失われた過去を求めて57 「不思議な世界(409)」

意識が創る宇宙
一つだと思った軌跡は実は複数あり、一箇所にとどまっていると思った電子は実は同時にいたるところに存在していた。素粒子の不思議な世界の実験は次のように行われた。

板に小さな隙間を上下に二つ開け、電子を一個ずつその隙間に向けて打ち込む。電子は上下どちらかの隙間を通って反対側へ抜けていく(はずであった)。その電子がどちらの隙間を通ったかを調べるため、板の向こう側にスクリーンを置く。スクリーン上でその分布状況を調べると、どちらか一方の隙間を通ったというよりも、一つの電子が上の隙間を通った世界と下の隙間を通った世界が同時に存在し、干渉しあっているように分布していたのだ。

それだけでも不可解なのに、さらに不思議な実験結果が得られた。どちらの隙間を通ったかを調べる測定器を板に設置して観測を開始すると、どちらか一方の隙間を通ったように分布したのである。測定器で観測するだけで、今まで同時に存在していた複数の世界が一つに収束されたことになる。

私は最初にこの実験結果を聞いたとき、「信じられない」と思った。一つであると思った世界が、実は複数存在していたわけである。しかも、意図的に観測すると、複数存在していた世界から一つの世界が選択される。これはコペルニクスの地動説に匹敵する、意識変革が必要になる。

あくまでも推測だが、この現象が複数ある過去や未来と、この世界の関係の謎を紐解くヒントになるのではないかと思っている。意識をしなければ、過去はいたるところに複数存在する。ところが人間が、意識と目的を持って観測を始めると、一つの過去に収束するのである。この意識こそ、世界を決定する最大の要因となる。意識は今ここにあり、すべての世界を創り出す。意識は宇宙のすべてであった。

この推論に関連して、チャネラーの半田さんと冥王星の宇宙存在オコツトが『シリウス革命』の中で次のように述べている。

半田:現在、地球の物理学は行き詰まっています。それは物質を構成する究極の素材だと思われていた素粒子が、僕たちの感覚では描写できない高次元の存在だということが分かったからです。量子は粒子のように振る舞うこともあれば、一方で、波動のような側面を見せることもあります。さらには、空間的、時間的にかかわらず、距離というものも超越しているような存在であるとも言われています。そして、僕らはこのような量子が指し示す挙動の意味を全く理解することができません。量子の本質を理解することは果たして可能なのでしょうか。

オコツト:はい、それは可能です。あなたがたが素粒子の本質を理解することが、実は最終構成(注:人間が人間であることの最終的な段階へと達すること)の完成を意味するのです。

半田:素粒子の本質を理解することが、最終構成の完成・・・・・・どういうことですか。

オコツト:あなたがたの科学が発展してきた本当の理由について言っています。プレアデスは人間の意識進化を作り出すために統制を行ってきたのです。あなたがたは宇宙創造の秘密が物質に隠されていると信じ、意識をミクロの世界に向け始めました。しかし、認識の限界に当たりました。それが素粒子だったわけです。そこには次元のカベがあります。つまり、人間の内面というカベです。素粒子の世界は中性質(注:覚醒が生まれた後の意識)と調整質(注:覚醒が生まれていない状態の意識)をつなぐ役割を持った次元です。ですから、人間の内面から出なければ絶対に理解することはできない世界なのです。
(続く)
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失われた過去を求めて56 「不思議な世界(409)」

いくつかの次元の投影2
この物質世界がいくつかの次元の投影であるという考えは、理解するのが難しいかもしれない。その大きな理由は、私たちが時間は過去から現在、そして未来へと流れる一本の線のように考える癖がついているからだ。

チャネリングで得られた、宇宙存在や日本神界の話から推測すると、どうやら過去には何本もの線があり、それらが現在という一点で交差して、何本もの未来へと分かれていくという図式になるように思われる。現在こそ、一点に収束されているが、過去や未来は複数存在することになる。

このように考えていくと、過去も未来も、現在とともに刻々と変化している可能性すら出てくる。この世界は成長する樹木のようなもので、太い幹が現在だとすると、複雑に張った何本もの根は複数の過去、空に伸びる何本もの枝や梢は複数の未来となる。当然、木は、時間の経過とともに成長するので、現在(幹)が変化(成長)すれば、過去(根)や未来(梢)も変化(成長)するわけだ。このモデルを使えば、現在、過去、未来は単独で存在するのではなく、お互いに連動していることがわかる。

私が最初にこの考えを思いついたのは、彗星探索家の木内鶴彦さんの幽体離脱体験を知ったときであった。木内さんは22歳のときに原因不明の病で昏睡状態に陥った。その際、幽体離脱を体験し、過去や未来の世界をのぞいてくるのだが、比較的近い未来の影像は二重に見えることはなかったが、遠い未来においては、よりはっきり見える未来とうっすらと見える未来の二つが同時に存在していたと証言しているのである。これは、未来が確率として存在することを示唆するものであった。

と、ここまで説明してきて、何か思い当たることがないだろうか。そう、実はこの説明は、素粒子の世界を描写するときと極めて似ているのである。

たとえば、量子力学ではこのように考える。ピッチャーが投げたボールは一つの軌跡を描いてキャッチャーのミットに届くと普通考えるが、量子力学ではボールは複数の軌跡を描いてキャッチャーに届くのである。このボールとは電子のことで、しかも、実験により確認された現象なのである。

また原子の中の電子は、どこか一箇所に存在するのではなく,様々な場所に、ある確率で同時に存在していることもわかっている。
(続く)

失われた過去を求めて55 「不思議な世界(409)」

いくつかの次元の投影1
Tさんのチャネリングでは、おおよそではあるが年代が出てくる。今から5000年前といえば、縄文中期。新潟県馬高遺跡から出土した火焔土器(秋山さんが気球のイメージを受けた土器)が作られたのもこの時代だ。その時代に空を飛ぶ乗物があったとしたら、驚異というほかない。

その気球のような浮き船も、「金星の精霊」によると、どうやら熱気球のような単純な乗物ではないらしい。宇宙船とも呼んでいることから、惑星間を航行できる乗物であったのかとも受け取れる。綺竜さんのチャネリングでも、人間ではない存在が出てきたり、空を飛ぶものがイメージとして出てきたりしており、何らかの関係があるのかもしれない。

これで一応、カードは出揃った。私の前世ビジョンから始まって、秋山さんのリーディング、綺竜さんとTさんのチャネリングまで、およそ現代の科学では認められていないが斬新な方法で、羽根ラインの謎に迫ってみた。

私の前世ビジョンと秋山さんの前世リーディングでは、私は中東方面から気球の技術を携えて日本にやってきた集団の一員で、彼らの測量技術を使って羽根ラインを構築したことになっていた。綺竜さんのチャネリングでは、過去は何度も書き替えられるので、一つだけの過去を決めることはできないという話であった。それでも、いくつもの過去のパターンの中では、チャネリングで羽根ラインを作った場合もあれば、人間でない存在が協議して羽根ラインを作った場合もあった。空を飛ぶものからビームか何かで線を引くイメージも見えたという。Tさんのチャネリングでは、縄文中期において、私は気球のような乗物を使って羽根ラインを測量した技術集団の一人であった。

これらをすべて勘案すると、ある時間軸において、私や秋山さんが見たようなビジョンは実際に起こった出来事にように思えてくる。すなわちエジプトかペルシャの辺りから、高度な技術力をもった人たちが日本列島にやってきて、気球のようなものを使って羽根ラインを作ったのである。しかし別の時間軸というか、別の次元では、人間ではない人たちが協議して、ある時はやはり天の浮き船のような乗物を使って、羽根ラインを作ったことになる。

そうすると、現在この物質世界で私たちが認識しているものはすべて、いくつかの時間軸、もしくは次元の投影に過ぎないのではないかと思えるのである。羽根ラインはそうした複数の次元の投影として現在に存在していることになる。
(続く)

失われた過去を求めて54 「不思議な世界(409)」

宇宙船
綺竜さんとのチャネリングセッションはこれで終わった。当初は、私が見た前世ビジョンや秋山さんによる前世ビジョンの内容を検証するという目的があったのだが、その目論見は見事に崩れ去ってしまった。しかしチャネリングの内容は数々のヒントに満ちており、非常に参考になった。

綺竜さんが言うように、過去には複数のパターンが存在するとしたら、私が見た前世のビジョンも、秋山さんが前世リーディングで見たビジョンも、人間でないものたちが協議して直線を引いたという綺竜さんのビジョンも、ある時間軸の世界では実際にあったのだろう。唯一絶対の過去は、この世界には存在しないのかもしれない。

それに関する考察は後でするとして、もう一人のチャネラーにも羽根ラインと私の前世について訊ねているので、それを紹介しよう。依頼したのは、御筆先(自動書記)で「金星の精霊」とチャネリングができるというチャネラーのTさん。筆談のように、紙に質問を書くと、手が自然に動き出し、答えが返ってくる。その際、句読点のない平仮名文で返事が来るという。以前一度チャネリングをしてもらったときは、羽根ラインの測量には気球が使われたとのことであった。

今回は羽根ラインの作成と私の前世は本当に関係があるのか、という質問をしてもらった。それに対して2007年6月29日、次のようなメッセージを受け取ったという。

質問:『「竹内文書」の謎を解く』の本で位山を中心に南北を走る羽根ラインの事を書いたジャーナリストの布施泰和さんは、2004年8月に宮で講演会をしていただき、その後チャネリングで古代の浮舟に乗って測量したということを教えていただきましたが、布施さんは過去生でその位山を中心とした羽根ラインを作った人たちと関係があるかどうか教えていただけますか。

答え:ふせわふるいじだいにくらいやまでこうとうのはたらきおしていたことがありそのときにくらいやまおちゅうしんとしたはねらいんおつくったものでありそのときはふせがなんにんかのなかまのものたちとそのはねらいんのそくりょうおおこないそれわこうとうのとうといはたらきでありそのときうちゅうせんおつかってそらからそくりょうおしてはねらいんおつくったのである

質問:宇宙船との事ですが、前にお聞きした時は気球のようなものという事でしたが?

答え:うちゅうせんというよりもききゅうにちかいものでありこうとうのじだいのとうといしくみでうごかすことができたものである

質問:その時代、布施さんたちが羽根ラインを測量したのは、今からおよそどのくらい前の時代になりますか。

答え:5000

質問:5000年ぐらい前の時代ですか

答え:○

質問:ここで使用してみえる「こうとう」という言葉の意味は。

答え:こうとうとわふるいじだいのとうといことといういみである
(続く)

失われた過去を求めて53 「不思議な世界(409)」

雑談:いくつかの過去のパターン
布施:トラップはたくさんありそうですね。でもそれらは自分で見つけて、考えろということでしょうか。

綺竜:たぶん向こうが持って行きたいのは、答えがわからなくても結局いいやという状態ではないでしょうか。そういう状態になったときにわかるのではないか、と思うんですよね。

布施:内容を話しませんでしたが、私は退行催眠や前世リーディングで、羽根ラインが作られた時代の前世らしきものを見たり聞いたりしているんです。

綺竜:私が見たときには、(羽根ラインが作られた過去は)一種類じゃないんですよね。友だちに透視してもらったときも、アカシックレコードを拾おうとしたのですが、全然一種類じゃなかったんです。

布施:いくつもあった?

綺竜:空に何か動いているときもあれば、光みたいのが見えるときもある。あるいは、いかにもこれは人間ではないという者たちが協議して、日本の上に線を引いている有様だったりしました。

布施:いろいろなビジョンを見ているんですね。

綺竜:そうです。それで友だちにブラインド方式で透視をやってもらったら、シンボリックな説明なのでしょうけど、方眼線のようなものが見えて、コレコレこういう形の空に浮かぶものが見えて、どうみても人間じゃない人たちがうようよしているとか言い出したんですよね。

布施:奇妙奇天烈の世界ですね。でも、方眼紙というのは、古代中国の地図でそういうのがあるんですよ。方眼紙のように四角いブロックを組み合わせたような地図が。

綺竜:そうですか。あと、空を飛ぶものが地上に向かってピーッと線を引いている有様だったりもしました。

布施:それも象徴的かもしれないですね。

綺竜:ええ。で、どれっていうふうに確定できないものですから、じゃあ何なのよと言ったら、やはりその、いろいろ何か協議していて、ここに(羽根ラインを)引くことにしようと相談している、もやもやと形のない人たちがいたんです。それで、ああいろいろな面倒くさいものが、みんなしてかかわっているわけね、ということに気づいて、そこで止めたんです。
(続く)

失われた過去を求めて52 「不思議な世界(409)」

気球と空

気球と空

雑談:白鳥のライン
綺竜:個人的に興味があるのは、(羽根ラインと)似たようなトラップがあちこちにあるというのなら、それらは何かということです。

布施:チャネリングで訊ねたことはありますか。

綺竜:いいえ。

そのときは思い浮かばなかったが、羽根ラインと似たような「トラップ」が存在することを私は知っていた。それは白鳥のライン、もしくは鳥ラインとも呼ぶべきもので、極めて羽根ラインと酷似した奇妙なラインである。違うのは、羽根ラインが南中線であるのに対して、鳥ラインは時計の反対回りに南中線より24度傾いていることだ。

この鳥ラインは私が見つけたわけではなく、古代史家で白鳥研究家の芦野和泉さんが全国の白鳥神社など鳥に関係する地名を調べているうちに見つけた。その詳細は芦野さんの『白鳥の古代史』(新人物往来社刊)に書かれている。

芦野さんは、白鳥に関連する地名や神社を地図上に印をつけていたところ、平行線が何本も引けることに気づいたのである。たとえば近畿・中部地方をみると、京都市福稲の白鳥神社と奈良県室生村の白鳥神社を結ぶラインは、富山県黒部市の白鳥神社と静岡県南伊豆の白鳥神社を結んだラインや、石川県津幡町の白鳥神社と愛知県津具村の白鳥神社を結んだライン、岐阜県内の三つの白鳥神社(白鳥町、七宗町、土岐市)と愛知県作手村の白鳥神社を結んだライン、さらには愛知県の二つの白鳥神社(岡崎市と東郷町)を結んだライン、長野県東部町の白鳥神社と静岡県南伊豆町の白鳥神社を結んだライン、これらすべてと並行となるのだという。これらのラインの南中線からの傾きが約24度であった。

これは奇しくも、私が第二の羽根ラインと名づけている石川県羽咋、岐阜県河合村の羽根、位山、長野県の根羽、静岡県の浅羽を結ぶラインと同じ傾きである。しかも、この約24度という傾きは、地球が太陽を周回する公転面に対する地球の地軸の傾きと一致する。つまり、このラインは地球の公転面に対する垂線に該当するのである。

こうなると、誰かが面白がって白鳥ラインを作ったとしか思えなくなってくる。日本中に張りめぐらされた羽根と鳥のライン――人類に気づきを与えるため仕掛けられた「トラップ」の一つなのであろうか。
(続く)

失われた過去を求めて51 「不思議な世界(409)」

雑談:羽根ラインと海の民
布施:それが今の面白い状況を作っているわけですね。

綺竜:ただ向こうがまどろっこしい言い方をしているのは、人間がそれに対してすごく受身的に世の中に流されたりしていて、どっちにしようという選択なり、生き方なりというのが、そのシステムにどれだけ影響を及ぼすかということをあまりにも無自覚のままやっている、本当はその辺に視界が開けるように差し向けたいという立場が今の日本神界にあるので、安易にこれはこうだよというよう教えてたくない。情報も言うけれど、視界が開けるようにやりたいのだと思います。

布施:人間が受身になってしまうので、手取り足取り教えたりはしないわけですか。

綺竜:だれとチャネリングするかによって違うのでしょうが、私はニューエイジ大好きというような存在とは付き合わないんですよね。そりが合わないので、そういう存在が来ても、それが好きな人のところへ行ってくださいと言ってしまいます。

布施:いろいろな存在がいますね。

綺竜:そう言えば、羽根ラインの件を天使に聞いたら、そういう確執、別にケンカしているわけではないのでしょうけど、そういうことに天使はタッチしていないから、それを聞かれても答えることはないけれども、海神(わだつみ)の民にでも聞けばいいのにと言っていました。海神の民といっても私には意味がよくわからなくて、南方から渡ってきた人のことなのか、海の神様のことなのか考え込んでしまったんですね。そこで気づいたのは、南中線は海の向こうに続いているじゃないですか。だから、その南の空を、海と太陽をじっと見ていたら、そのときの気持ちというのが、羽根ラインを作った人たちの気持ちだよというニュアンスを、後で宇宙存在から聞きました。

布施;航海術を持った海の民と関係があったかもしれませんね。航海術には天体の観測や方位の測量は欠かせませんでしたから。

綺竜:実は私も、羽根ラインを伸ばせば、海を渡って何か向こうにあるんではないかと考えたんですけど、技術論は聞くなと言われてしまったので、止めてしまったんですよね。

布施:私も羽根ラインを南にずっと伸ばしてみたことがありますが、地図上ではよくわからないですよね。オーストラリアのエアーズロックでもあれば面白いなと思ったんですが、ちょっと外れていました。
(続く)

失われた過去を求めて50 「不思議な世界(409)」

雑談:目に見えない世界の仕組み
布施:(羽根ラインを作るのに)わざわざ測量する必要もなかったというわけですね。

綺竜:そういう物理的な技術ではなくて、そうですね、直感のほうが手っ取り早いのです。

布施:それが羽根ラインになった。

綺竜:わざわざ地名を残すという面倒くさいトラップを置く、そういう見えない世界の仕組みというのもいろいろ知っているので、私だけがわかって布施さんに通じていない部分もあったかな、と思います。

布施:人類の意識を変えるために、いろいろな仕掛けを残しているというのですね。

綺竜:人間だけが、単独でこの世界を作っているわけではなく、いろいろ(な存在が)あるわけだけど、その中で誰が別に良い悪いということもなく、ただ単に意見の違いというのがあった。ニュートラルに成り行きを見て、求められれば意見を言うという立場もあれば、ニューエージ的に(人間に)吹き込んで、波動を上げて地球を救いましょうというのを、それが本当にいいものだと思ってやっている存在も一方でいたりするわけです。それと似たようなことがきっと当時もあり、それ(羽根ラインをつくること)をやろうとした時代もどこかにあったんだろうなと思います。

布施:その時代というのも、現代の時間軸では計れない時代である、と。

綺竜:ええ。私がチャネリングした時には、白か黒か、ゼロか百みたいな(仕掛けがあり)、その仕掛けに気づくというのが、話は大きくなりますけれども、この星だけがそういう状態にあるのではなくて、この宇宙元々のシステムの設定になっているので、それに触るということは結構タブーになっているんですよね。隠すようにヒントを置いていて、ヒントを置いているくせにさらに紛らわせるようなことをしている。ある意味、映画『マトリックス』にようになっているんです。

布施:二重、三重に仕掛けがある?

綺竜:そう、変えようとする側と、それをつぶそうとする側があって、それに気づきを与える場所がある。でも誰が本当に敵なのか、誰が本当に正しいかということもなく、みんなでやりあっている有様というのが、(この宇宙の)今の状態なのかな、と。
(続く)

お知らせと訂正)昨日の空白部分がわかりました。「プレアデス人の介入」でした。それから「聖人」は「星人」の誤りで、当該パラグラフそのものを差し替えておきましたので、昨日のブログをお読みください。つまり天照大神によると、羽根が作られたころの日本は、いろいろな宇宙からやって来た人たちの交差点みたいなところだったことになります。

失われた過去を求めて49 「不思議な世界(409)」

人間と日本神界
チャネリングにより羽根のラインを作った人たちというのは、どういう人たちだったのだろうか。海を越えてやって来た人たちと関係があるのか。

布施:その人たちというのは、元々日本にいた人たちですか。

綺竜:日本という国は、多少誤解がある言い表し方である。プレアデス人の介入もあったし、たくさんの星人が立ち寄る場合もあったし、もちろん人間も住んでいたし、全体がまぜこぜになって、介入し合っているようなものであった。で、それ(羽根ライン)を人間が作ったかという質問であるが、人間にそれができたのかというニュアンスに聞こえるけれども、当時は日本神界というのはまだすぐそばにあって、チャネラーは別に特殊な人間ではなく、当たり前に住んでいる普通の一般市民であった。チャネリングは、現在においてはチャネラーがやっているが、当時は一般的なものであった(と言っています)。

私の質問の趣旨は退行催眠で見たアラブ系の人々と関係があるのかどうかを確かめることだったが、天照大神には人間にそれができたのかというニュアンスで伝わってしまったようである。しかし面白いのは、天照大神が日本という国が持つイメージに対して、注文をつけていることだ。ある時代において日本は、国というより、人間や日本神界、宇宙人など多くの存在がまぜこぜになった場所であったという。宇宙から日本にやってきたという思想は竹内文書にもみられるので、興味深い。もちろん、ここまで来ると、ほとんどSFの世界であることも事実だ。

既に当初予定していた時間を超過していたので、チャネリングはここまでとして、その後綺竜さんとの雑談に入った。

布施:依然としてわからない部分、謎の部分はたくさん残っていますが、ヒントはたくさんありました。

綺竜: 私には何となくわかるような気がするんですよね。(羽根ラインを作るには)人間が一直線に並べばいいんだな、なるほどと思うし、空が懐かしいという感情もわかります。昔は一般市民と日本神界はとても近くて、頻繁に仲良くしていたんですけど、その後、ちょっとゴタゴタして離れ離れになってしまったという話を聞いています。それが身近だったらどんなだろうというのを、チャネリングで実体験しているので、もし私だったら、この地点に立てと言われたら、迷いもなくそこだというのがピタッとわかるんですよね。

布施:そうやってラインを定め、羽根と名づけた、と?

綺竜:そりゃ、手っ取り早いや、ポンという感じです。
(続く)

早くも紅葉!? 「ちいさな旅~お散歩・日帰り・ちょっと1泊(154157)」

夏の珍事

まずはこの写真を見てください。

8月の紅葉

見事な紅葉ですね。しかしこの写真、秋に撮影された紅葉ではないんですね。猛暑が続く今月19日、奧高尾の小仏城山の山頂で撮影された、まさに夏の紅葉なのです。

夏の紅葉

本来なら、上の写真の左のカエデのように、緑色のはずなのですが、この木だけは真っ赤に染まっていました。

なぜ夏なのに紅葉になってしまったかというと、実は水不足と関係があるんですね。水が十分に吸い上げられないため、カエデの木が葉を落とそうとして、季節はずれの紅葉となったようです。水がないことに危機感を募らせた植物の防衛本能の表れのようなものでしょうか。

同じ現象がこの夏、北海道札幌市でも見られたと共同通信のニュースが伝えています。

明日の東京地方の天気は雨が予想されていますので、植物も一息つけるといいですね。

失われた過去をも求めて48 「不思議な世界(409)」

天照大神登場
パラレルワールドというと、何となく私たちと同じ物質世界が並行して存在しているのではないかと思ってしまうが、そうではないらしい。中でも、「まったく仕組みの違う宇宙」という表現は面白い。理論物理学の世界でも、もしかしたらこの世界の物理法則がまったく通用しない別の宇宙が存在するかもしれないと、考えられるようになってきたからだ。宇宙の構造の全貌はわからないが、多くの異なる宇宙がこの瞬間に存在し、影響を与え合っていることはどうやら事実のようである。

さて、綺竜さんのチャネリングも既に一時間を超えていた。今回のチャネリングの当初の目的は、私の前世と関連して、羽根ラインがいつ、誰が、何のために作ったかを知ろうとするものであったが、国常立命はそのような「枝葉」にこだわるのは意味がないとして、直接答えるつもりはないとのことであった。それでも私は、何かヒントを得ようと、次のような質問をした。

布施:羽根ラインはどうやって作ったかについて、聞いてもらえますか。

綺竜:技術論については、天照大神のほうが詳しい(と言っています)。

布施:天照大神は技術担当なのですか?

綺竜:得意分野というか、どの辺にかかわったか、という意味ではないでしょうか。

布施:今呼び出すことはできませんか?

綺竜さんは天照大神とチャネリングするため、チューニングのような作業をしているようであった。だいぶ時間が経過した後、綺竜さんは語り始めた。

綺竜:正しい結論を出す前に(説明しておくが)、時代背景にもよるし、検証するとそんなはずはないというようなことだったりするので、多少はその辺の前後は出るけれども、とある一つを挙げるとするならば、天照大神からの念を受けた人間が、チャネラーのように直感でそこに立つ、それが直線ラインになる。それはだいぶ乱暴なやり方ではあるが、かなり精密に測ることができる。なぜならば、誤差がないからだ(と言っています)。

布施:直感でわかる?

綺竜:もう、ここだとわかる。迷いがないので、(測量を)やっているうちにチョコチョコと曲がってくることもない。チャネラーのようにパッパッパッとわかる。物理的にまっすぐつないでいったのではなく、テレパシー的にやるほうがよかった。それが、とある時間軸での一つの方法だが、それはとても誤差がないやり方であった。チャネリングは当時、当たり前のことであった。簡単にできるはずはないというのは、現代的な考えであって、当人にしてみれば、簡単なことであった(と言っています)。

天照大神によると羽根ラインは、複数の時間軸の世界で、いくつかのやり方で作られて、現在の世界に出現しているらしい。その一つのやり方がチャネリングというか、テレパシーであったという。最初に「前後が出る」と天照大神が断ったのは、異なる時間軸の話なので、私たちの知っている歴史とは時間的に合わなくなるということであろう。
(続く)

失われた過去を求めて47 「不思議な世界(409)」

パラレルワールドと宇宙の構造
安易に答えを求めず、まずは自分で答えを見つけ出せるよう努力せよということだろうか。

布施:ところで、羽根の象徴の話に戻りますが、羽根が穢れなき(汚れなき)ものであるとはどういうことでしょうか。

綺竜:象徴的というよりは、文字通り羽根を見たときのイメージをまず考えてもらいたい。羽根は軽く、重さはあるようでない。昨日までは鳥の羽についていたものが、別の日にはサラリと抜け落ちて、風に舞い塵になってしまう。しかも、鳥は羽根がないと飛べないのに、羽根を重要視してはいない。そんなあいまいなニュートラルな、過去も未来もなんでもいいや、というような楽なポジションであるということ。それはまさに人間が、まったくもって、欠けている部分、ない部分である。もって生まれてはいるのだが、忘れることにかけて人間は天下一品である。ただ、そのニュートラルの部分をまっとうしようとすると、世間はどういうだろうかとか、自分を証明したいと言う気持ちとか、そんなものがぐるぐると頭を渦巻いて、結局は、自由でない状態のほうが、かえって安心で安全なんだと、そこへ埋没していく。それが格好のニュートラルからの逃避の方法なのだそうです。

布施:羽根というのはニュートラルなのですね。

綺竜:ニュートラルとか中立とか、どっちに行ってもいいし、このままでもいいし・・・。

私はそれまで、羽根にはニュートラルという意味があるなどと考えたことがなかったので、新鮮な発想に感じられた。

布施:国常立命はパラレルワールド的な過去を否定したようですが?

綺竜:たぶん、その考え方が、そのことで凝り固まってしまう(から否定した)のか、あるいは宇宙の構造的にあなたの思っているのとはちょっと違うよという意味なのかは確認した方がいいかもしれませんが・・・。私が言ったのは、パラレルワールドという考えは、話を進めようとしている発想の役にあまり立たないという意味と、何となく伝わってくるニュアンスとして、宇宙の構造というのとはちょっと違うという、その二つのニュアンスで受け取ったんですけど。

布施:確認してもらえますか。

綺竜:パラレルワールドというのは、あたかもそのような物質世界がいくつもあるというニュアンスに対して、ちょっと違うという感じがある。全然まったく仕組みの違う宇宙というのもある。それが両方、相乗効果を生みながら、ない交ぜになっている(と言っています)。
(続く)

失われた過去を求めて46 「不思議な世界(409)」

難解な説明
布施:その別の時間軸の過去では、私が介入派で、綺竜さんは、介入することに反対の立場だった?

綺竜:もし人として生きているのであったら、行動するのは当たり前の話で、単に私は当時人間じゃなかったから、そのような人間のやることはほっとけよ、という立場だったようです。

当時人間ではなかった綺竜さんは、人間の自由にさせたらいいという立場だったようだ。では私はどういう立場だったのか。

布施:私は人間だったのですよね。

綺竜:そうではないとも言えない。この世には、微妙なラインを漂っている存在もいる(と言っています)。

やはり具体的な話になると、はっきりとは教えたがらないようである。そこで私は、異なる時間軸について聞いてみた。

布施:パラレルワールドのように、いろいろな過去がある。それらがいろいろ作用しながら現在になっているという理解でいいのでしょうか。

綺竜:いやいや、そういう感じではない。パラレルワールドというのは、便利な言葉だ。自由というもの、シンボリックに一言で言っているが、それにちっとも届かない。逆発想で行ってもらいたいものだ(と言っています)。

布施:逆発想とは?

綺竜:ひとつの人間の凝り固まった観念ではなくて、世界が自分のものであると同時に、ままならないものである。固有名詞をいえば、私にあなた、彼、彼女。それら全部は、一つところにあったのだという幻想を抱きつつも、そういう幻想は現実には、まるで用をなしておらず、挙句の果てに、人間なんてものは所詮死んだら、チリになるだけなのにと、そう言いながらも、何でチリになってしまうんだと、言ったりなんかもする。それがさも重要な事柄で、気がかりな事であるようにしているが、実際には、自由になりたくないための方便になってきた(と言っています)。

国常立命は、私を含む人間に対するアドバイスをしてくれているようだが、説明がわかりづらい。固定観念を捨てよ、と言っているのはわかる。本当はもっと自由な存在なのに、その固定観念の世界に固執していることを嘆いているようだ。パラレルワールドですべて説明しようとしないで、もっと自由な発想をしろということか。話題はそのまま、私の意識状態と羽根ラインの関係に及んだ。

綺竜:ただし、自分の過去生や、未来にどのようなことが起こっても、羽根のようにありたいと思うならば、羽根ライン(の意味)がすぐにわかるはずだ。その意識状態になったときに考えると、それがすぐにパッとわかるはずであるから、答えを教えるよりは、自分で解読できる状態にもっていく手伝いならしたいのだが(と言っています)。
(続く)

失われた過去を求めて45 「不思議な世界(409)」

宇宙人? そして別の時間軸
布施:物質世界ではない世界で、羽根ラインをめぐり論争があったのですね。

綺竜:ここで登場人物が変わってきました。

布施:登場人物が変わった?

綺竜:そんなころ布施氏が・・・。
と、綺竜さんは言いかけて、黙り込んでしまった。

綺竜:昨日何か、自分がハッと思うような出来事がありましたか。

布施:昨日? いや、特に・・・。

綺竜:あっ失礼、ちょっと訳し間違えました。昨日までの自分ではなく、今日の自分でもなく・・・。ちょっと抽象的に言ってしまったが、一口で言うと・・・。人間じゃないということなんですかね。宇宙人と言っているような・・・。

布施:宇宙人? 誰が宇宙人なのですか

綺竜:今、布施さんの話をしています。この宇宙人というのは、よその星から来たということではなく、宇宙人的な考え方をする人物であった(と言っています)。

布施:当時の私が、ですか。

綺竜:そうです。

布施:その当時というのは、いつごろのことですか。

綺竜:西暦何年とか?

布施:そうです。どの時代だったか。

綺竜:今ここにいる時間軸とは違う話をしているので、それを言っても埒が明かない(と言っています)。

やはりオコツトが言っているのと同じで、私たちは過去から未来へと一直線に続く時間軸の世界にいるわけではないようである。
(続く)

失われた過去を求めて44 「不思議な世界(409)」

自由と支配
綺竜:ちょっと今(国常立命が言っているのは)、私に対する説得のようです。
再び、綺竜さんは国常立命との打ち合わせに没頭しているようだった。やがて綺竜さんは説明を始めた。

綺竜:(過去は)何度も何度も塗り替えられていて、そのことに自覚がないという点において布施氏のほうが少しはまってしまっている。実際の事物、出来事、事象が人間を変えたのではない。誰か悪い存在がコントロールしているとかいうようなニュアンスのものは、人間が自分で自分のことを支配したくないと言いながら、自分で支配し続けたいと言っている(のと同じだ)。それをやっているくせに、それをやっている自覚すらない(と言っています)。

一つ一つの文章の関連性が必ずしも明確でないので、私なりの解釈を加えよう。
国常立命は過去が何度も塗り替えられていると言う。過去がそのように時代とともに変わっていくものなら、一つの過去に囚われるということは、固定観念に支配されること、すなわち自由とは対極にあるものなのかもしれない。羽根ラインが作られた一つの過去の事象にこだわっている点で、確かに私は「はまって」しまっているのだろう。

そこまでは何となくわかるが、実際の事物、出来事、事象が人間を変えたのではなく、人間が自分で自分を支配しているのだという主張はわかりづらい。人間がかってに、過去の事象を自分の都合のいいように(人間が人間を支配できるように)解釈したりでっち上げたりして、ありもしない出来事をあるものだと信じ込み、捻じ曲げられた歴史の中で思想をコントロールされているのだということを言いたいのだろうか。誰か悪い存在がコントロールしているという件は、巷にあふれている陰謀論を彷彿とさせるが、そのような陰謀論に囚われること自体が「敵の思う壺なのだ」と言っているようにも聞こえる。

綺竜:そういう有様をこのチャネラーがわかってしまう部分があるので、葛藤が今起きている。正しくは、当時もそういう立場だったということである。当時このチャネラーは、今は人間であるけれども、もっと違うものであった(と言っています)。違うといっても、同じ自分なんでしょうけど・・・。

どうやら綺竜さんは、羽根ラインが作られた当時は人間ではなかったようだ。

綺竜:つまり、それ(当時の綺竜さん)は事象を操れる力を持つ(存在であった)と言ったほうがいい。それゆえにコントロールや介入という事柄において、自分がかかわったら物質世界がどうなるかということを、ものすごくいろいろ考えたり、検討をしたりする立場にあった。一方そのような状況の中にあって、別の一派というか、かなり多くの存在たちが、自由でない世界を作ったらどうなるか観察してみようということで盛り上がっていた。ただ、それは悪いことだというのではなく、意見が違っていたということである。そういう存在たちの立場上の違いとか、互いのバランス関係というのは、よくある当たり前の話であった(と言っています)。
(続く)

失われた過去を求めて43 「不思議な世界(409)」

羽根のシンボリックな意味
シンボルとしての羽根の意味について、国常立命の説明が始まった。
綺竜:羽根という言葉にはいくつかひねった意味があって、一つには、左右のものを一つにまとめるというシンボリックな、両翼という意味。もう一つは汚れなきものという意味。そのほかにもいろいろあるが、もしそれが布施氏的にはフィットしない場合は、まだ先を急がない方がいいかもしれない(と言っています)。

羽根は分断というよりも統合のシンボルであるという。羽根という地名には、私の想像以上にいろいろな意味が隠されているらしい。

この後、綺竜さんと国常立命はなにやら打ち合わせに入ってしまい、しばらく沈黙が続いた。やがて、綺竜さんが口を開いた。

綺竜:これは証明できない話なので、参考程度にとどめてほしいのですけど、(羽根ラインを)作ろうとした布施さんに対して、(私が)反対したので、どうしてもこの質問というのに、私が引っかかってくるらしいんです。作りたいとする布施さん。これを明らかにしたいというのに対して、そもそも反対だったという当時の私がちょっと葛藤をしている。

布施:反対した? 同じ時代に綺竜さんもいたのですか。

綺竜:生きていたわけではないようですが・・・。

布施:生きていたわけではない? ではなぜ作ってはいけなかったのですか。反対した理由は何ですか。

綺竜:ある一面的な見方で、幸せだったり不幸だったりすることを私はまったく意識しない性質で、そのような仕掛けをわざわざ作らなくても、まあ、いろいろ大変なことはあるだろうが、自由なんだからいいじゃないか、ほっとけよと、すごく中立な、介入しない、観察者的な立場だったようです。

どうも綺竜さんの「前世」とも絡んでくるようで、話が込み入ってきた。綺竜さんによると、羽根ラインを作る際に、自由放任派と介入派の間で葛藤というか、軋轢があったようである。綺竜さんにとって羽根ラインを作ることは、余計なお世話だと映ったらしい。

具体的に何がお節介だったのか。私は綺竜さんの次の言葉を待った。
(続く)

失われた過去を求めて42 「不思議な世界(409)」

世界はすべてシンボルであった
羽根ラインはシンボルであり、意識を変革させるためにわざとらしく置かれた装置であった――綺竜さんによると、羽根ラインはそのような意味になるらしい。

布施:羽根ラインはだまし絵に過ぎないのですか。

綺竜:そうしただまし絵っぽいのがあちこちにあるようです。

だまし絵で思い浮かぶことがあった。それは、日本列島の形態が世界の大陸の地理地形と対応しているという「世界の雛型理論」である。元々この理論は、大本教の出口王仁三郎が1918年の『いろは神歌』で唱えたものであった。その部分を紹介しよう。

「日出る国の日の本は、全く世界の雛型ぞ。神倭磐余の君(かむやまといわれのきみ=神武天皇)が大和なる、火々真(ほほま)の岡に登り坐(まし)、蜻蛉(あきつ)の臀嘗(となめ)せる国と、詔(のら)せ給ふも理(ことわり)や。我九州は阿弗利加(アフリカ)に、北海道は北米に。台湾嶋は南米に、四国の嶋は豪州に、我本州は広くして、欧亜大陸其儘(そのまま)の、地形を止むるも千早振(ちはやふる)、神代の古き昔より、深き神誓(ちか)いの在(いま)すなり」

出口は、北海道は北アメリカ大陸、当時日本の植民地だった台湾は南アメリカ大陸、本州はアジア・ヨーロッパ、四国はオーストラリアというように、照応しあっているというのだ。つまり、日本列島はかくし絵そのものということになる。

最初にこの説を聞いたとき、何とウソっぽい話だと私は思った。だが、日本列島の中央を分断する形で羽根ラインという南中線が存在することも、確かにウソっぽい。常識で考えると、ありえない話である。

そう考えると、羽根ラインも、日本列島も、そして世界そのものが、実は「本物」ではなく、シンボル(夢)にしか思えなくなってくる。世界はすべて、シンボル(夢)であったのか! 現実は幻にすぎず、夢が実は現実であった。まさに胡蝶の夢のような世界が目の前に開けてきてしまうのである。
(続く)

失われた過去を求めて41 「不思議な世界(409)」

パラレルワールド
どうやら私たちの歴史は、簡単に説明できるような仕組みにはなっていないようである。いくつもの謎、あるいは法則が複雑に絡み合い、綾なしていて、なかなか解くことができないのだ。綺竜さんはさらに、この世界にはパラレルワールドともいうべき異なる時間軸が存在すると主張する。

綺竜:答えを見つけると、それが隠されるように次から次へと別のものが出てくる。ある時代は気球(筆者注:羽根ラインに気球が関係することは、綺竜さんにも伝わっていた)だったかもしれないし、つまり、あるパラレルの時間では気球があって、ある時代ではほかのものだったかもしれない。どれも全部、どこかのパラレルワールドだから、一つだけを指定できない。だから事実は指定できないので、その根底にある感情が意味を持ってきます。(羽根ラインを作った背景には)空を飛ぶとか、光とか太陽を目指してまっすぐ向こうに行こうといった感情を持った人間がいたのだと思います。

布施:面白いですね。

綺竜:今の時間軸では、既に自然発生的に地名ができたということは伝えたと思いますが、人間がたまたま、自然発生的にこの羽根ライン上に集まって、それぞれ自分の住む場所を羽根と名づけたような歴史になっています。でも、それは真実というわけでもなく、いまのところ今の時間軸ではそうなっているということです。

この綺竜さんの説明はなかなか理解できないと思うので、私なりの解釈を紹介しよう。綺竜さんの説では、現在の世界は複数の異なる過去(パラレルワールド)の集大成のようになっており、羽根ラインの地名の由来もいくつもあって特定はできないようだ。すると今の時間軸から見ると、自然発生的に羽根ラインができたとしか言えなくなってしまう。しかし、もし一つ一つの異なる過去を見ていけば、それぞれに羽根ラインができた理由が存在するわけである。

綺竜:でもなぜ、それ(羽根という地名)を直線にしたかというと、つまり、善悪二元論みたいな、それのシンボリックな表れになっているようです。

布施:シンボル? 二つにわける分断線みたいな、ということですか。

綺竜:(うなずいて)それで次に、ああ、きっかり分かれているなんて、これってだまし絵だな、ウソだなってことに気づきます。そして、ああ、そうだよな、帰りたいよな、あそこ(宇宙)から来たんだよなって、思い出す。その思い出すに至る過程において、あの面倒くさい羽根ラインの謎にはまると、知恵の輪のように頭をこじらせてしまう。これが先ほど(国常立命が)枝葉末節と言った意味で、重箱の隅なんではないかとふっと思ったときに、考え方がカチッと変わるような、面倒くさいナゾナゾをそこに置いてあるっていう言い方でした。
(続く)

失われた過去を求めて40 「不思議な世界(409)」

空を見上げる
今から思うと、綺竜さんとのチャネリングでは、私が退行催眠で見たビジョンについて事細かく聞いていけばよかったかなと思うが、当時の私の意図はまったくそういう情報に触れずに羽根のラインの謎について聞きだすことであった。ところが国常立命の方針は、アドバイスはするが、情報だけを教えるつもりはないという。この思惑の違いが、チャネリングを難しくさせてしまったようだ。

私が困った顔をしていると、綺竜さんが助け舟を出してくれた。
綺竜: 私が自分で羽根ラインのことを聞いたときに、別の言葉でもいいのになぜ羽根なのか、というのが気になりました。どう引こうと構わないのに、なぜ南中線なのかとか、作った人の気持ちとか感情とかを聞きました。

布施:そのときはどのような答えが返ってきたのですか。

綺竜:今でこそ、地球に生まれる前にどこかの星にいたに違いないとか、生まれたのはお母さんからだけど、そもそももっとほかから来たのではないかとか、そういう何かを超えたことを考える人はいると思いますが、そのようなタイプの人間というのは、当時もいたらしいんです。そういう人間の特徴として決まって、空に帰りたいという共通の感情が起こるんです。

布施:モアイ像を造った人たちも、きっとそうですね。

綺竜:いつも空を見上げて、星とか・・・、とにかく上のほうを見上げて、帰りたいっていうノスタルジックな感情をもっている。空を飛ぶとか、そういうニュアンスがあるんですけど・・・。

布施:羽根ラインもそうであった、と?

綺竜:だけど、そういう考え方というのは、歴史のシステム上ヤバイ存在なので、書き換えられてしまうんですね。そう簡単に思い出してしまっては困るということになっているので・・・。

簡単に思い出されてもらっては困る――。どういうことだろうか。私たちが前世を思い出せないようになっているのと同じシステムが働いているのか。

布施:どうしてですか。

綺竜:わざとわからないようになっているんです。
(続く)

失われた過去を求めて39 「不思議な世界(409)」

国常立命の配慮
質疑応答がかみ合わないのも、国常立命のような存在と私のような人間との間にある認識ギャップが一因になっているようだ。

綺竜さんによる国常立命の説明は続いた。
綺竜:今日は、布施氏には少々物足りない話になるかもしれないが、しかし根本的な部分で、人間というのは、コントロールされやすい。実際にもうコントロールされたり、支配されたりしているわけだけれども、そのコントロールや支配を助長するようなチャネリングというのは遠慮したいと思っている(と言っています)。

ここでももう一つの問題が提示された。仮に国常立命が歴史はこうである、羽根のラインはこうして作られたなどと一つの真実を告げると、人間はそれに囚われて、その言葉にコントロールされるのではないかと懸念しているようである。何でもかんでも答えを人間に与えてしまうことは、その人間を支配することと同じことなのだろう。

布施:つまり答えは教えられないということですね。他力本願にはなるな、と。

綺竜:前に私が聞いたときにもやはり、いつ、どのように(羽根ラインが作られたか)というのはまったく出てこなくて、それは全部置いておいて、どういう思想でという内面的なことなら話せる(と言っていました)。

布施;いつ、どこでというのは、意味がないということですね。では、何のために作ったのかという質問についても答えられないのでしょうか。

綺竜:今(国常立命が)指摘しているのは、羽根ラインにどうも自分がかかわったらしいんですよ。でも、その部分というのが、今の生活感あふれる人間の部分と結構切り離されているところがある。そこで相手(国常立命)としては、情報を伝えると同時に、切り離された魂というものを情報だけでなく、これを話すことで、かつ合体させるような方向へ持って行きたいようです。

魂の進化と結びつけようとしているのだろうか。
布施:ただ情報を伝えるだけではダメだ、と?

綺竜:かかわったらしいけど、でもあれは自分ではないよな、みたいな感じになっている。言ってみれば、細かくは思い出せなくても、確かにかかわったような気がする。何の証拠があるわけではないけど、そういう確信があるというような状態になれば、割と先に進んでいけるようです。

最初は綺竜さんと羽根ラインのかかわりについて話しているのかと思ったら、どうやら私と羽根とのかかわりについて、私の心の状態について話していることがわかった。

国常立命の言わんとしているところは、まったくまっさらな状態で答えだけを求めてはいけない、自分である程度答えを見つけ、一つの方向を見つけ確信をもてる状態になったならば、それを手助けはできるという意味ではないかと思われた。それも、人間を支配するつもりはないという配慮から来ているのだろう。
(続く)

失われた過去を求めて38 「不思議な世界(409)」

チャネリングの障害について
綺竜:突然ばらすのがいけないという意味ではなく、正しい史実をコントロールしようとする存在がいるということを、そしてそれを抹消しようとしている存在がいるということをこのチャネラー(綺竜さんのこと)ならわかっているはずだ(と言っています)。歴史操作する存在がいる。あったことを消したり、これが正しい歴史だよと(ウソをつく)存在があったり・・・。ただ、それが羽根のラインにかかわりがあるかということになると、早速ではあるが、まずは・・・。

と、綺竜さんはここまで言いかけて、考え込んでしまった。なにやら不都合があったらしい。

綺竜:事前チャネリングで(わかったのですが)、羽根ラインというのを、どうも私は見たことがあるらしいんですよ。

布施:見たことがある?

綺竜:現場にいたというよりは、たぶん人間としては生きていない状態なんだけど、その辺の現場というのを知っているらしくって、自分にかかわることって、チャネラーにとって(チャネリングをすることは)難しいんですね。

自分の前世などで関係した事柄をチャネリングする際、やはり私情が入り込むせいか、チャネリングに乱れが生じるのだという。

綺竜:羽根のラインを追究していくということはイコール、私自身の何かを掘り起こすことになるから、十分気楽でいてくれという忠告はもらっていたんです。そこでその、私にかかわりのある部分ですけど・・・。

ここで再び、綺竜さんは黙り込んでしまった。どうやら国常立命は、チャネラーの綺竜さんと私の間にある認識ギャップについて語りだしたようだ。

綺竜:たとえば布施さんが人間として認知している部分と、私が認知している段階が異なるわけですが、それが立場上の違いとなって、羽根ラインを解明していくに当たっての意見の相違みたいになっているので、やりとりが難しくなっているようです。
たとえば自由とは何かと言われて、チャネラーのほうはわかっているかもしれないが、布施氏のほうにどうも納得がいかないという感触があったとする。そこで(説明に)時間をかけるわけにはいかないのだけれども、チャネラーだけが納得している事柄について人間全体が納得するようになるまでに、まだ少々の時間がかかる。そのために技術的な部分だけを話しても、拉致が明かない面もあって、少々回りくどい言い方になってしまう(と言っています)。
(続く)

失われた過去を求めて37 「不思議な世界(409)」

公にできない古代史
綺竜:(過去の歴史の)内容を聞くということが、個人的に胸にとどめておくだけならいいのですが、(歴史の真実を)公にする段階になると、その発想に多くの人がついて行けるのか吟味しなければならない。目覚めなのか否定なのかわからないけれども、ショックを受けたり(するかもしれない)・・・。ここでの話だけにならない。公表するのだったら、それなりの覚悟なり理解が必要(だと言っています)。

布施:そんなにショッキングな話なのですか。

綺竜:私も言えないことたくさん聞いています。これ言ったらヤバイかなという話を聞かされています。

私もそのヤバイ話を是非聞いてみたいと思ったが、公にしないことを約束できそうになかったので、あえて聞かなかった。

布施:羽根ラインも、そういう話と関係してきてしまうということですか。

綺竜:それそのものは大したことではないが、ただそれを追及している状態こそが、トリックに引っかかっているのだ、と(言っています)。

布施:トリックとは?

綺竜:枝葉末節に足を取られること。

布施:本筋ではない、と。

綺竜:つまり木を見て森を見ずになってしまう。

布施:全体を見ろということでしょうが、でも、そこをきっかけにして、全体が見えてくると思うのですが・・・。

綺竜:ただ人間にとって、見ている木というのは、大事なものだと思ってしまう。枝葉ではないのだと思い込んでしまう落とし穴がそこにある(のだと言っています)。

どうやら羽根ラインを突破口にして、日本の古代史の謎に迫るという目論見はもろくも崩れ去ったようである。

布施:ではこういう聞き方をしましょう。ショックを与えるのが嫌だと言うのなら、差し障りのない範囲で羽根ラインを含む古代史について語ってもらえないでしょうか。
(続く)

(お詫びと訂正)昨日のブログで「神族」と書きましたが、「親族」の間違いでした。私のイメージで「しんぞく」を「神族」と誤訳したためです。お詫びして訂正いたします。国常立命は綺竜さんに「別に神族でもいいぞ、わっはっは」と笑い飛ばしていたそうですが、日本神界もイメージを気にするそうで、「親族」に直させて頂きました。

失われた過去を求めて36 「不思議な世界(409)」

国常立命が語る記紀について
綺竜:私が前に聞いたところによると、自由とは何かというのが羽根であり、人間が考えていかなければならないことなんだそうです。

綺竜さんの話によると、「羽根」「南中線」「一直線」のキーワードを夢判断のシンボル解釈のようにすると哲学的気づき至り、その気づきが、混乱したこの世界の解読につながるのだそうだ。

布施:それで私に自由になりたいかどうかを問うているのですか。私は歴史の呪縛から解放されたいという意味で、自由になりたいと思っていますが・・・。

綺竜:いわゆる記紀(古事記と日本書紀)と同じ通りだと思わなければ話せるけれど(と言っています)。

布施:私も記紀が事実だとは思っていません。

綺竜:記紀がなかったと考えられるなら、自由とは何かという事柄についての思想や理念、これらからの逆発想が可能になるだろう。記紀の中には人間を自由にするという考え方が入っていないからだ。これは国常だけの意見ではなく、日本神界のあらゆる親族たちからの、思い上がりへの忠告である。

チャネリングも翻訳作業であり、しかもごく短い時間で翻訳するため、日本語に少し乱れが出てしまうが、国常立命の言わんとしていることはだいたいわかる。日本の古代史の謎を探る場合、記紀によって歴史自体が歪められていると私も感じていたからだ。私はそれを「記紀の呪縛」と呼んでいる。一度記紀から完全に離れて日本史を見ないと、真実が見えてこない。

おそらく国常立命も、記紀に同様な呪縛を見ているのだろう。だから「人間を自由にするという考えが入っていない」と言っているのではないだろうか。日本神界はそれを「思い上がり」と言っているが、これは記紀の編纂者や記紀の信奉者に向けられているのではないかと解釈した。しかし実は、その「思い上がり」という言葉は、羽根ラインから古代史の真実を知ろうとする私に対して向けられた言葉でもあったことが、次のやりとりからわかってくるのである。
(続く)

失われた過去を求めて35 「不思議な世界(409)」

お茶会チャネリング
日本神界の神々と交信してくれると言うので、2007年3月27日、私も綺竜さんのチャネリングに立ち会って質問させてもらった。場所は綺竜さんのアジト。猫が管理(?)する、あの不思議なアパート(こちらを参照してください)だ。

猫

ここで綺竜さんのことを少し紹介しておこう。
綺竜さんは子供ころから絵が好きで、動物や自然と戯れ、鉱物や石に興味をもって育ったという。ホームページには「絵描きでもあり、心理カウンセラーでもあり、現在はチャネラーです」と書かれている。チャネラーとしては、宇宙存在や天使、日本神界の神々と交信するだけでなく、植物や動物、物などのエネルギーを読んだりもする。愛猫「銀河」との掛け合いは、最高に面白い(具体的には綺竜さんのホームページをご覧下さい)。

さて、アパートの一室でチャネリングが始まった。チャネリングといっても、何も部屋を暗くして、ロウソクと水晶玉が置かれたテーブルの前に座って厳かに始まるわけではない。綺竜さんの好きな紅茶を飲みながら、お茶会の雰囲気で行われるのである。

交信相手は国常立命であるという。「竹内文書」には、国常立命が天空浮船に乗ってハネ飛び登り行くところ羽根と名づけたとあるぐらいだから、羽根ラインと深くかかわっているのだろうと推察される。チャネリングのやり方は、私が質問し、それを綺竜さんが相手に伝え、その回答を綺竜さんが“翻訳”して私に説明するというやり方である。

私は羽根ラインが作られたいきさつについて聞いた。すると、のっけから厳しい指摘と答えが返ってきて、私はタジタジになってしまった。

綺竜:ただ単に、情報を知りたいとか、精神世界にかぶれての質問なら意味がない。これを追及していくことが意識のためになるというのならいいが・・・。

布施:今生で羽根のラインに出合ったのだから、そのいきさつを知ることにより、何らかの意識変革が起こるのは確かではないかと思っています。

綺竜:私が今、意識のためにという言い方をしたので、そのニュアンスを言い換えてほしいと言っています。己のため、人類のためというわけでなく、自由になりたいかどうか(を問うているよう)です。

布施:自由になりたいかどうか? 

綺竜:たぶん、その自由になりたいという思想や考え方が、それ(羽根ライン)を作った過程とか動機とかにかかわってくるので、まずその辺の気持ちを開かないといけない。いついつの時代にだれだれがああしてこうして、このような不思議な技術を使ってどうしたとか聞いても意味がない、と。羽根ラインというのが、自由というキーワードとかかわっている。

布施:自由になりたいという思想と関係しているというのですか。
チャネリングは哲学論争的な様相を呈してきた。
(続く)

失われた過去を求めて34 「不思議な世界(409)」

宇宙存在の解答について
さすがに宇宙存在だけあって、解答はかなり謎めいている。
「過去は、その後の選択により何度も書き替えられる」という考えは、私も同感である。実は人間の記憶も、何度も書き替えられていることがわかっているが、人類の歴史などについても同様なメカニズムが働くらしい。宇宙存在はそれを「選択」による結果だと言う。おそらく人類の総意としての意識変革などがあれば、過去は変わるのではないだろうか。だからこそ過去(真実)は一つではなくなり、複数存在するのである。

また、羽根ラインについて宇宙存在は「自然発生的」、つまり偶然であると言う。しかし、意味のある偶然だとも言うのだから、意図的、あるいは必然でもあるのだろう。この辺りの解答は言葉遊びをしているとしか思えない。過去は複数あるのだから、どちらの場合もあったということを言いたいのだろうか。

次の宇宙存在の解答は、示唆に満ちている。羽根ラインはどうやら、人類の歴史の「分断と統合」に関係があるようだ。分断し混乱した世界に引かれた一本のラインは、分断を象徴すると同時に統合のシンボルでもあるのだろうか。どうやら何かを思い出すためのヒントとして羽根ラインが置かれたらしい。自分でそれを作っておいて、それを忘れるのか、と手厳しい。

宇宙存在はさらに、私たちに「意識変容」を求めている。羽根ラインが築かれた過去を理詰めで特定するよりは、科学では解明できない力が働いていることに気づくことにより、意識を変えよと説いている。

いくつもある真実から一つを特定したところで意味がない。むしろ羽根ラインのシンボル的側面に焦点を当てて、それをヒントにしていくつもの真実を発見した方が有益であるとアドバイスしているようである。

この宇宙存在の解答は、オコツトの素粒子に関する考えと私の中で響き合っていた。
オコツトも、素粒子の本質を理解するためには今の科学では限界があり、次元の壁を超えるような意識進化を成し遂げなければならないという主旨の発言をしている。素粒子もまた、人間の意識変容を促すヒントなのである。

宇宙存在の解答はこれで終わっている。綺竜さんは「天使」にも羽根ラインについて訊ねたが、「それにはタッチしていないから」と断られたのだという。

では、日本神界の神々は、羽根ラインについて何と答えるのだろうか。
(続く)

失われた過去を求めて33 「不思議な世界(409)」

チャネリングによる羽根ラインの謎解き
既に起きた未来とこれから起きる過去――宇宙存在などとのチャネリングは、宇宙に対する新しい見方を教えてくれる。謎めいた答えが返ってきたり、はぐらかされたりすることもあるが、彼らは「魂の覚醒を促す」などの意図をもって私たちを導こうとする場合が多いようだ。直接的な答えを出さずに、示唆だけを与え、質問者に考えさせる方式をとる場合も多い。

チャネラーがチャネリングする相手(交信先)は、大きく分けて宇宙存在系、日本神界系、天使系、幽霊(死後の魂)系があるようだ。19世紀のヨーロッパのチャネリングでは、いわゆる死後の魂系が多かった。だが、時代に応じて交信先は変わり、1970年代以降は洋の東西を問わず、宇宙存在系へとシフトしていったようである。もっとも、宇宙存在系を含めたチャネリングそのものは、それこそ縄文時代や旧約聖書の時代からあったと思われる。

古(いにしえ)からあるチャネリングを、羽根ラインの謎を解明するために使わない手はない。私は二人のチャネラーにお願いして、羽根ラインの謎に迫ってもらった。もちろん、過去も未来も同時に存在するとか、前世は錯覚だなどとする宇宙存在もいるぐらいだから、一筋縄でいかないことは重々承知している。それでも宇宙存在や日本神界の神々の言葉に耳を傾ければ、「まだ起きていない過去」の秘密を解くヒントがあるかもしれないではないか。

最初にお願いしたチャネラーは、ブログ仲間の綺竜さんだった。このときも、私の退行催眠や秋山さんのリーディングの内容はいっさい綺竜さんに明かさずに(先入観を与えずに)、チャネリングしてもらった。綺竜さんはまず、宇宙存在に聞いてくれた。

宇宙存在は次のように答えたという。
「過去は、その後の選択により何度も書き換えられるものなので、『ただ一つの真実』だけを求めるのは、困難だと思う」

「羽根の地名の場合、あれは自然発生的に人々がその名を置いたのだが、消えてしまった土地も多くある。そして、今の羽根ラインが、自然発生的に、一直線に残っている。だからといって、たまたま意味なしに起こることではない」

「この宇宙は『分断』を基本に作られている。分断・混乱させているくせに、それを統合するヒントをちりばめる。しかし、それを置いたことを忘れる。また思い出すという作業」

「なぜ一直線なのか? と、それを考え抜くことにより、科学的解釈で行き詰まった末、意識変容を起こさせるために、羽根ラインはわざわざ置いてあるのだ」

「このようなものは、日本だけにあるのではない。なので、理詰めで解釈するよりは、『一直線とは、どういうシンボルなのか?』『羽根とは、どういう象徴なのか?』と感性で捉えるようにした方が、人間たちのためになると思うが・・・」
(続く)

失われた過去を求めて32 「不思議な世界(409)」

今起きている過去
半田:どういう意味ですか。もう少し具体的におっしゃっていただけませんか。

オコツト:先ほども申し上げたように、調整質とは簡単に言えばあなたがたの意識のことです。調整質の中には個体の意識をはじめ人間の集合意識の次元など様々な働きの次元が横行しています。意識はそれらのあらゆる次元においてカタチを持っており、個体の意識次元もまた例外ではありません。人間が前世のように錯覚しているのはそれらのカタチの共鳴によってひき起こされているものです。

半田:つまり、アカシック・レコード(集合意識)の次元において何らかの共振をしているとおっしゃるのですね。

オコツト:はい、そのようなものです。

半田:でも、この世に人間として生まれてくるとき幸福な環境で生まれたりするといった格差がありますよね。輪廻を信じる人たちはこのような格差が前世の因縁によって起こると考えているのですが、これらのハンディキャップの原因は、ではどうのように考えればいいのでしょうか。

オコツト:原因などありません。それは意識の問題ではなく、単にあなたがたが作り出している社会機構の問題です。付帯質が精神の方向性を見出せば、そのようなものは何の意味も持たなくなるでしょう。

このようにオコツトは、因果応報や生まれ変わりの世界を完全に否定する。オコツトの言う「意識のカタチ」とは、魂のパターンのようなものだと私は解釈した。その魂のパターンは、過去、現在、未来のすべての次元において存在できる。そのパターン同士が共鳴することで、意識の転移とも言うべき現象が起きる。それが輪廻転生の正体であると、オコツトは言っているようである。

おそらく肉体を持たず、時空を超越しているオコツトの世界から見ると、地球上で起こる過去、現在、未来、そして原因と結果すら、同時に発生しているように見えるのだろう。オコツトの世界では、過去、現在、未来が因果律ではなく、共鳴しているようにしか見えないのではないだろうか。

オコツトはアトランティスについても、半田さんに次のように語っている。
「あなたがたが使用している過去や未来という概念を用いて表現するとするならば、アトランティス文明とは過去に存在するものでもあり、また、未来に存在する文明でもあるということです。アトランティスについて理解するためには人間が『位置の変換』をする必要があります」

つまり、過去から未来へと一直線に続く時間という観念に囚われた世界を離れて、オコツト的世界から地球を眺めれば、過去に存在したと思っているアトランティス文明の繁栄とその滅亡は、まさに今起きていることがわかるのである。
(続く)

失われた過去を求めて31 「不思議な世界(409)」

多次元宇宙論的解釈
もう一つ、別の解釈もある。
過去は未来同様、複数存在するという考えだ。過去にはいくつもの異なるシナリオがあり、それらが現在に流れ込んでいるというのだ。

この考えは、チャネリングにより宇宙存在からもたらされることが多い。彼らは、空間が連続的に存在していると考えたり、時間が過去から未来へ連続的に存在すると考えたりする地球人に対し、それが謝った解釈であると告げる。過去も現在も未来も、今この瞬間に同時に存在するのである。

この考えを突き詰めていくと、前世や輪廻すら存在しなくなる。

チャネラーの半田広宣さんは『2013:シリウス革命』の中で、冥王星の意識体オコツトとの間で輪廻転生について次のようなやりとりをしている。

半田:チベット仏教をはじめとする多くの古代宗教が、人間の魂が生まれ変わって別の肉体に宿るという輪廻転生の思想を根本的な教義としていますが・・・。輪廻は本当に存在しているのですか。

オコツト:輪廻ですか・・・そのようなものは存在していません。

半田:しかし、輪廻が存在しないとなれば、多くの智者たちは誤った言説を後生大事に伝承してきたということになります。僕には輪廻の思想がまるっきりデタラメの捏造のようには思えないのですが。

オコツト:それは付帯質(筆者注:精神に付帯する力という意味で、人間が物質と呼ぶものに対応しているらしい。オコットは地球人の概念にない言葉でも、できるだけ既存の言葉を使って説明しようとするため、造語が多くなる)によって本質が歪められているのです。

(中略)

半田:しかし、輪廻の本質が歪められていると言われても、実際、退行催眠などによって、過去生の記憶らしきものにアクセスする人がいます。前世の自分の生まれた場所、名前、職業、そして周囲の人間関係などをはっきりと目撃し、そして実際にそれらの内容をリサーチすると、すべて事実として確認されたといったようなことです。これは輪廻のような概念なしには、なかなか説明できないのではないでしょうか。

オコツト:そうですね、そのようなことが人間の意識に起こることもあるでしょう。しかし、それはあなたがたが輪廻と呼ぶ概念が原因となって起こっているわけではありません。調整質(筆者注:簡単に言うと意識のこと。厳密に言うと、肉体をもっていない状態での意識のことと思われる)のカタチが共振を起こしているのです。

共振! 私が前世だと思っていたものは、実は共振(共鳴)現象だったというのか。半田さんとオコツトの問答は続く。
(続く)

失われた過去を求めて30 「不思議な世界(409)」

▼「翻訳の誤差
この潜在意識の中にある自動翻訳システムは、あらゆる局面で活躍しているようである。

チャネラーの北川恵子さんは、いろいろな星から宇宙人が集まった会合に意識体として参加したことがあるという。そのとき、そばにいた昆虫のような顔をした宇宙人と会話をしたのだが、地球人の感覚からすると「気持ち悪い顔」であった。それがどうにも我慢できなくなった北川さんは失礼とは思いつつ、「実は私から見ると、あなたの顔は不気味なのですが」と正直に胸の内を打ち明けた。すると、どうやったのかわからなかったが、これまで昆虫の顔をしていた宇宙人が、北川さん好みの美男子に姿を変えたのだという。その宇宙人の文化がもつ美に対する価値観が、地球人の美に対する価値観に翻訳され、北川さん流に美男子に姿を変えて現われたのではないだろうか。

妖精や宇宙人に出会うような経験は、一般の人ではまずないだろうが、実はこうした翻訳作業は日頃から私たちの日常生活の中で起きている。

同じ小説を読んでも、読み手によって思い描く情景や登場人物の顔が異なるのも、頭の中の翻訳機能が働くからである。雲の形も同様だ。たとえば、マンボウにソックリな雲が浮かんでいたとしよう。だが、マンボウを見たことがない人にはマンボウの影像は浮かばない。自分が知っているもっとも近いイメージに翻訳される。甘党の人なら、マンボウは「鯛焼き」として翻訳されるかもしれないわけである。

日本の神話とギリシャの神話にも、翻訳の違いではないかとみられる話がいくつも伝わっている。一番有名なのは、黄泉の国へ死んだ恋人(妻)を取り戻しに行くが、約束を守れずに失敗する物語だ。日本の神話ではイザナギがイザナミを追って、ギリシャ神話ではオルフェウスがエウリディケを追って、黄泉の国に行く。ところが、いざ連れて帰れるという段階になって、見てはいけないものを見てしまい、計画は破綻するのである。

あまりにも物語が似ているので、ギリシャ神話が日本にもたらされたのではないかとみる向きもあるが、私はこれもギリシャと日本の文化的な違いから来る「翻訳の誤差」ではないかと思っている。大元の話は一つなのである。

私と秋山さんが見たビジョンの内容が若干異なるのも、無意識による翻訳から来ている可能性は強い。そうでなければ、このように似た物語が別々の口から語られることはないはずだ。

いつの時代かはわからないが、古代において中東から日本へ気球でやって来た一団があり、彼らは日本列島を測量して羽根のラインをつくった。その中に前世の「私」がおり、最後は富士山のそばに定住して亡くなった。現在の私は、その人間の魂のパターンを持っている――。そのように考えて、まず間違いないであろう。
(続く)

失われた過去を求めて29 「不思議な世界(409)」

潜在意識による翻訳
秋山さんによる前世リーディングは以上であった。
リーディングが終わった後、私は初めて秋山さんに私が退行催眠で見たビジョンについて話をした。私はペルシャかアラビアと思ったが、秋山さんがエジプトだとしたことや、富士山の静岡県側に定住したと感じたが、秋山さんは富士山の北側に定住したのではないかとしたことなどを指摘した。

すると、秋山さんは「だいたい同じになるんですよね」と、少しぐらいの差異はまったく意に介していない風であった。確かに、少しの違いはあったが、私と秋山さんが見たビジョンは驚くほど一致していた。ここまで同じであると、私の魂の記憶に、中東から気球に乗って日本にやってきたシャロアヤという人物の歴史が刻まれているとしか思えなくなってくる。

しかし、なぜ完全に一致しなかったかについては、少し考察しておく必要があるだろう。

その大きな理由は、潜在意識による翻訳作業が頭の中で起きているからではないかと思っている。チャネリングにしても、前世リーディングにしても、退行催眠にしても、そのビジョンや情報を得る人のフィルターを通る。元の情報が同じでも、そのフィルターによって情報が取捨選択されたり、自分流に解釈されたりする現象が起きるのである。

思い当たることはいくつもある。たとえば、私が退行催眠で気球を使う人々がペルシャ人かアラブ人であると判断したのは、彼らの服装や雰囲気からだった。だが、同じ服装を見た人でも、それをエジプト人やインカ人と判断する可能性もある。それは、それぞれの人がそれまでの人生で得た経験や知識が入り込むからだ。人生のバックグラウンドが違うと、解釈も異なるのである。

この潜在意識の翻訳作業には、実際に見るビジョンにも影響を与えることがある。影像自体が自分にとって一番わかりやすいシンボルとして現われるのだ。

秋山さんはこの現象に関連して、次のようなエピソードを紹介している。

静岡県藤枝市に比丘山(びく石山のことか)という、磐座(神が降臨するとされる岩)がたくさんある山を秋山さんが歩いていたとき、野性のランを見つけた。珍しかったので近寄って覗き込むと、葉っぱの間から15センチぐらいの人形のようなものがヒュッと出てきて、キュルキュルキュルと高音でしゃべりだしたのだ。

野性のランの妖精であると直感した秋山さんは、以前から妖精にたずねたかったことを質問した。「何で、お前たちは人間の格好をしているんだい?」
すると妖精は答えた。
「おまえが人間だから」
そう言うと妖精は再び、ヒュッと葉の裏側に隠れてしまったのだという。

秋山さんは、妖精が言った意味を瞬時に理解した。つまり妖精は、本当は人間の形をしていないのである。ところが人間がその妖精のエネルギー(気?)のようなものを感じ取ると、自分がもっともわかりやすい形に、この場合は人間の姿に翻訳して影像として見るのである。この場合、影像はシンボルとして存在する。脳、もしくは潜在意識が勝手に、妖精を人間の姿に翻訳するのだ。
(続く)

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