火と水と神を表わす三つの渦巻き紋

渦巻き紋は、縄文土器の主要モチーフでした。

山梨県甲州市の安道寺遺跡から出土した水煙紋土器。

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縄文時代中期の作品で、渦巻きや形が水煙のように見えることから名づけられました。確かに柔軟で丸みのある造形からは、水のエネルギーが感じられますね。

次は有名な火焔型土器。

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新潟県十日町市の笹山遺跡から出土した、やはり縄文時代中期の作品です。ちょっとチクチクするような尖った感じは火のエネルギーでしょうか。

もう一つ紹介するのは、群馬県渋川市にある縄文時代中期の道訓前遺跡から出土した焼町式土器です。

img004-1.jpg

この形式の土器が、長野県の焼町遺跡から出土したことにちなんで名付けられました。
丸と尖った形の組み合わせは、水と火を合わせたエネルギーを表そうとしたのでしょうか。
古神道ではよく、火(か)と水(み)を併せて「神(かみ)」になると言います。
まさに神のエネルギーを表現しようとしたのだと解釈することもできますね。

写真撮影が禁止されていたため、写真はいずれも「第33回特別展『縄文の美』」の冊子「展示図録」から転載させてもらいました。
(続く)
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