上に書かれた、小さな点のような丸がそうです。

写真はこちら。

IMGP0870-1.jpg

地図上では小さな点でも、結構立派なストーンサークルです。

この場所から250メートルほど離れた「柱石(ピラー・ストーン)」と名付けられた立石を見つけます。
地図で言うと、斜め右上に「Pillar Stone」と書かれた三角形の点がそうです。
近くまで行って、写真を撮ります。

IMGP0877-1.jpg

非常にがっしりした大きな立石です。
高さは3・5メートルほどあります。
おそらくこの立石と「グレート・ストーンサークル」を結んだ直線が、「夏至の日の出ライン」だと思われます。
地図を見ると、この同じ「夏至の日の出ライン」上に、立石「Pillar Stone」から600メートル北東に離れた場所にもストーンサークルがあります(地図上ではCircleと書かれた小さな点です)。つまり三つのストーンサークルが一直線上に並んでいるんですね。しかも計算すると、きっちり3対5(約330メートル対約550メートル)の比率(整数比)で配置されています。整数比に意味があることは、拙著『竹内文書と平安京の謎』でご紹介した通りです。意図的に夏至の日の出ライン上に建造されたことはまず間違いありませんね。

この場所から、先の小さなストーンサークルが見えます。
拡大するとこんな感じで見えます。

IMGP0888-1.jpg

手前が小さなストーンサークル。
写真奥の林の向うに「グレート・ストーンサークル」があります。
(続く)
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