アイルランド見聞録30(キャロウモアと女王マイーヴの墓)

ノックナレアから下山して、次に向かったのは、前日も訪れたキャロウモアの巨石群です。
前日よりさらに天気が良くなっていますから、絶好の撮影日和です。

キャロウモアの遺跡群からノックナレアはこのように見えました。

IMGP0432-11.jpg

頂上の女王マイーヴの墓もはっきりと見えますね。
ところで、説明し忘れましたが、女王マイーヴとは、ケルト神話に出てくる戦いの女王のことです。
神話の人物ですから、いつの時代の女王かはもちろん、実際にいた女王なのかもわかっていません。
ただマイーヴの墓が造られたのは、一般に考えられているよりも、かなり古いのではないかと思います。
というのも、既に書きましたが、マイーヴの墓はキャロウモアの遺跡群が造られた紀元前3000年には既にあったのではないかと考えられるからです。

その証拠写真がこちら。

IMGP0416-11.jpg

手前のキャロウモアのドルメンと、その奥にある巨石組石を結んだ直線の先にノックナレアのマイーヴの墓があるからです。
上の写真にはマイーヴの墓が写っていませんが、中央やや左のこんもり茂った木立があるから見えないだけで、木立の間からはちゃんとマイーヴの墓が見えているんですね。少なくとも、木立が無かったとみられる5000年前には、マイーヴの墓ははっきりと見えたはずですから、その直線上に巨石群を配置した可能性は極めた高いです。

もうちょっと離れたケアン(石塚)から撮影した写真。

IMGP0442-11.jpg

ほぼ一直線に巨石遺構が配置されていることがわかります。

次もキャロウモアのストーンサークルの立石から見たマイーヴの墓。

IMGP0424-11.jpg

このように、ほとんどの遺跡からマイーヴの墓を見ることができます。

それだけでなく、ベンブルベンも見ることができます。

IMGP0445-11.jpg

ストーンサークルの向うに見える山がベンブルベンです。
このように高みが見通せる場所に、古代人は祭りの場、すなわち聖地を造って行きました。
高みと高みを結ぶ場が聖地となるわけです。
(続く)
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