ケルト民族の前にブリテン諸島にいた謎の民族(その12)

イギリス本土の古代巨石遺構とアイルランドの古代巨石遺構の間に、何か関連性があるかどうか、という問題ですが、もちろんストーンサークルや立石、ドルメン、ヘンジなどほぼ同時期に建造された巨石遺構がブリテン諸島全体に広がっていますから、関連性がないわけはありませんね。

たとえば、アイルランドのタラの丘の円形構造の中に二つのヘンジ・サークルがあるという構造は、イギリス本土のエイヴベリーの巨大ヘンジの中にあったことがわかっている二つのストーンサークルと構造は全く同じです。大きなサークルの中に二つのサークルが作られています。それがいったいどういう意味があったかどうかは不明ですが、少なくとも共通の知識なり技術、あるいは文化があったことがうかがえますね。

ただし私がここで問題にしようとしているのは、アイルランドのケルト神話にダーナ神族として伝わっているような高度な科学技術を持った古代人がいたのだとしたら、イギリス本土とアイルランドの間に通信網をもっていたのではないか、と考えられることです。今週(31日)発売される新著で私は、約5000年前の縄文時代において、北東北の拠点と北海道の拠点を結びつけるような光通信網があった痕跡があることを指摘、縄文人(古代人)が北海道と北東北の間に巨大な共同体、巨大な共通文化圏を形成していたとする仮説を打ち立てています。

私は5000年前のアイルランドとイングランド本土の間にも、巨大な共同体が存在したと考えています。

それはアイルランドにあるとされるレイラインと、イギリス本土に存在するレイラインの関係を調べると、はっきりしてきます。
アイルランドには、既に指摘されていますが、タラの丘、ニューグレンジ、ロウクルー遺跡群、キャロウキール遺跡群、キャロウモア遺跡といった5000年前にはあったとみられる遺跡群と、ケルト神話にたびたび登場する聖なる山ベン・バルベンは、すべてほぼ同じ直線上に位置しているんですね。これはいわば、ベン・バルベンのレイライン、あるいはタラの丘のレイラインと呼べるものです。

で、その直線をそのまま南東方向に延ばして行くと、ウェールズのカーディガンやラドノールのストーンサークルなどを通って、エイヴベリーの大ヘンジに至ります。

一部にはこのラインをさらに延ばしていくとギザのピラミッドに至るのだという説を主張する人もいますが、ここではそれは置いておいて、ここで重要なのは、エイヴベリーの大ヘンジもまた、イギリス本土にある別のレイライン上にある5000年前の遺跡であるということです。
(続く)
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