「デメテルの洞窟隠れ」と「アマテラスの岩戸隠れ」は同じ物語だった

メソポタミアに多神教文明をもたらしたスメル族(シュメル人)がその後、古代エジプトと古代ギリシャに多大な影響を及ぼし、その後ヨーロッパにおける一神教文明の台頭とともに、ヨーロッパを後にして日本に戻ってきたという、正統竹内家の口伝の信ぴょう性についての検証を続けましょう。

既に述べたように、シュメル人が古代エジプトに影響を与えたのは間違いないように思われます。シュメル人の王家が使っていた「16菊花紋」が、そのまま古代エジプトの王家が使う紋章に使われていることも偶然ではないでしょう。スメル族の「ミケイリノ」がピラミッド建造法を本当に伝えたのかどうかは議論の分かれるところですが、シュメル人の可能性のあるイムホテプを含め、先に開花したシュメル文明の継承者であるスメル族が古代エジプト人に建造法を教えたとしてもまったく矛盾はないわけです。そして古代エジプトが衰退すると、スメル族の一部(たとえば後の日向族)がエジプトを離れて日本に戻って来た、と考えることはできます。

では古代ギリシャはどうなのでしょうか。
その際、どうしても避けて通れない議論が、ギリシャ神話と日本神話の類似性です。
両神話を詳しく見て行くと、同じ物語が根底にあるとしか説明がつかなくなるんですね。

たとえば、ギリシャ神話にはデメテルという女神が登場します。
デメテルは行方がわからなくなった娘を探していたとき、自分に情欲を抱いた弟神のポセイドンに付け狙われます。危険を感じたデメテルは雌馬に化けて馬の群れの中に身を隠しますが、それに気付いたポセイドンも牡馬になってデメテルに近づき、犯してしまうんですね。

この理不尽な乱暴に激怒したデメテルは、山中の洞窟に籠り、身を隠します。穀物の育成を司る大地の女神(大地母神)であるデメテルが岩屋に籠ってしまったわけですから、下界はもう大変な状態になります。農作物は枯れて飢饉となり、神々も困窮を極めてしまいました。

そこでゼウスは運命の女神モイライらを派遣、デメテルのご機嫌を取るなどして岩屋から出てくるよう説得します。その説得工作が功を奏して、ようやくデメテルが姿を現し、世界に秩序が戻ります。

まさに日本神話に登場するアマテラスの天の岩戸隠れと同じ話ですよね。
高天原で乱暴狼藉を働いた弟神スサノオに怒ったアマテラスが岩屋に隠れて、世界が暗くなってしまうという物語です。

しかし、この二つの話はプロットが同じだけではありません。細部に至るまでそっくりなんです。
たとえば、馬です。ギリシャ神話ではポセイドンが牡馬に化けて牝馬に変身したデメテルを乱暴します。無理やり乱暴したわけですから怪我を負ったでしょうね。日本神話では、高天原でスサノオが生き馬の皮を剥いだり、田んぼに馬を放ったりして、大暴れ。その際、驚いた機織女が機織りに使う梭(ひ)で性器を怪我してしまいます。「馬」と「性器の損傷」という二つの要素が一致しますね。

また、アマテラスが岩屋から出てくる際には、アメノウズメが半裸になってセクシーダンスを披露してアマテラスの気を引く場面がありますね。一方のギリシャ神話では、デメテルの前に牧神パンの娘イアンベが現れて、滑稽な踊りを披露します。最初はデメテルは興味を示しませんが、イアンベが性器をむき出しにして踊り出すとデメテルも思わず吹き出してしまい、ご機嫌が直ったという場面があるんですね。

これが同じ物語でないはずはありません。
だけど、これだけではないんですね。
(続く)
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