5000年前の古代人の完璧な測量技術11(トーニー・リトルトン・ロング・バローとウェスト・ケネット・ロング・バロー)

グラストンベリー・トールの山頂、ハンブルドン・ヒルの山頂北側の周壁遺構の中心付近、及びロビンフッズ・ボールの中心の三点が描く直角二等辺三角形が偶然の産物ではないことを示す別の証拠が、ハンブルドン・ヒルと既に紹介したマーリンの丘を使って、もう一つの二等辺直角三角形を描けることです。その二等辺直角三角形のもう一つの頂点が、サマーセット州ウェロー村にあるストーニー・リトルトン・ロング・バローという、紀元前3500年ごろに建造されたとされる新石器時代の石室古墳です。

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牧草地の真ん中にあります。

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この遺跡がストーンヘンジが建造される500年前に造られたというところがポイントです。
つまり5500年前には、既に古代ブリトン人が壮大な国土計画に基づいて拠点を配置した、すなわち「国の地理的な骨格」をデザインしていた可能性が出てくるからです。

おそらく聖マイケルラインはかなり古い時代には既にあったのでしょう。
その後、グラストンベリー・トールとハンブルドン・ヒルという巨大な加工丘を基線として、6000年前にはロビンフッズ・ボールを建造、さらに5700年前に最高峰のウォルベリー・ヒルから昇る夏至の日の太陽を目印にして、その夏至の日の出ライン上にコーニーベリー・ヘンジを造り、5600年前にはウィンドミル・ヒルとナップ・ヒルを使ってウェスト・ケネット・ロング・バローを、5500年前にはウォルベリー・ヒルのほぼ真西にトーニー・リトルトン・ロング・バローを築いた。

5000年前になると、グラストンベリー・トールとウィンドミル・ヒル、ミルク・ヒルといった目立つ丘を利用してストーンヘンジとエイヴベリーの大ヘンジを構築。続いてシルベリー・ヒル、マーリンの丘などの周辺拠点を造っていったのではないかと推察されます。

今日のもう一つの写真は、トーニー・リトルトン・ロング・バローとほぼ同時期の紀元前3600年ごろ建造されたとみられるウェスト・ケネット・ロング・バローです。

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中はトーニー・リトルトン・ロング・バローと同様に石室になっています。

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ウェスト・ケネット・ロング・バローは、ウィンドミル・ヒルとナップ・ヒルを結んだ直線上にあります。
同一直線上にある、もう一つの遺跡シルベリー・ヒルが、ウェスト・ケネット・ロング・バローから見えます。

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シルベリー・ヒルが邪魔になって見えませんが、シルベリー・ヒルの向うにウィンドミル・ヒルの山頂があるわけです。
(続く)
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