新刊発売告知

新刊が8月中旬に発売される予定です。
タイトルは『正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド2』。
下をクリックしてください。

正統竹内文書の日本史

秋山さん、竹内さんとの鼎談シリーズ第二弾です。
面白いですよ~。
今回は竹内さんのお友達のお茶の先生と、秋山さんと親しい歌人の笹さんもゲストとして参加されます。

それから8月9日発売の「ムー」に「尖山ピラミッドラインと古代光通信の謎」という原稿が掲載されます。
「ムー」に私が書いているラインシリーズの第5弾となります。

お楽しみに。
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第二回イギリス巨石めぐりの旅24

イギリス本土最東北端の町ジョン・オ・グローツに寄った後、その日(22日)の宿泊地である港町サーソー(Thurso)に向かいました。

サーソーはまさに港町。

港

私たちは、写真中央のフェリーインという宿に泊まりました。その名が示す通り、フェリー乗り場へは車で1分くらいの場所の宿屋です。なにしろ翌朝は早いですから、フェリー乗り場に近いに越したことはありません。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅23

スコットランド本土の最東北端にあるジョン・オ・グローツです。

ジョン・オ・グローツ

断崖絶壁の上に広がる草原は羊たちの楽園。

羊

そして切り立った崖は海鳥の楽園です。

海鳥

空は限りなく広く・・・

空

さらに北には、翌日向かう予定のオークニー諸島が遠くに見えておりました。

島
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅22

この時期はgorse(ハリエニシダ)があちらこちらで満開となっておりました。
そのハリエニシダが咲く中を車を飛ばして、次の巨石群へと向かいます。

gorse

ヒル・オ・メニー・ステインズ(Hill O' Many Stanes)の巨石群です。

ヒル・オ・メイン

ステインズ(stanes)とは、スコットランド地方の石(stones)のこと。方言みたいなものですね。文字通り意味は、「たくさんの石のある丘」となります。

列石

ご覧のようにいたるところに石がごろごろ。石だらけの丘です。
ただし、ただ石がたくさんあるだけではありません。
下の写真を見てください。

列石

実は一直線上に並んでいるんですね。このように一直線に並んだ立石としては、フランス・ブリターニュ地方のカルナックの列石が有名ですが、ここのはミニチュアのカルナック列石のようです。ブリターニュ地方とスコットランドは遠く離れていますが、当時は同じ文明圏であった可能性が強いことがわかりますね。

ハリエニシダ

周りをハリエニシダに囲まれた、見晴らしのいい丘の上にありました。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅21

5月22日の宿泊地はオークニー諸島へのフェリーが出る港町サーソー。
その前に巨石群を二つ見て、ジョン・オ・グローツというスコットランドの北東端を訪ねる予定を組みました。
エルギンを出発した私たちは、ネス湖のあるインバネスを素通りして、第一の目的地であるリアラブル・ヒルにある巨石群を目指しました。

ところがナビの示した道は、見通しの全くきかない、狭い山道でしかも悪路。
車の幅しかない石だらけの道で、対向車が来ないか気を付けながら、慎重に運転します。
本当に目的地まで道があるのか不安になりながらの運転でしたが、ようやく鉄道の線路と川が見えてきたので、ナビが正しかったことが確認できました。

しかし地図上に示されたストーンサークルや列石がある巨石群が見当たりません。何度も同じ道を行ったり来たりしながら通りかかった人に道を尋ねても、だれも知らないと言います。このあたりを詳しく知っている人がいないかと探していると、川で釣りをしている二人の男性が視界に入りました。車を止めて、その二人に聞くと、そのうちの一人がその場所に行ったことがあると言って教えてくれました。

狭いつり橋を渡って、さらには線路を越えて、山の上にあると言います。

つり橋を見落とさないようにゆっくりと車を走らせると、ありました、そのつり橋が。
こちらです。

つり橋

このつり橋を渡って、さらに線路を越えて、写真奥に見える山(リアラブル・ヒル)の頂上を目指しました。
すると、あちこちにゴロゴロと巨石遺構が出現します。

列石

これは列石ですね。
このほかサークル状になった巨石群やケルン(石塚)が山の頂上付近に散在しておりました。
保存状態はいいとは言えませんが、かなり広範囲にわたり巨石群が眠っているようでした。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅20

エルギンに行く前に二つほど巨石群を回ろうと思ったのですが、予想以上に時間がかかるとわかり、この日はエルギンまで直行することにします。

エルギンには、ジョンストンズ(Johnstons of Elgin)の本社・工場があります。カシミア製品で有名なスコットランドの超老舗高級ブランドで、1797年創業です。

二年前にたまたま導かれるようにして(笑)、この地に立ち寄り、カシミアのマフラーなどを購入しました。そして今回はちゃんと旅のルートに盛り込んで、カシミア製品を購入することに。とにかくオークニー諸島は寒そうだったので、防寒服を準備する必要があると思ったわけです。

ところが、オークニー諸島の気温はこの後どんどん上昇し、最高気温も8度から20度以上へと跳ね上がります。実はせっかく購入したカシミアのセーターは、結局一度も着ることなく、日本に持って帰ってくることになりました。

この日の午後はショッピング・デー。のんびりと過ごしました。翌日(5月22日)はスコットランド本土最北の地へと旅立ちます。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅19

ゴルフ場の中の巨石群を後にして、次の目的地に向かう途中、遠くの山々を見ていると、なんと雪を被っていました。もうすぐ夏が来るという季節(5月21日)なのに、スコットランドでは雪がまだ身近に残っていたわけですね。

こちらがその雪山の風景。

雪山

スコットランドでは五月はまだ寒い日も多く、これから向かおうとしているオークニー諸島もテレビで天気予報をチェックすると、いつも大体最高気温でも8度ぐらいとのこと。この日泊まるエルギンでは、暖かいカシミアのセーターを購入する必要があるようでした。

エルギンに行く前に、訪問を予定している巨石群がまだ二つありました。先を急ぐことにいたしましょう。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅18

5月21日、エジンバラを出発して次に向かったのはゴルフ場でした。
スコットランドと言えば、セントアンドリュースのゴルフ場が有名ですが、そのゴルフ場から車で15分ほどの場所にあるランディン・リンクスというゴルフ場が目指す場所でした。

といってもゴルフをしに行ったのではありません。そのゴルフコースの中にお目当ての巨石があるからなんですね。

ナビではゴルフ場を探せなかったので、近くのガソリンスタンドで道を尋ねます。
すると、ちょうど居合わせたお客さんの中にゴルフをやる女性がいて、丁寧に場所を教えてくれました。
そのゴルフ場は女性専用だったんですね。私も女装すれば入れるらしいというので、オカマちゃんの振りをすることにしました(笑)。

ゴルフ場の関係者やプレイヤーに一応断りを入れて、プレーの邪魔にならないよう気を付けながら、3番ホールぐらいのフェアウエイのど真ん中にある巨石群に向かいました。

その巨石群はクラブハウスからでも見えることができます。

リンクス

二人のプレイヤーの向こう側に見えているのが、その巨石群です。

リンクスと巨石

ちょうど一打目がこの巨石群の近くまで飛ぶようになっていて、巨石群はゴルファーからはいい目印になると同時に巨石の後ろ側につけたら次のショットが難しくなる位置にあるわけですね。

リンクスの巨石

素晴らしいフォルム、造形美ですね。古代の優秀な芸術家が造った巨石群にちがいありません。

遠くに丸いマウンドのような大きな山があり、この巨石群の位置と関係がありそうでした。

リンクスと巨石群とマウンド

写真の右奥に写っている山がそうです。
ここもデビルズ・アローズと同様、昔は4本の巨石が立っていたそうですが、18世紀末ごろ宝探し目的で破壊されたとのことです。

それでも、今ではゴルファーのいい目印(大事な障害物)として、こうして3本の立石が大切に保存されているわけです。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅17

この日のエジンバラツアーを駆け足でご紹介しましょう。
国立スコットランド博物館の後は、王立植物園へ。

エジンバラ

27ヘクタールの敷地に1万4500種の植物が植えられています。

再び街中に戻ってエジンバラ城の近くを散策します。
するとにぎやかに野外コンサートをやっておりました。

エジンバラ城

夏のような日差しでしたから、絶好の野外コンサート日和。夏がすぐそこまで来ている感じでした。

散策コースには八重桜もたくさん植えられており、ほぼ満開の状態でした。
そこで八重桜とエジンバラ城のツーショット撮影。

エジンバラ城と桜

ショッピングもあちらこちらで楽しんで、ホテルの部屋でのんびりとしていると、夕焼け空に。

エジンバラ

翌日向かう方角の雲間から、光の柱が何本も降りておりました。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅16

王立スコットランド博物館で見た、印象深い展示物をいくつかご紹介しましょう。

こちらは16世紀にスコットランド王家が使っていたと思われる銀食器。ただし本物ではなく、19世紀に造られたレプリカです。

銀食器

中央に16菊花紋が彫られていたので面白いなと思いました。

こちらは1900年前後に実際に使われていた自転車。

自転車

これには見覚えが少しありました。時代的にはドンピシャリです。

そしてタイプライター。

タイプライター

次は石板に刻まれた線刻文字。

線刻文字


青森のドコノ森で発見された大量の石板とほとんど同じです。ビックリしました。
写真の石板はSkara Braeというオークニー諸島の新石器時代の居住地で発見されました。紀元前3000年ごろのものとみられています。竹内文書によると、この線刻文字は桃の木文字と呼ばれる神代文字であるといいます。
これが古代文字だとしたら、日本・本州の北の果てとイギリスの北の果てでは同じ古代文字が使われていた可能性が出てきますね。実に面白いです。

最後にスコットランドでよくみられる杯状穴とカップ文様です。

カップ文様

これにも何かのシンボル的な意味が込められていますが、いまだ解明するに至っていません。
前にも述べましたが、これも岐阜県の民家で見つかった岩刻文字「オガム文字」に似ています。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅15

翌日(5月20日)も快晴。
エジンバラの一日観光を実施します。
再び昨日訪れたエジンバラ城へ。
下から自然の要塞となっている崖とお城を撮影。

エジンバラ城

すごい崖ですね。迫力があります。

城壁に沿って歩いていると、向こうから楽団がやってきました。

マーチ

民族衣装を着たバグパイプの楽団ですね。市内を練り歩いています。

この日訪れたのは、スコットランド国立博物館です。
なにしろイギリスは博物館と美術館は無料ですから、利用しない手はありません。
この国立博物館はスコットランドをテーマにしてスコットランド博物館と、世界中から集めたロイヤル博物館があります。中でつながっているんですけどね。

スコットランド博物館では、ケルトの文様のような、不思議な文様が刻まれた石が展示されてあって、面白かったです。それがこちら。

博物館

シンボル学的に読み取るとどうなるのでしょうか。6,7世紀に刻まれた石だとのことですが、だれも解読に成功していないようです。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅14

エジンバラ城からの風景です。

エジンバラ城

かつてここから、別の世界を見ていたことがあったのでしょうか。

エジンバラ城には博物館もあります。写真には撮れませんでしたが、天皇の三種の神器に匹敵するスコットランド王の三種の宝器である王冠、剣、王笏が飾られています。ほかに王の即位式のときに王が座る運命の石(スクーンの石)も展示されています。この運命の石は、アイルランドの「タラの丘」にあったともされるものです。古代ケルトの伝説で、「真の王者を選び出す」と言われる運命の石ですね。その石の話は、昨年の「アイルランドの巨石をめぐる旅」でもご紹介しました。

そうこうするうちに二時間が経ち、駐車場に戻って車を隣のスペースに移動させ、土曜の30分分と月曜朝の一時間半分の料金をメーターに入れます。これで駐車場の心配はなくなりました。

まだ日が高かったので、市内を散策。ちょうどエジンバラ城に西日が当たって城壁と城が浮かび上がります。

エジンバラ城

丘の上にありますから、必ずどこかは太陽の光を浴びているわけですね。
(続く)

第二回イギリス巨石めぐりの旅13

エジンバラ城で特に私たちの目を引いたのは、エジンバラ城内、またはエジンバラでもっとも古い建物とされているセント・マーガレット教会堂でした。12世紀に建設がはじめられた建物で王家の私用礼拝堂だったそうです。スコットランドやアイルランドのケルトの影響を受けた教会堂ではないかと考えられています。ここにはなぜか来た感じがするんですね。マーガレットという名前に聞き覚えが・・・。

それはともかく、中には綺麗なステンドグラスがありました。

聖マーガレット教会

聖マーガレット教会

聖マーガレット教会

そしてこの城で気づいたのは、6や12と関係がある王家なのではないかということです。

12

やたらと6方位や12方位を意識したシンボルが目につくんですね。

やはりここからは想像ですが、かつて世界の16方位に派遣された16人の王子と何らかの関係があるのではないかと思うんですね。この地に送られたのは、6か12に関係する王子だったのではないでしょうか。16人の王子たちは、世界各地でそれとわかる構造物、もしくは目標物を近くに置いたと思うんですね。それがエジプトのピラミッドや、利島、鵜渡根島、伊豆下田の下田富士、あるいは富山の尖山、そして昨日ご紹介したバス・ロックだったのではないかと想像するわけです。もちろん私がしているのは、この地に現在のエジンバラ城ができる前の時代、いわゆる先史時代にまたがる話であり、確たる証拠もまだありません。でもそう考えた時に、納得できるものもあるわけです。あくまでも直観レベルの話です。

やがて直観が確信に変わるとき、再びエジンバラ城とピラミッドの関係について語っていこうと思っています。
(続く)

第二回イギリスの巨石をめぐる旅12

先日ご紹介したエジンバラ城から見えたピラミッドですが、最高の目標物となります。
もうちょっと引いた写真も紹介しましょう。

ピラミッド

平坦な土地の向こう側に聳え立った山のように見えますが、実は対岸のさらに2キロ先の海上に浮かぶ高さ約100メートルのバス・ロックという岩の島です。エジンバラ城の東北東40キロ強の場所にあります。おそらくこの場所に拠点を構えた古代の人たちは、この島を目印、もしくは光通信の基地にしていたことは間違いありませんね。こんなにはっきりと見えるんですから。

それにしても見事なピラミッド型の島に見えます。まさに砂漠ならぬ海に浮かぶクフ王のピラミッド。

ここからは私の想像ですが、このピラミッド型の島がここにあるのは偶然ではないですね。やはり利島や鵜渡根島と同様に島を加工するなどして意図的にピラミッド型にしたように感じられます。

その理由は、次回お話しするとして、エジンバラ城の探索を続けましょう。

エジンバラ城

このような石畳の坂道を馬車で通ったような記憶が・・・。

そしてゲートをくぐります。

エジンバラ城

お城の本丸に到着。

エジンバラ城

その頃にはすっかり晴れ上がっておりました。
(続く)

第二回イギリスの巨石をめぐる旅11

駐車時間が終わるまで時間があったので、エジンバラ城を見学しました。

後でわかるのですが、このエジンバラ城の訪問は非常に大きな意味があったんですね。

入場料を払って、お城の中に入ると、市内を一望できる展望台がありました。

そこでまず一枚、北に向かって撮影します。これがその写真。

エジンバラ城

素晴らしく見晴らしがいいですね。
さらに何枚か市内を撮影します。

エジンバラ城

エジンバラ駅が見えていますね。

おっと、見逃すところでした。これらの写真には重要な証拠が写っていました。

それがこちら。

ピラミッド

間違いなくピラミッドです。
私たちが伊豆の下田富士から利島ピラミッドと鵜渡根島ピラミッドを発見したのと同じことが、実は起きていたんですね。このピラミッドの秘密については、いつか「ムー」でご紹介しましょう(笑)。
(続く)

第二回イギリスの巨石をめぐる旅10

駐車場の車を移動させるまでの二時間を有効に使って、エジンバラを散策します。
最初に向かったのは、エジンバラ城。

エジンバラ城

ホテルのすぐ向かいにあります。
ゆっくりと歩いて城門まで行くと、人だかりが・・・。

エジンバラ城

ちょうど衛兵の交替式があるところでした。

エジンバラ城

みんな民族衣装ともいえるスカートをはいていますね。
後日このスカートを手に持つ機会があったのですが、その重いこと。
ダイビングで言えば5キロの重りを付けているような感じでした(笑)。
(続く)

第二回イギリスの巨石をめぐる旅9

ハロゲイツに泊まった翌19日、一路スコットランドの首都エジンバラを目指しました。
一昨年のイギリス一周旅行ではグラスゴーには寄りましたが、エジンバラは素通り。
今度こそはとエジンバラを旅行にしっかりと組み入れて、しかも二泊する計画を立てました。
なにしろエジンバラこそ、スコットランドの旅の中心となるべき都ですからね。
私にとっても、32年前に初めて訪れたスコットランドの最初の地でした。

泊まったホテルは町の中心地にあるカレドニアン・ホテル。

edinburgh

問題は都心の駐車場ですが、近くの有料パーキングを見ると、一日17ポンド(2200円)かかると書かれています。二泊しますから34ポンドもかかる計算です。もっといい方法はないかと車をホテルの真ん前に止めて、とりあえず荷物だけホテルに預けながら、ベルボーイさんに妙案を聞きます。

するとありました。非常に安全な場所に公共駐車場があり、夕方の5時から朝の9時までは無料だから、それを使えばいいというのですね。イギリスを旅行された方ならご存知だと思いますが、イギリスでは路上に公共駐車スペースがあります。平日の午前9時から午後5時までは有料なのですが、それ以外の日曜日や夜間は無料駐車場となります。5月19日はちょうど土曜日で翌日は日曜日で無料。このシステムを使います。ただし平日は最長2時間までしか駐車できない場所でもありました。ホテルに着いたのは午後2時半でしたから、今からだと午後4時半までに駐車場を一回出なければいけないんですね。

そこでどうしたかというと、午後4時半に一度戻ってきて、車をちょっとだけ移動するんですね。たとえば隣のスペースとかに。その上で午後4時半から午後5時までの分と翌々日(21日の月曜日)の午前9時から午前10時までの料金を払ってしまえばいいというんですね。そうすれば41時間をわずか8ポンドほどで駐車できるわけです。

このことを教えてくれたベルボーイさんは、私がその駐車場の場所をわかりづらそうにしていると、「じゃあ、私がそこまで運転してあげる」と言います。助かりました。実は私は田舎道の運転は好きですが、都心の運転が苦手なんですね。ベルボーイさんは私たちを乗せて、駐車場まで運転してくれると、料金メーターのあるところまで連れて行ってくれました。

その駐車場は閑静な住宅地の中にあり、駐車スペースもたくさんありました。やはり地元で暮らす人はいろいろ役に立つ情報を持っていますね。ベルボーイさん、本当に助かりました。ありがとう。チップをはずんだのは言うまでもありませんね(笑)。

第二回イギリスの巨石をめぐる旅8

デビルズ・アローズを見た後は、ヨーク市の西にあるハロゲイトという町へ向かい、その町のホテルにチェックインします。ハロゲイトはなかなか味わいのある静かなたたずまいの町でした。

harrogates

そして向かったのが、アイクリーという町とガイズリーという町にある巨石なのですが、アイクリーの巨石は山の上のほうにあり、車で行けるところからさらに歩いて数時間かかることが判明、行くのを断念します。次にガイズリ―を訪ねたのですが、巨石のことを知る人が街中にいません。そこで唯一の手がかりであるチェヴィンという場所に行き、そこで巨石のことを聞くことにしました。

しかしチェヴィンといっても広大な丘陵地帯が続くだけで、どこに行けばいいのか皆目見当がつきません。その時目に留まったのが、一軒のパブでした。車をパブの駐車場に止めて、パブの店員に巨石のことを知らないかたずねます。店員はまったく知らないと言います。その時、奥の方で友人らと話していた初老の男性が会話に入ってきました。なんとその巨石なら知っているというんですね。その男性は子供のころよくその巨石のそばで遊んだと言います。そしてはるばる日本から地元の人にもほとんど知られていない巨石を見に来た私たちのために、詳細な地図を書いてくれます。

それは牧草地の中にありました。土地の所有者が牧草地に入られるのを嫌がるという話をその男性から聞いていたので、公道からの望遠での撮影になりました。

巨石

石垣の向こう側にポツンと立っているのがThe Bull Stoneと呼ばれる立石です。この立石のことを知っているのは、地元のごくわずかな人だけですから、パブでその人に出会えたのは非常にラッキーでした。

その男性からは近くの見晴らし台にも行くといいよと教えられていましたので、その場所にも向かいます。

見晴らし

下界が一望できます。
巨石の見晴らし台はChevin Forest Parkと地図に書かれているところにありますから、近くにお越しの際には一度訪ねられてはいかがでしょうか。The Bull Stoneはこの公園とは道を隔てた反対側の牧草地の中にあります。近くに廃墟となったパブがあるのが目印です。
(続く)

第二回イギリスの巨石をめぐる旅7(デビルズ・アローズ後半)

デビルズ・アローズの三つの巨石には、次のような縦の溝が何本もできています。

devil's arrows

これは意図的に削った溝のようにも見えますが、どちらかと言うと雨によって浸食した溝であるように感じられました。先端が細くなっており、まるで削ったような溝があることから「悪魔の矢」などと呼ばれるようになったのでしょうね。

そして問題は、この三本の矢(立石)の配置です。北北西から南南東にほぼ一直線上に三つが並んでいるんですね。写真で撮るとこうなります。

devil's arrows

手前の石が一番北にある立石(高さ5・49メートル)。
畑の中にポツンと立っているのが二番目の石(高さ6・7メートル)。
そして左手奥の林の中に三番目の立石があります。この三番目の石が一番の大きくて、高さ6・9メートルあります。有名なストーンヘンジのどの石よりも高いそうです(上の写真)。

この三つの石は厳密に言うと直線ではなく、微妙にずれているのですが、北の二つを結ぶとカナ・ヘンジとハットン・ムア・ヘンジを、真ん中と南にある立石を結ぶとナンウィック・ヘンジとソーンボローの三つのヘンジ群をラインが通っていくんですね。前者が8キロの直線、後者が17キロの直線となります。

いずれも紀元前2000年ごろの古代のものと考えられており、古代人が意図的に巨石と6つのヘンジを配置した可能性がきわめて高いですね。

この三つの悪魔の矢ですが、実は1530年代には少なくとももう一つの立石があったことがわかっています。しかし、その30年後には一つが宝探し目的で破壊されたとも書かれています。

その四つ目の立石がどこにあったかがわかれば、さらにこのラインの目的がはっきりするのですが、私は月や太陽などの天体観測並びに光通信に使われたのではないかと思っています。
(続く)

BBCが放映した富士山のレンズ雲

BBCが放映した富士山そばのレンズ雲の映像がありましたのでご紹介しておきます。

BBC

英国でもごくまれに観測されるそうです。

BBC

地中海古代巨石文明を訪ねて

昨日(6月30日)、スペインのマヨルカ島から無事戻ってきました。
富士山のレンズ雲(6月20日)は日本ではそれほど話題になっていなかったようで、これも面白い現象です。
ただし我が家の庭を見て、その前日(6月19日)の台風のすさまじさが伝わってきました(笑)。

さて、今回は昨年に続き、地中海巨石文明の取材でした。
前回のマヨルカ島ではバスと電車とタクシーと徒歩での取材でしたが、今回はレンタカーと徒歩。
前回も結構、マヨルカの古代巨石遺構を取材したと思ったのですが、車で回れば、その何倍もの遺跡を取材することができました。改めてレンタカーは現地取材には欠かせないことを実感します。そして今回、強力な助っ人となったのが、5月のロンドンで購入した「トムトム」のナビ。ヨーロッパ主要国全域をカバーしてくれますので、これからの取材でも威力を発揮してくれそうです。

ナビのおかげもあって、今回尋ねたマヨルカの古代巨石遺構は10は軽く超えると思います。カバー範囲もマヨルカ島全域におよびました。おそらくマヨルカ島出身の地元の人でもこれだけ同島の古代巨石遺跡を訪ねた人はほとんどいないでしょう。実際、古代巨石神殿・住居跡を管理していた人でも、ほんの数キロ離れた別の巨石遺構のことを知らないぐらいでしたから。とういことは、まだまだ地元の人でも知らないような巨石遺構がごろごろ転がっているのではないかと感じられました。

この古代地中海巨石文明の話も、そのうちこのブログでアップしていこうと思っています。
その前に、「イギリス巨石めぐりの旅2」を再開するつもりですので、お楽しみに。

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白山菊理姫竹内文書

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