あなたの都をパワースポットにする方法3

タカミムスビの法則の基本は山と山、高みと高みを結んで、そこにエネルギーを通したり分配したりすることです。
元々、山の稜線は植物の生育が良いことが知られていました。谷ではなく、尾根のような高みに何か生命に関係する力が宿ると古代人が考えたとしても不思議ではありません。おそらく彼らは経験的に、あるいは直感的に、高みにはパワーやエネルギーが蓄積されることを知っていたんですね。現代人の我々も何となく高みが宿す力を感じているはずです。たとえば山の上。見晴らしが良いこともあるのでしょうが、仮に見晴らしが悪くても、そこには何かすがすがしさがあります。吹き溜まりがない場所、よどみのない空気のような気が山にはあります。つまり山は、エネルギーが蓄積されるパワースポットだからであると考えることもできます。

それでは、平安京造営者がどのような「タカミムスビ」を使って都の位置と規模を決めたかを見て行きましょう。
北東の比叡山と北西の愛宕山を結びます。次に比叡山と大文字山、愛宕山と嵐山をそれぞれ結び、その二つの直線の交点と南の甘南備山を結んだ直線上に船岡山を造営します。これで船岡山と甘南備山を結んだ平安京の南北軸(中軸)が出来上がります。

ここで面白いのは、船岡山が限りなく人工の山に近いということです。その証拠に甘南備山と船岡山を結んだ平安京の中軸となる直線には、愛宕山と嵐山を結んだ直線と比叡山と大文字山を結んだ直線の交点があるだけでなく、比叡山と嵐山を結んだ直線と愛宕山と大文字山を結んだ直線の交点もあります。このような幾何学的図形がすべて自然の山を結んだ結果出来上がるというのは不自然です。比叡山、愛宕山、嵐山、大文字山、甘南備山、船岡山のうちどれか一つは意図的に造られた山であると考えたほうが理に適っています。標高112メートルとその中で一番低い船岡山は、古代測量土木技術者が人工的に造った山である可能性が極めて高いと私はみています。

平安京の中軸がこれで決まりました。ではどの程度の規模にするかは、嵐山と大文字山を結んだ直線を基線として使いました。
嵐山と大文字山を結んだ直線の距離は約13・2キロですが、その半分の約6・6キロを船岡山から平安京の中軸南限である羅城門までの距離に設定したわけです。

たまたま偶然そうなっただけではないかと訝る方もいると思いますが、そうではありません。嵐山と大文字山を結んだ直線は平城宮の中軸南限である朱雀門を通るからです。この二つの事実からわかることは、平安京造営者は間違いなく、嵐山と大文字山を結んだ直線を平安京の位置と規模を決めるための基線として利用しているということです。
(続)
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