ピラミッドは「飛来御堂」か「平三斗」、卑弥呼の名には「トト神」が隠されていた

もし正統竹内家の口伝が示すように、日本から大陸に渡ったスメル族(シュメル人)がメソポタミアで多神教文明を興し、古代エジプトや古代ギリシャに影響を与え、その後日本に戻って来たとしたら、何らかの痕跡や証拠があるはずです。

それに関連して、竹内氏は面白い「偶然的な符合」があることを指摘します。既に紹介したように、竹内氏によると神武の兄の「ミケイリノ」は世襲名でピラミッドなどを造る建設大臣のような役職名であったといいます。そしてギザの第三ピラミッドを建造したメンカウラー王のことを、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは「ミケリヌス」と呼んだという符合があるわけです。

しかし、この駄洒落のような符合は、他にもあるのだとと竹内氏は言います。
それが「トト」です。

「えっ、トト」「トトって何よ」とみなさん驚かれると思いますが、思い出してください、あの「トト」です。

そう、卑弥呼の話のときに出てきた卑弥呼の本名「倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトヒモモソヒメ)」の「トト」です。
竹内氏によると、この「トト」と古代エジプトの神々の中の「トト」には関連があるのだというんですね。

では、古代エジプトの「トト神」とはどのような神でしょうか。
それは知恵を司る神です。何か秘密を握っている神のようですね。で、その古代エジプトの知恵はタロットに残されたと考えられたため、タロットがしばしば「トトの書」と呼ばれるのはそのためだそうです。
またトトは、王が即位したときには、その王の名前をイシェドと呼ばれる永遠に朽ちない葉に書き記す「書記の守護者」でもありました。魔法にも通じており、病を治す呪文も熟知していることから医療の神の面もあります。
さらには太陽神ラーを補佐する事から「ラーの心臓」とも呼ばれていました。

トト神のキーワードを拾っていくと、「タロット占い」、「魔法」、「呪文」からは卑弥呼の「鬼道」や「祈祷」という言葉が思い起こされますね。「知恵」からは宗教的な秘儀・秘伝が浮かびます。「太陽神ラーの補佐」は、アマテラスのお告げを受け取る巫女、すなわち太陽神を祭る巫女のイメージと結びつくように思います。

確かに日本語の「トト」は意味不明でした。『日本書紀』では「迹迹」、『古事記』では「登登」と書くことからわかるように漢字は当て字の可能性が高いですね。つまり「トト」という音に意味があったわけです。それが古代エジプトの「トト神」であった可能性がある、と竹内氏は指摘します。

「ヤマトトトヒモモソヒメ」の「トトヒ」を「トトビ」と読み、「鳥飛」とする説もあるようですが、「トトヒ」の「ヒ」は、「日」、「火」もしくは「霊」のことで、神と同義のはずです。ということは「トトヒ」で「トト神」と読めるわけですね。

再び「ミケイリノ」に話を戻します。
竹内氏によると、ピラミッド建造者の「ミケイリノ」は、日本全国にピラミッドを造ったという口伝があるといいます。そして口伝ではピラミッドを「飛来御堂」と呼んだ、と。竹内氏の説によると、つまりこういうことになります。「飛来御堂」を建造する技術を持つスメル族の一部がメソポタミアから古代エジプトに渡り、そこで日本をルーツとする「飛来御堂(ヒライミドウ)」、すなわちピラミッドを造った可能性があるのだ、と。

まあ普通に聞くと、とんでもない話です。一笑に付すべき話ですよね。
でも、ちょっと待ってください。
というのも今でこそ、ピラミッドと言えば、あの四角錐、もしくは三角錐の形のピラミッドですが、実は「ピラミッド」という語源自体はよくわかっていないんですね。

ギリシア語で三角形のパンを指すピューラミス( ピラミス、ピラムスとも言う)に由来するという説が有力だとされていますが、それって、日本の「カレーパン」がインドの「カレー」の語源であると言っているようなものです。本来ならエジプトの「ピラミッド」のように三角形のパンだから「ピューラミス」と呼んだと考えるのが妥当ですよね。

では、エジプト人はピラミッドのことを何と呼んでいたのでしょうか。
実はそれもよくわかっていません。ヒエログリフでは「△」と書くこと、古代エジプト語名は「メルmer」であること、「メル」とは「昇る」という意味であることはわかっています。

そうであるならば、元々「ピラミッド」はギリシャの三角形のパンである「ピューラミス」に発音が近く、「昇る」という意味のある言葉が語源であったと考えることができます。昇ると言えば、日が昇る、つまり「日来」「飛来」とならないでしょうか。正統竹内家の口伝では「飛来御堂」ですが、「竹内文書」では「日来神宮」と書き、「ヒラミット」と読ませるようです。

また日本語には、神社や寺院を建造する際の建築用語にも「ひらみつと」という言葉があります。

デジタル大辞泉
ひら‐みつと【平三斗】
寺社建築で、斗栱(ときょう)の形式の一。大斗(だいと)の上に肘木(ひじき)をのせ、その上に3個の巻斗(まきと)を並べたもの。

簡単に言えば、屋根の荷重を分散して柱に伝えるための重要な組物の形式の一つです。もし、法隆寺にも使われている「平三斗」という斗栱(建築物の柱上にあって軒を支える部分)の建築形式に極めて近い様式が、ギザの大ピラミッドの「王の間」の上にある「重力軽減の間」と呼ばれる建造物や、出雲大社にも使われていたら、単なる偶然では済まされないでしょうね。

長くなったので、ここまで。次は出雲大社とピラミッドの関係にも触れて、先に進みましょう。
(続く)
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