シュメル語の「エディン」は「エデンの園」となり、日本では「葦原中国」になった

大国主(オオナムヂ)に相当するドゥムジがどこで暮らしていたかについても言及しておきましょう。

ドゥムジは「エディン」に暮らしていたんです。「えっ、エディン!? エデンのこと?」って思いますよね。
実はそうなんです。『旧約聖書』の創世記に出てくる「エデンの園」のエデンは、シュメル語のエディンから来ているのではないかとする説が有力なんですね。

ただしシュメル語でエディンは空き地、草原、原っぱという意味です。またシュメル語でアンエディンナと言えば、「エディンの空」ということになり、すなわち広大な草原のように広がる大空という意味になるそうです。つまり「天の原」ですね。
天の原は広々とした大空がある場所でもあります。

そうすると、記紀神話に出てくる高天原とは、アンエディンナのことで、葦原中国はエディンのことであったかもしれませんね。記紀神話を読めば分かるように、高天原と葦原中国は非常に近い関係にあります。空には高天原、地上には葦原中国。ドゥムジがエディンにいたということは、オオナムヂが葦原中国にいたことと見事に呼応します。 

オオナムヂとドゥムジの類似点はまだほかにもあります。
オオナムヂが幽界に引退(死去)したとき、約束通りに壮大な神殿(出雲大社)が建造され、豪華な食事を献上する火鑚(ひきり)の儀式が行われます。それと同じように冥界の連れ去られた(死去した)ドゥムジのために、毎年祭儀が行われるようになります。それがユダヤ暦にも残った「タンムズの月」ですね。同様に出雲大社では、一年に一度の「神在月」(陰暦の10月)に神在祭が開かれます。

このようにシュメル神話は間違いなくギリシャ神話に引き継がれ、その後日本の神話にも継承されたことがわかります。
まさにシュメル神話のドゥムジは、訛ってタンムズ(ヘブライ語、アラム語)となり、古代ギリシャではアドニスと呼ばれ、古代日本でオオナムヂとなって語り継がれたわけです。
(続く)
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