五山送り火に隠された平安京造営の秘密

五山送り火の字跡の意味についても考察してみましょう。
字跡は、大文字山と左大文字山の「大」と、東山の「法」、西山の「妙」、船山の舟形、それに曼荼羅山の鳥居形です。

「大」は既に説明したように五芒星、すなわち五行でいう万物の五種類の元素である木火土金水の象徴でもありますね。
平安京造営にはその五種類のエネルギーを使っていることを表しているようです。

そのエネルギーは山と山を結ぶタカミムスビの法則によって、平安京に集められます。
このタカミムスビの妙なる法則が「妙」と「法」であると私は解釈します。

舟形が象徴するのは、航海にも必要な測量術。京を守る東西の守護神である比叡山と愛宕山を結んだ直線に対する甘南備山から引いた垂直二等分線がちょうどこの船山を通るのは偶然とは思えません。まさに船山は重要な測量地点であったわけです。同じ意味で、「船」の字の付く船岡山も極めて重要な測量点となります。

最後に鳥居が示すのは、縦と横の直線です。比叡山と愛宕山、嵐山と大文字山をそれぞれ結んだ直線が二本の横木に相当します。平安宮がその二本の横木の中央に飾られる額束(がくつか:神社名の額が掲げられる部分)です。縦の二本の柱は平安京の東西を走る二本の南北線と見ました。船岡山と甘南備山を結んだ直線を中軸にすることによって出来上がった平安京の南北線ですね。

このように山と山を結ぶ完璧な測量によって平安京が造営されたことが、五山送り火に込められているのではないでしょうか。
(続く)
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