神々の近親婚は政略結婚のことだった(その1)

どうしてヘラが高木神と結婚したアマテラスで、デメテルがスサノオと政略結婚したアマテラスになるなのかを説明する前に、ハーデス、ポセイドン、ヘラ、デメテル、ゼウスの人間関係・・・・・・ではなくて、神関係についても触れておきましょう。

彼らは、実はみんなクロノスとレアの子供たち、ということになっています。
男の子の中では長男がハーデス、二男がポセイドン、三男がゼウス。女の子ではデメテルはおそらく次女で、ヘラが三女です(ほかに長女のヘスティアがいます)。そしてゼウスは、その3兄弟、3姉妹の中で末っ子なんですね。

父親のクロノスは、自分の子に統治権を奪われるだろうという予言を恐れて、生まれた子供を次々に飲み込んでしまいました。その飲み込んだ順番から兄弟姉妹の関係が推測できるわけです。その順番はヘスティア、デメテル、ヘラ、ハーデス、ポセイドンとなります。

母親のレアとしては自分が生んだ子を夫に次々と飲み込まれてしまったら、たまったものではありませんね。そこで、末子ゼウスの身代わりとして石を夫に飲み込まさせ、ゼウスだけは隠れて生み育てることに成功しました。

やがてゼウスは成長し、オケアノスの娘メティス(後にゼウスの妻となるティタン神族の知恵の女神)を使って、クロノスに嘔吐剤を飲ませます。すると、クロノスは身代わりの石ととともにゼウスの兄や姉を全部吐き出しました。

ここからゼウスら「オリュンポス神族」の反撃が始まります。吐き出された兄たちとともに、父親クロノスをはじめとする「ティタン神族」に対して戦いを挑みます。

でも、これって、ちょっと不思議ですよね。というのもゼウスだって、ティタン神族だろうと思いませんか。父親のクロノスがティタン神族なんですからね。何か裏がありそうです。クロノスとゼウスは、それぞれ別の王統ではないかと思うんですよね。まったく違う血族の王統を自分たちの王統に組み入れてしまう「手口」には、心当たりがあります。

まあ、それはともかく、10年以上に及ぶ壮絶な戦いの果てにゼウスらが勝って、オリュンポス神族が世界を統治することになったわけですね。で、ゼウスが天界、ポセイドンが海洋、ハーデスは冥界を支配することをくじ引きで決めました。このことは既に説明しましたね。

で、絶大な権力を手に入れたゼウスは、姉のデメテル、ヘラと次々に結婚します。
(続く)
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