ケルト民族の前にブリテン諸島にいた謎の民族(その4)

なぜ大誤算だったかというと、二部族融和の象徴だった「美しき者」ブレシュが圧政をするようになったからです。
おそらくアマテラスとスサノオの誓約のような和睦があり、フォモールの王エラッハとダヌ神族の王女エリウとの間で政略結婚があったのでしょう。その子供を王にしようと取り決められ、その統一王となったのがブレシュだったわけです。

ところが、王となったブレシュはダヌ神族を奴隷のように扱いはじめました。たとえば、ブレシュはダヌ神族の生と死を司る大地の神とされるダグダの娘ブリジッドと結婚したのですが、こともあろうにその大地の神である義父のダグダに、自分の砦を築かせるために穴を掘らせたりします。また、ダヌ神族の雄弁と霊感、言語と学習の神であるオグマに対しては、薪を集めるように命じる始末。神々もたまったものではありません。

こうしたひどい扱いに、ダヌ神族の神々はとうとう怒りを爆発させ、ブレシュに王権の放棄を迫りました。この反乱に身に危険を感じたブレシュは、彼を指示するフォモールの軍隊に召集を掛けたんですね。

同じころ、肉体的損傷のために王位をブレシュに譲らざるを得なかった前王ヌアダは、ダヌ神族の医療の神であるディアン・ケヒトに銀の腕を付けてもらう(スターウォーズ・シリーズのルーク・スカイウォーカーを思い出してしまうのは私だけ?)ことにより王となる権利を回復。ただちにダヌ神族の王となり、フォモール軍との対決姿勢を鮮明に打ち出します。

で、このままダヌ神族とフォモールの間の戦争に突入することになるのですが、その前に一つの物語が挿入されます。
ブレスと同様に神魔混血の神ルー(ルーグ)が登場しないことには、話が進まないからです。
(続く)
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