5000年前の古代人の完璧な測量技術18(ハトシェプスト女王葬祭殿)

まずは昨日紹介したテーベのグーグル衛星写真の再掲です。

img018-k2.jpg

この中で、5のハトシェプスト女王葬祭殿についてちょっと説明しておきましょう。
王家の谷の南南東、アル・クルンのほぼ真東にある建造物です。
葬祭殿およびその敷地全体の傾きは、やはり夏至の日の入りラインと平行となっています。
つまりルクソール神殿やアメンヘテプ3世の葬祭殿などの中心軸の傾きとも一致していることになりますね。
ほとんどすべての建造物が、夏至の日の入り方向を基準にして造られていることがわかります。

で、面白いのは、ハトシェプスト女王葬祭殿の本殿の位置です。
メムノンの巨像とアメンホテプ3世の座像という二つの巨像が作る「門」の中央とハトシェプスト女王葬祭殿本殿の中央を結ぶと、王家の谷の中央部を指し示していることです。上の写真のラインを参考にしてください。
このラインは6のラメシアムの西の角も通っています。

また二体の巨像と王妃たちの谷の中心付近を結んだ直線は、王家の谷の中央付近と王妃たちの谷の中心付近を結んだ直線の長さとほぼ同じです。こうして出来上がる三角形は正三角形に近い、6:6:7の二等辺三角形になりますから、これも計算した結果なのかもしれませんね。

ところで、ハトシェプスト女王葬祭殿は、古代エジプトでは数少ない女性ファラオの一人、ハトシェプストが造営した葬祭殿です。後にトトメス3世によって壁画や銘文が削られるなど一部破壊されたとされています。1997年11月に日本人新婚旅行客を含む62人が殺されたルクソール事件の現場でもあります。

私が訪れたのは、1984年。そのときの写真です。

神々のライン 003(ハトシェプスト葬祭殿)11

80年台のファッションが蘇ってきますね。
次回は再びピラミッドの話に戻ります。
(続く)
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