ピタゴラスが発見した大聖堂に響く「天使の声」の正体

なぜ聖マイケルライン上の古代遺跡の重要拠点がすべて、グラストンベリー・トールとバロー・マンプを結んだ距離約17・3キロの整数倍の距離間隔で、並んでいるのかーーそのことは長いこと謎のままでした。

そんなある日。何の気もなしにブリュートナーのピアノを見に行きました。そこで調律師の方に非常に重要なヒントをもらいます。それが新著で紹介した、楽器の「倍音」によって生じる不思議な現象です。倍音とは、基本となる音の周波数の整数倍となる周波数を持つ音のことです。

これは、ギリシャの哲学者ピタゴラスが発見したとされる自然界の音の法則の一つで、ピタゴラスが鍛冶屋で金槌の音を聞いている時に、気持ちよく響き合う金槌と、そうでない金槌があることに気が付きました。そこで金槌の重さを量って比べたところ、気持ちよく響き合う同士の金槌の重さの比は簡単な整数比となることを発見したというんですね。ピタゴラスは、この整数比を基に、響き合う音(協和音)の関係を考察して、完全五度を繰り返すことによってピタゴラス音律を完成させたのだといわれています。

こうして、ある基本となる音の周波数の整数倍の音がすべて共鳴のような現象を起こすことがわかりました。ピアノの調律はまさにこの倍音の「共鳴」を利用して音を調整していくのだと、その調律師の方は教えてくれました。

ところが普通に聞いていても、まず倍音の「共鳴」に気が付くことはありません。そこで調律師の方は実験をしてくれます。基本音を一つピアノでならす時に、同時にその基本音の二倍音、三倍音の鍵盤を事前に押さえておくんですね。すると、あら不思議。二倍音、三倍音の音が基本音と響き合い、音が空間から出現するわけです。古来、大聖堂で演奏や合唱をしている時に、本来聞こえるはずのない音や声がしばしば聞こえてくる現象があり、「天使の声」などと呼ばれていました。でも、その「天使」の正体は、倍音の共鳴現象ではないかとみられています。

これはすごい発見です。目に見えない大地のエネルギーだって、周波数を持っていると考えられますよね。だったらなぜ整数倍の距離間隔で同一線上に音階ならぬ拠点を配置したか、その理由がわかったような気がしたからです。
(続く)
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