謎の人物サルタヒコの正体

謎の人物サルタヒコが何者であるのか詳しく見て行きましょう。

記紀からわかるのは、このサルタヒコが日向国側についたことから、天孫降臨がうまくいったということです。そして、このサルタヒコの支配地域の中心が伊勢地方であり、日向族と同様に海洋族出身であったこともわかります。

また圧倒的な実力者であったと同時に、サルタヒコはかなり異彩を放った風貌であったとも記されています。
記紀の描写を見てみましょう。

『日本書紀』では、「鼻の長さ七握(ななづか)、背の高さ7尺あまり」「口の端が明るく光っており、目は八咫鏡(やたのかがみ)のようで、照り輝いている様は赤ほうずきに似ている」とされ、「八百万の神たちは皆、(サルタヒコの)眼光が鋭いため、(だれであるか)尋ねることもできなかった」と書かれています。

凄いでしょ。誇張されているとはいえ、鼻の長さが七握とは、50センチほどでしょうか。ちょっとありえない長さです。背丈は2メートルを超え、目が赤オレンジ色に輝き、眼光は神々を威圧するほど鋭いとは、まるで赤鼻の天狗か怪物のようです。

一方、『古事記』の描写はシンプルですが、それでも「上は高天原、下は葦原中国を照らす」ぐらいですから、他を圧倒するぐらいの威光を放つ人物であったと書かれています。

こうした描写から読み取れるのは、巨大な鼻や鋭い目つきに代表される異形の顔と堂々とした体格を持つ人物だったのではないかということです。つまり外国人ですね。

それらを総合して勘案すると、外国から渡って来た、航海技術に優れた部族の長であった可能性があるのではないでしょうか。

スサノオの8王子の一人であるヤシマジヌミの別名がサルヒコヤシマノであることから、ヤシマジヌミがサルタヒコであるとの見方もできます。
それはそれで面白い解釈だと思っていますが、でも実は、それ以外にも該当者が一人いるんですね。
(続く)
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