長子相続と末子相続で分かれた命運

思うに、もし出雲族の王スサノオと日向族の女王(あるいは王女)アマテラスの間に王子が生まれていたら、その男の子が統一王になっていたのではないでしょうか。ところが女の子しか生まれませんでした。

ここで歴史をさらに面白くしたのは、日向族が長子相続で出雲族が末子相続だったことです。
あくまでも推測ですが、宗像3女神のうち長女と末の三女がオオナムジと婚姻した背景にも、日向族、出雲族双方のそうした相続慣習の思惑が働いているように思われるんですね。

長女タキリビメとオオナムジとの間に生まれたのが、八咫烏ことアヂスキタカヒコネとシタテルヒメです。
そして末女タキツヒメとオオナムジの間に生まれたのが、コトシロヌシ。

ここまで聞いて何となくわかってきたでしょう?

出雲族と日向族の双方に中立な立場にある姫が3人いて、そのうちの長子と末子が、出雲族と関係が深いけれどほぼ中立的な古代ユダヤ人と思われる異国人・オオナムジと結婚したわけです。彼らから生まれた子の中で長女の子であるアヂスキタカヒコネは、日向族にとって非常に意味のある王子です。一方、末女の子であるコトシロヌシは出雲族にとって非常に意味のある王子ということになります。二人とも日向族と出雲族の血がそれぞれ4分の1入ったクウォーターなわけですが、それぞれ日向族と出雲族側に色が付いていたと考えることができます。

すると、なぜ同じオオナムジと宗像3女神の間に生まれた子でありながら、アヂスキタカヒコネが神武東征の際に神武側に付き、コトシロヌシは日向族が出雲に攻めて来たときに屈辱的な国譲りをしなければならなかったかが、記紀に隠された系図から読み解けるんですね。
(続く)
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