東日本最大級の前方後円墳に登ってわかったこと

山梨県立考古博物館は、甲府市下曽根町の曽根丘陵公園の中にあります。
その公園には、4世紀後半に建造された東日本最大級の前方後円墳である「甲斐銚子塚古墳」があり、見学できるようになっています。

IMGP7909-1.jpg

上の写真は後円の部分ですね。
全体としてはこうなっています。

IMGP7913-1.jpg

前方後円墳であることがわかります。
でも意外だったのは、前方部が後円部に向かってなだらかな下りになっていることです。

IMGP7903-1.jpg

上の写真は前方部の上に立って、下り坂の斜面を撮影しています。
ここでは実際に古墳に登って、それを確認できるようになっているんですね。

御旅山の斜面(滑走路)を思い出しました。何か関係があるかもしれませんね。

甲斐銚子塚古墳の全長は169メートルで、後円部は直径92メートル、高さ15メートルの3段築成。
前方部は幅68メートル、高さ8・5メートルの2段築成となっています。
丸(後円)と四角(前方)で天と地を表します。
そこに人がかかわって、天地人となるわけですね。

この古墳は、規模だけでなく、石室の形態(小口積み)や豊富な出土品から、畿内との結びつきの強い古墳として注目されました。というのも、代表的な出土品に三角縁神獣鏡があるのですが、備前車塚古墳(岡山市)や群馬県三本木所在の古墳(藤岡市)、そして藤崎遺跡(福岡市)出土鏡と同型の鋳型をもとに作られていたことがわかったんですね。さらに背面部の年号や全国的な広がりから、卑弥呼の鏡(『魏志』倭人伝、「銅鏡百枚」)と考えられ、邪馬台国畿内説の有力な根拠となったそうです。

隣接する丸山塚古墳も見学できます。

IMGP7900-11.jpg

5世紀初めに造られました。山梨県では最大の円墳です。
墳丘の直径72メートル、高さは11メートルあります。
4500年前に建造された古代イギリスのマーリンの丘のほぼ半分強ぐらいの大きさですね。
(続く)
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