ノウスの古代遺跡に残された「ダナン神族のメッセージ」

ノウスの古代遺跡にはまだまだ多くの彫刻が施された岩があります。
全部は紹介できませんが、最後に3つだけ紹介して次に進みましょう。

最初はこちら。

Ireland 830-01

面白いですよね。中央に描かれているのは、太陽紋とか日章紋と呼べれているシンボル、いわゆる菊花紋です。
上半分がよくわからなくなっていますが、四分の一で8花弁ありますから、おそらく32花弁か33花弁の菊花紋と同じです。
右上には中心に向かって時計回りの渦巻き紋があり、その下には単独の円や同心円が複数描かれています。
で、中央下には横線のような刻みがあり、その左上にははっきりしませんが、大きな目のようなものが彫られているように見えます。

時計回りの渦はエネルギーを集めるシンボルであり、同心円や丸は安定とかリーダーシップを表します。
そこに太陽信仰が加わっている。横線を長方形とみれば、それは人間関係を表わすシンボルとなり、目は情熱とか熱意を示します。
それらをイメージ的に解釈するとしたら、太陽信仰を持つ人たちが集まって団結して、強力なリーダーシップのもとに安定的に成長、発展しようという熱意を持っているのだ、と読むことができます。

二つ目はこちら。

Ireland 831-01

非常にはっきりした波紋であり、蛇の紋章です。その右には、中心に向かって時計回りの渦巻き紋が描かれていますね。
波形は形に囚われない自由さとか開放のシンボルです。その自由のシンボルの上に、まるで対決するかのように時計回りの渦巻きが彫られているということは、その自由奔放さのエネルギーを取り込むとか弱めるという意味かもしれません。
あるいはその逆で、取り込もうとするエネルギーに対抗するために、自由のシンボルを渦巻き紋の上に重ねたのかもしれませんね。
いずれにしても、ここには取り込もうとするエネルギーと自由のエネルギーの対比や対立が描かれているように見えます。
そうでなければ、重ねて描いたりしないと思うんですね。
左上には、波形紋に接して同心円が描かれています。この同心円は、まあまあそんなに対立しないで、仲良くやりましょうよ、という意味があったのかな、などと想像してしまいます。本当のところはわからないですけどね。

最後はこちら。

Ireland 843-11

結構いろいろなシンボルが描かれています。
中央には中心に向かって時計回りの渦巻き紋。その上に、正方形が横一列に並び、その上には波形紋、さらにその上には同心円紋が横一列(ただし同心円紋は途中でわからなくなっています)に並んでいます。
正方形のシンボルの意味は、寛容とか受容。大地の母のイメージです。
そうすると、これらを部族の象徴だと見れば、寛容で包容力のあるグループと自由奔放なグループ、それにリーダーシップを持つ個性的なグループのエネルギーがこの地に集まって、安定的な発展を成し遂げたのだと解釈することができます。

これらのシンボルは、ダナン神族が後世に残したメッセージなのかもしれませんね。

アイルランド・ボイン渓谷にあるノウスの岩絵を紹介しました。

Ireland 847-11

上の写真はノウスの羨道墳の全景です。
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