多神教文明対一神教文明の生存をかけた戦い

「ヨセフを知らない新しい王」は、イスラエル人、すなわち古代ユダヤ人(ヘブライ人)に対して信じられないような迫害を始めます。ヘブライ人に男の子が生まれたら、みなナイル川に投げ込んでしまえというんですね。

一つの民族の男の子だけを殺害するように命じるとは、尋常ではありません。ただの奴隷民族であれば、貴重な労働力ですから殺す必要はなかったと思うんですね。ところが、その貴重な労働力の抹殺を謀った。ということは、エジプトの王はそれほど古代ユダヤ人を恐れていた、ということになります。つまりエジプト国家にとっての脅威に他ならなかったということです。

エジプトの王が脅威に感じたということは、国家転覆を図るような事例、あれはそれに類似する事件があったことを意味します。それがアマルナ宗教改革であったと私は見ます。そうでなければ、男の子の赤ん坊はすべて殺すという「民族抹殺」に近い命令を下したりはしなかったはずです。

これはほとんど、古代エジプト人(多神教文明)対古代ユダヤ人(一神教文明)のお互いの生存を掛けた戦いであったように思われます。

アマルナ改革を裏で糸を引き、エジプト王国転覆を謀った古代ユダヤ人のグループが「改革」に失敗、その動きを察した「ヨセフを知らない新しい王」が古代ユダヤ人の勢力を一掃しようとした。少なくとも、何とか勢力を削ごうとして、あの手この手でヘブライ人たち(古代ユダヤ人)に使役を課しました。

これに対して、ヘブライ人の中から指導者が誕生します。それがモーセですね。
(続く)
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