出口王仁三郎が知った皆神山の本当の意味

知人が祖父らから聞いたという皆神山の「神様の話」に近いことを言っているのが、新宗教「大本」(大本教)の二大教祖の一人出口王仁三郎です。

王仁三郎は1898年、京都府亀岡市の高熊山で修行をしている時に神懸かりとなり、富士山と皆神山に霊体で連れて来られたのだそうです。その後も王仁三郎は、皆神山で言語を絶するような崇厳な神秘体験をして、皆神山の真の意味を悟ったようです。

皆神山について王仁三郎は、「信濃の国松代町の郊外にある皆神山は尊い神山であつて、地質学上世界の山脈十字形をなせる地であり、世界の中心地点である。四囲は山が十重二十重にとりかこんで、綾部、亀岡の地勢と些(すこ)しも違はぬ蓮華台である」と、『月鏡』に書いています。大変な持ち上げようですね。蓮華台とは蓮華座のことで、蓮華の形に作った仏・菩薩の像の座のことです。まさに世界の中心の神の座の意味があります。

で、この『月鏡』を読むと、なぜ陸軍参謀本部が大本営を皆神山に遷(うつ)そうとしたかの理由がなんとなくわかってくるんですね。
王仁三郎は次のようにも書いています。

「大石凝真素美(おおいしごりますみ)翁は、此地に帝都をおかれたなら万代不易の松の代を現出することが出来ると主張し、世界中心遷都論を唱へて囹圄(れいご:牢屋のこと)の人となつた事実がある。真素美翁ばかりでなく外にもさういふ説を唱へた人があるが、最近飛行機が盛になるにつれて東京は安全の地でないと云ふ見地から、信州遷都論が一時或有志によつて伝へられた事があるが、全く此皆神山は蓮華の心に当つて居るのだから、四方の山々に砲台を据ゑつけてさへ置けば、如何なる飛行機をもつてしても襲ふ事は出来ぬ安全地帯である。こんな要害のよい所は、世界中外にない。霊界物語にある地教山は此山である」

大本教は弾圧されましたが、海軍だけでなく陸軍にも大本教のシンパは大勢いたと思うんですね。だからこそ、陸軍参謀本部は皆神山を大本営の移転先に選んだのではないでしょうか。

また、大本教の説明によると、皆神山については次のように書かれています。

「無限絶対無始無終の真神から、霊系の厳霊大神(げんれいおほかみ)と体系の瑞霊大神(ずいれいおほかみ)が鳴り出でられましてより数十億年、厳霊大神の経綸の中心地の一つが天教山(富士山)となり、瑞霊大神の経綸の中心地の一つが地教山、すなわち世界ではヒマラヤ山、日本では信州の皆神山となりました」

出てきましたね「霊系の厳霊」と「体系の瑞霊」。厳霊と瑞霊が何かを定義するのは難しいのですが、厳霊が神霊界や精神世界で働く「素材」や「力」だとしたら、瑞霊はこの世とか物質世界で働く「素材」や「力」であると考えてもいいのではないかと思っています。

このように、出口王仁三郎によると、富士山が霊系の厳霊大神が働く中心地で、皆神山は体系の瑞霊大神が働く中心地であることになります。
何か似ていますよね、前日のブログに書いた、私の知人の話と。ただし、富士山ではなく位山になっていました。神様が霊体として降臨した中心の場所が位山で、物質的なモノを作ろうとした中心の場所が皆神山でしたね。やはり皆神山には、物質界で働く何かがあるんです。
(続く)
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