しばらく休業します

ホログラフィック宇宙の取材で明日からブログをお休みします。
並行宇宙から帰ってくるまで、しばらくお待ちください。
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宇宙の最小単位は情報であるという仮説についての考察 「不思議な世界(409)」

ホログラフィック宇宙とブラックホールとアカシックレコード
ホログラフィック宇宙が考えられるようになったのは、実はブラックホールの研究からであった。

ブラックホールには、そこより内側に入ってしまうとすべてのものが脱出できなくなる領域の境界面である「事象の地平線」がある。最近の研究では、この事象の地平線(球面)の表面積とブラックホールの全情報量は比例するという説が有力になっている。

これは面白い説であった。物体に収められた情報量が体積ではなく、表面積に比例するというのだから。すると、事象の地平線の球面を微小なマス目に分割した場合、このマス目ひとつが情報の最小単位であるビットとみなすことができる。面に情報がたたみ込まれるのであれば、この三次元世界の全情報を二次元の面にたたみ込むことができるのではないか、と考えられるわけである。

これがホログラフィックな世界である。簡単に言えば、複雑な三次元世界の全情報を、鏡という二次元の表面に完全に投影することができる。そして鏡に投影された情報さえあれば、三次元世界を完璧に再生したり、再現したりすることができるのかもしれないわけだ。

もしかしたら、宇宙の最小単位はただの素粒子ではなく、情報である可能性も浮上してくる。

おそらくこの宇宙にあるとされるアカシックレコードも、同様なシステムで全宇宙のすべての情報がたたみ込まれているのだろう。私たちは宇宙の記録装置に収められているビットにすぎないのかもしれない。
(続く)

小さな玉のなかに巻き上げられた宇宙の全情報があるという仮説についての考察 「不思議な世界(409)」

次元の巻き上げとホログラフィック宇宙
ひも理論とその最新の形態であるM理論の登場により、私たちの世界より高次の世界が存在する可能性が高まってきた。これまでSFの世界だけの話と考えられてきた超空間の概念や、私たちの頭上に浮かぶ並行宇宙の存在がにわかに現実味を帯びてきたわけだ。

ではなぜ、そんなにも近くにありながら見ることができないのか。物理学者らは考えた。そうした高次元の世界は小さすぎて自然界では観測できないのではないか、と。たとえば第五の次元は、原子より小さな円の中に巻き上げられており、あまりにも小さくて実験でも観測できないというのだ。

ひも理論によれば、宇宙は当初10次元で、すべての力がひもで統合されていた。だが、10次元の空間は非常に不安定で、このうち6つの次元が小さな玉に巻き上げられ、残りの4つの次元がビッグバンで広がり始めたのだという。巻き上げられた次元は原子よりはるかに小さく、私たちは見ることができない。

このように別の次元が巻き上げられてひとつの小さな玉になるという最新の宇宙理論は、オーブを思い起こさせる。オーブの存在は科学的に証明されたとはいえないが、オーブという小さな光の玉には、異次元世界が巻き上げられているようにも思える。少なくとも、オーブには異次元の全情報がたたみこまれているのではないか。

そう考えていくと、もしかしたら三次元世界もどこかにたたみ込まれているかもしれなくなる。つまり、三次元のイメージを再現するのに必要な全情報が二次元の面にコード化されてたたみ込まれている可能性もある。私たちはホログラムの中に住んでいるかもしれないのだ。

このホログラム形態の宇宙のことを、ホログラフィック宇宙という。宇宙はホログラムなのか。私たちは実際にホログラムとして存在しているのだろうか。
(続く)

膜の上に浮かぶ宇宙についての考察 「不思議な世界(409)」

二次元の粒子群とM理論
一次元世界と二次元世界には生物が住むことができないだろうといわれている。確かに私が見る二次元世界の粒子群は生物のようには見えない。ただ、あれだけ動き回っているのだから、エネルギーをもっているのだろう。粒子同士の間隔が一定であることから、何らかの斥力や引力が働いているのかもしれない。ならば質量もあるのだろう。

観察を続けると、二次元世界の粒子群は何が楽しくて自分たちの世界を行ったり来たりしているのだろうと不思議に思う。なんの意図があって動くのか。おそらく別の次元に住む観察者から私たちの三次元世界を見ると、同じように何をちょこまかと三次元世界を動き回っているのだろうと思うのかもしれない。

面白いのは、この粒子群が一枚の膜に浮かんでいるように見えることだ。これはひも理論の進化形ともいえるM理論に通じるものがある。

M理論は、一見矛盾する相対性理論と量子論を統一できるのではないかと期待されている最新のひも理論。一次元のひもを1ブレーン(膜)、N次元をNブレーンとし、2ブレーンと5ブレーンが存在できる11次元の超空間において適用できる理論だという。これでは何のことかわからないが、M理論の特徴は簡単に言うと、私たちの宇宙全体を、もっと大きな宇宙に浮かんでいる膜と見ることができる点である。つまり、全宇宙が膜であるとする理論であるわけだ。

私が観察する二次元世界の粒子群も、すべてが同じ方向に瞬時に動くので、粒子が浮かぶ膜そのものが動いているように見える。おそらく11次元から10次元の宇宙を観察したり、5次元宇宙から私たちのいる三次元世界を見たりすると、膜の中で蠢く粒子群に見えるのではないだろうか。
(続く)

並行宇宙は一ミリ先の空間に浮かんでいるのではないかという物理学者の仮説についての考察 「不思議な世界(409)」

目と鼻の先にある別世界
一ミリメートル先にあるという並行宇宙には思い当たる節がある。
拙著『不思議な世界の歩き方』でも紹介したが、まぶたを閉じるとまぶたの裏側に無数の粒子が私には見える(ブログで紹介したところ、ほかにも見えるという人が何人かいた)。その感覚が、ちょうど1ミリメートル先に浮かぶ並行宇宙に思えるのだ。

その無数の粒子は、二次元世界に浮かぶ粒子である。私たちが住む三次元世界とは明らかに異なり、奥行きはまったくない。だから正確にいうと、球状の粒子でなく厚みのまったくない丸い粒だ。大きさは1ミリより小さく、私の視界で捉えられる範囲で一万個以上は浮かんでいるように思える。

一万個の粒子の一つ一つはどの粒子からも等間隔(およそ粒子一個分)で離れており、一糸乱れぬ動きで二次元世界(つまり平面上)を右や左、上や下、斜め右下や斜め左下などへ流れている。その動きは群れで動く小魚のようで、完全にシンクロしている。方向を変えるとき一瞬止まるが、すぐに動き出す。方向を変えるまでの時間は2~5秒ほどだ。スピードの強弱があり、速く動くときは赤く、それ以外は青く光っているように見える。

当初は眼球の中の細胞が粒子のように見えるのかとも考えたが、視界の端を見ると、その境界(視界)を越えて粒子はどこかへ行ってしまうので、どうやら眼球の中の世界ではないようである。とすると、まさに私の目で見る三次元世界から1ミリ離れた空間に浮かぶ二次元世界のように思えるのだ。

一万個以上の粒子が間断なく目の前を動き回っていては邪魔でしょうがないだろうと、見えない人には思えるだろうが、普段はまったく邪魔にならない。まぶたの裏側に意識を集中しない限り、その粒子群をはっきり見ることができないからだ。ところで、まぶたの裏側に見えるというのはそのぐらいの距離に見えるという比喩で、目を開けていても意識を自分から1ミリ先の空間に向けるだけで、その粒子群を簡単に見ることができる。この粒子群が浮かぶ二次元世界はまさに、目と鼻の先にある別次元の世界(あるいは並行宇宙)という表現が一番適しているように思うのである。
(続く)

ダークマターが並行宇宙の存在を証明する!? 「不思議な世界(409)」

ダークマターと並行宇宙
科学者にとって、まだ見ぬ“恋人”であるダークマター(暗黒物質)。実はそのダークマターは、並行宇宙の存在を証明する可能性すら秘めているのである。どういうことか。

そもそもダークマターは、この宇宙において電磁波で観測できる天体や星間物質以外に、その全質量の100倍もの未知の物質がないと説明できない状況にあることから考え出された、正体不明の物質である。質量はあるが、電磁波を出していないので観測できないと考えられているのだ。

ところが最新の理論のひとつに、もしかしたらその質量は並行宇宙からやってきているのではないか、という仮説がある。その説によると、私たちとは別の次元の宇宙が、私たちの宇宙のすぐ上(たとえば1ミリメートルの距離)に浮かんでいるのだという。

この二つの宇宙は別の次元にあるので、原子が行きかうことはできないし、お互いの姿も見えない。だが重力は、外に漏れ出てお互いに影響を与えてしまうのだという。つまり、その並行宇宙にあるどんな銀河も私たちには見えないが、重力は超空間の湾曲によって生じるので、並行宇宙の間を飛び越えられるのだそうだ。私たちの銀河のすぐ後ろに別の銀河が隠れ、私たちの銀河の質量にも影響を与えていると考えられるのだ。

ただし今のところ、これはあくまでも一部の物理学者の推論にすぎない。だが、この一ミリ離れた目と鼻の先に並行宇宙があり、私たちの宇宙に少なからぬ影響を与えているのだという考えは、多大なインスピレーションを私たちにもたらすのである。
(続く)

まだ見ぬ宇宙の恋人探し 「不思議な世界(409)」

隣の暗黒物質を探せ
物理学者は、人生でまだ恋人にめぐり合えていない人の気持ちをよくわかるにちがいない。前回紹介した超対称性理論によると、すべての素粒子にはまだ見ぬ宇宙の恋人(パートーナー)がいるが、物理学者がいま心血を注いでいるのはこの恋人を探しだすことにほかならないからだ。

そのまだ見つかっていない恋人の一人がダークマター(暗黒物質)である。光子、ヒッグス粒子などのパートナーではないかと考えられている。

ダークマターなどと言うと、私はすぐに映画『スターウォーズ』のダークフォースを想像してしまうが、実はこの物質、宇宙の23%を支配している正体不明の物質だという。銀河の渦の外側の回転速度が内側の回転速度と同じであることから(本来なら外側へ行くほど回転速度が遅くなるはずだという)、光で見えない物質が銀河の端まで満ちているはずだとしてダークマターの存在が考えられるようになった。そして、この目に見えない物質を通過する星の光の歪み方を測ることにより、その存在を観測することができるのである。

現在、この物質の候補は、光子のペアとされるフォティーノや、ヒッグス粒子のペアとされるヒックシーノなど未だ検出されていない素粒子(ニュートラリーノと呼ばれる粒子の一群)。それにニュートリノ、アキシオンといった素粒子も有力候補になっている。

この恋人探しの試みとして、日本では岐阜県の神岡宇宙素粒子研究施設で検出実験が行われていることは周知の事実である。ダークマターはとにかく宇宙に満ちていると推測されるわけだから、宇宙の冷たい真空の空間だけに存在するとはかぎらない。あなたのすぐそばにも存在している可能性は高い。今朝交差点ですれ違った人が、運命の恋人かもしれないわけだ。あとは運命的な出会いを祈るばかりということだろうか。
(続く)

物理学が東洋哲学に近づきつつあるのかどうかについての考察 「不思議な世界(409)」

魂の双子と陰陽の思想と素粒子のパートナー
近年の物理学は東洋の哲学に限りなく近づいてきているような気がする。たとえば、ひも理論を紐解いていくと、「魂の双子」ともいえるペアが出てくる。双子といっても、瓜二つの双子という意味でなく、古代中国の陰陽の思想に似た双子である。陰陽の思想によると、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物は陰と陽の二つに分類できるという。陰と陽は互いに対立する属性をもった二つの気であり、万物の生成消滅といった変化はこの二つの気によって起こるのだそうだ。

陰陽の思想ほど強烈ではないが、ひも理論の宇宙論ではすべての素粒子に超対称性をもったパートナーが存在すると考える。そのほうが宇宙は限りなくエレガントで美しくなるからだ。物理学者はそのペアをフェルミオンボソンと名づけた。

その分類の仕方はこうである。宇宙のすべての粒子は、さまざまな速さで回転(スピン)するコマにたとえられる。スピン1をもつ光子や、スピン2をもつグラビトン(重力子=存在が推定されているだけ)など整数のスピンをもつ素粒子をボソンとした。これに対し、物質の粒子である陽子、電子、中性子、クォークのように、半整数(1/2, 3/2, 5/2など)のスピンをもつ素粒子をフェルミオンとした。

この理論によれば、どのフェルミオンもどれかのボソンとペアになっている。それはスピンが0になるペアで、それぞれの粒子の前に「ス(s)」をつける。たとえば、電子のパートナーは「ス電子」と呼ぶ。このように、すべての粒子に対し、ス粒子というパートナーが存在することになるのだが、それらはまだ観測されていない。いまのところ、あくまでも理論上の話だ。ただしこの仮説が正しければ理論上、宇宙のすべての粒子をひとつに統合できるのである。
(続く)

広大な宇宙にあなたと双子の魂があるという可能性についての考察 「不思議な世界(409)」

双子の魂と量子テレポーテーション
この宇宙にはあなたと双子の魂が必ずいる――エンリケ・バリオスの『宇宙人アミ』では、この宇宙的な双子の愛が一つのテーマになっている。ところが、このようにロマンチックな話は、SF作家や劇作家の専売特許ではないようだ。多くの物理学者が何万光年と離れた「双子の愛」について、真剣に研究を進めている。

私たちの体の原子は、何光年も離れた原子と絡み合っているのだと物理学者は言う。たとえば、何らかの爆発が起きて、二個の電子が反対方向に高速に近い速度で飛んでいったとする。二個の電子はコマのように回っていて、片方の電子の回転が上向きなら、もう片方の電子の回転は下向きになる相関があると考える。

爆発から何年か経つと、二個の電子は何光年も離れている。そこで片方の電子の回転を調べると、何光年も離れたもう一つの電子の状態が即座にわかってしまう。つまり情報が光より速く伝わるのである。

この考えを確かめる実験が、量子テレポーテーションの実験であった。絡み合う関係にある量子が二つある。ここで片方の量子Aにテレポートされる物体Cと接触させる。AはCをスキャンして、Cの情報を取り込む。すると、その情報はAとペアをなすBに即座に伝わるのである(見かけ上はCが、Aのある場所からBのある場所にテレポートしたことになる)。この実験は2003年にスイスの科学者が光子(光の量子)レベルで成功、2004年にはアメリカの研究所のチームが原子レベルでも成功したのだという。

このように、二つの量子AとBは遠く離れていても「相手の気持ちがわかる恋人」であることがわかったのである。ミチオ・カクは言う。「宇宙のすべての物質はビッグバンという一度の爆発で生まれたのだから、ある意味でわれわれの体の原子は、宇宙の反対側にある電子と、なんらかの量子論的ネットワークのなかで結びついている。からみ合った粒子はどこか双子にも似ており、何光年も伸びうるへその緒(両者の波動関数)で今もつながっている。片方に起きた事象は自動的にもう片方に影響を与えるので、ひとつの粒子のことがわかると、ペアをなすもうひとつの粒子のことも即座にわかる。からみ合うペアは、互いに非常に遠く離れている場合ですら、あたかも一個の物体のように振舞う」のだ。

量子に双子があるならば、私たちの魂もまたそうである可能性がある。すると、広大な宇宙のどこかに、あなたがまだ見ぬ「魂の双子」が存在しているかもしれない。
(続く)

尖山の遺跡 「不思議な世界(409)」

今日は今後の予定をお知らせします。
まずは次の図を見てください。

尖山

何か宝物のありかを記した地図のようですね。

これは、富山県立山町横江の尖山の中腹にあるという遺跡について地元の人に書いてもらったものです。地元の人でもごく少数の人しか知らないような場所にあります。かなりデフォルメされており、位置関係はでたらめですが、登山道とは反対側、おそらく山の北側に遺跡はあるようです。

右上の図は、野球場の観覧席のようになったすり鉢状の遺跡。何と100人は座れるほどの大きさだそうです。古代の集会場跡でしょうか。

真ん中の上に書かれているのは、太鼓が置けるような台状に石が積まれた遺跡。その台の周りには窪みがあるそうです。そのほか、一〇メートル間隔で階段状の石組みもあるとのことです。

これまで、クマさんの出没やマムシ、降雪などで行けませんでしたが、今年はどうやら行けそうです。地元の石田さんと先日話したところ、三月~四月をめどに行ってみようということになりました。この探検取材は基本的にオープンですので、興味のある方で事前に日程を知りたい方は私書箱にメッセージを入れておいて下さい。日程が決まり次第、ご連絡します。すでに富山のきときとさんとヤンチャリカさん、それに国際縄文学協会の西垣内さんには、お知らせすることになっています。

ちなみに、この図をアイヌのアシリ・レラさんに見せたら、これは古代アイヌの祭祀場ではないかと話していました。いったいいつごろの遺跡なんでしょうね。

また既にお知らせしたように、内田秀男プロジェクトの一環でオーラメーターの測定会も実施されます(日時未定)。秋山眞人さんにも実験に参加してもらう予定です。こちらも基本的にオープンですので、日時が決まり次第、このブログ上でお知らせします。

宇宙の本質は波動であるという仮説についての考察 「不思議な世界(409)」

論点整理、波動、ヒモ理論、そしてM理論へ
少し論点を整理してみよう。

タイムトラベルが可能だとしたら、タイムパラドックスのジレンマに陥る。パラドックスを解消するためには、タイムトラベル自体が不可能であるか、あるいは並行宇宙を考えざるをえなくなる。

前者の場合は、時間は過去から未来へと流れる一本の川となる。過去は既に決定された事柄であり、未来に起こる出来事もすべて原理上決定できる。これはいわゆる決定論といわれているもので、アインシュタインもニュートンもこの決定論を支持していたという。

これに対して後者は、時間はもはや過去から未来へと流れる一本の川ではなく、過去と未来と現在が同時に進行しながら、別の宇宙(並行宇宙)がいくつも存在することになる。つまり、考えられるすべての世界が私たちと共存しているのである。

私自身の経験や、西丸震哉氏、秋山眞人氏の体験談などから、私は後者の立場をとっている。普段、私たちの部屋にあふれかえっている別世界(並行宇宙)は見えない。おそらくは干渉を打ち消す「周波数帯域」のようなものをお互いが持っているのであろう。ところが何かの拍子で、それぞれの世界がもつ波動のようなものが共鳴を起こしたり、同調したりすることにより、別世界の扉が開かれるのだ。

そう考えると、宇宙の本質は波動であるのではないかとも思われてくる。

ミチオ・カクは宇宙を音楽にたとえる。カクの支持するヒモ理論によると、超高性能の顕微鏡で電子の真ん中をのぞくことができれば、そこには点状粒子ではなく、振動するヒモがみえるはずだという。このヒモを弾くと、振動が変化し、電子がニュートリノになったり、もう一度弾くと今度はクォークになったり、弾き方次第でどんな素粒子にでもなれる。各粒子は超ヒモで奏でられる別々の「音」にすぎず、宇宙のあらゆる微小の粒子は、ヒモの様々な振動にすぎない。そしてヒモの「和音」が物理法則になるのだという。

実に面白い宇宙論である。しかし、このヒモ理論を凌駕するかもしれないといわれているのがM理論だ。その話はまたの機会に。
(続く)

睡蓮と並行宇宙の姿 「不思議な世界(409)」

これが並行宇宙のスクープ写真です!!

睡蓮

・・・って、ただの睡蓮ですね。
ただの睡蓮、されど睡蓮。

睡蓮

おそらくこの一枚一枚の花弁が宇宙なのです。まさに多世界構造。花の意識はそれぞれの花弁に満ちています。その一枚の花弁に意識を集中すると、それが今ある世界なのかもしれませんね。

こう考えると、隣の睡蓮は別の多宇宙の塊になります。

睡蓮

多宇宙の塊から別の多宇宙の塊へと睡蓮の意識を移すことができるのでしょうか。睡蓮の意識の集合体(睡蓮の精)があるのかもしれません。

すると、多宇宙の塊がある池はなんなんでしょうね。多宇宙の塊を結ぶエーテル? では、睡蓮の池のある公園は何? 宇宙はこのように際限なく広がっていくのでしょうか。それとも、再び極小へとつながるメビウスの輪? まったく謎だらけですね。

宇宙の本質である意識についての考察 「不思議な世界(409)」

同時に何ヶ所にも存在する電子と意識
「私」という意識と電子は似たもの同士かもしれない。同時に何ヶ所にも存在しているからだ。まさか「私」という意識は今ここにある一つではないか、と疑問に思う方もいるだろう。だがどうも、私たちの意識は同時に何ヶ所にも存在しているのではないかと思えてならない。

その根拠の一つは、私自身の経験による。経験的に現在の私の意識は、未来の私の意識と共鳴することがあることを知っているからだ。国際気能法研究所の秋山眞人氏は、自分が同時に三ヶ所に存在する体験をしたことがある、と話している。また、拙著『不思議な世界の歩き方』でも紹介したが、探険家の西丸震哉氏は「過去の自分」と対面し、しかもタイムトラベルにも成功しているという。

私たちの意識は、ある種の波動のように過去、現在、未来を含む無数の異次元の世界に同時に存在する。そして、電子と同じように「観察者」としての意識が、波動関数を収縮させ(すなわち数多くある、あるいは無限の可能性の中から一つの世界を選び出し)、存在が確定するのである。

これはそれほど突飛な考えでもない。理論物理学者のミチオ・カクは『パラレルワールド』の中で次のように述べている。

「電子が存在と非存在のあいだを漂う並列的な状態でいられるのなら、宇宙もそうなれるのではないか? なにしろ一時は宇宙も電子より小さかったのだから。宇宙に量子論の原理が当てはまる可能性を認めると、並行宇宙を考えざるをえなくなる」

電子と宇宙がそうならば、意識だって「並行意識」があるべきではないか。私たちの意識は、考えられるすべての世界の中に存在している可能性すらあるのだ。
(続く)

観測(意識)が存在を決めるという量子論的世界についての考察 「不思議な世界(409)」

量子論と並行宇宙
量子論では、実際にはありそうにない事象、現実離れしたとんでもない事象でも起きる確率は必ずある。言い方を変えると、量子力学の世界では、すべての現象は確率で起きる。宇宙はすべての可能性を実現させる場であるなら、たとえ0・001%以下の確率の現象でも実際に起きるわけだ。この宇宙における生命の誕生もそうである。コンマ以下の確率であろうと、この宇宙はいとも簡単に実現させてしまうのである。

こう考えると、私たちが普段、ありえないと思っているような奇跡の数々も、宇宙的にはありふれたものになる。たとえば、何億もの精子の中から一つの精子が一個の卵子と結合して、私たちが誕生する。もし何億もの精子のうち、「あなた」と競争していた隣の精子が卵子と結合していたら、あなたは存在せずに別の人間が生まれていた。確率からすると奇跡のような数字に思えるが、宇宙が無限の可能性を提供するなら、あなたが生まれたのは奇跡でも偶然でもない。あながたいる世界は「あなたが選ばれた世界」だからだ。

原子よりも小さなレベルの事象を扱う量子論の世界では、電子は同時に多くの場所に存在できる。その電子がどこに存在するかを知るには波動関数を使うが、波動関数は任意の場所に電子が存在する確率を示しているにすぎない。ところが、外部の観測者が測定を行うと、波動関数はなぜか収縮し、電子が明確な状態に落ち着くことがわかってきた。

この量子論の世界が、多世界宇宙の謎を解く鍵となるのではないか。観測を行う前、物体はありとあらゆる状態で同時に存在する。その物体の状態を確定するには観測する必要があり、観測により波動関数は解体され、物体にはっきりとした実体をもたせる。これはニールス・ボーアをはじめとするコペンハーゲン学派の仮定である。

この世界は、あなたが“観測”することによって生まれた世界であるかもしれないのだ。あなたが観測しなければ、宇宙はただ無限の可能性を提供するだけである。その中で、あなたの意識が任意の世界に集中することにより世界が明確に存在するようになる。だとすると、あなたの意識を別の宇宙に集中すれば、並行して存在する宇宙が明確に存在するようになるのだろうか。
(続く)

タイムパラドックスを解決するにはどうするかについての考察 「不思議な世界(409)」

タイムパラドックス2
タイムトラベルによって生じるパラドックスを解決するには、二つの考えがある。

一つはロシア人宇宙論者イーゴリ・ノヴィコフの説。過去に戻ってパラドックスを起こそうとしても、見えざる手(まだ発見されていない物理法則)が働き、邪魔をするのだという考えだ。たとえば、天井を歩こうとしても重力の法則があるので実行できないのと同様の絶対法則が、自由意志で過去を変えようとする人の行動に働くことになる。ただ、ノヴィコフ説には大きな弱点がある。

未知の法則の働きにより自由意志で過去を変えことができなくても、未来から持ち込まれた意志をもたない無生物が“悪さ”をするかもしれないからだ。たとえば、戦国時代にマシンガンを持ち込むだけで、その後の歴史は大きく変わるだろう。

過去に紛れ込んだ、ほんのわずかな異物があれば、歴史は激変するという説もある。それがカオス理論でよく引用される「バタフライ効果」だ。ブラジルでチョウチョウがはばたくだけで、それまでの力のバランスが崩れ、テキサスで竜巻が発生するという。つまり地球上の天候など、ある重要な性質が決まる前に少しでも性質(天候など)を決める要素がずれると、時間の経過とともにそのずれがドンドン広がってとんでもないことを引き起こすという考えだ。この説を採ると、非常に小さな無生物を過去に送り込むだけで予想できない変化が起きて、タイムパラドックスが生じてしまう。

ノヴィコフが主張するような、パラドックスを回避するような法則があるのならば、タイムトラベル自体が不可能であるという結論に達するのである。

そこでもう一つの解決策が浮上してくる。タイムトラベルで過去にさかのぼった時点で、川の流れが二つに分かれるように時間も滑らかに二手に分かれ、二つの宇宙が存在するようになるという考えだ。この仮説であれば、自分が生まれる前の過去にさかのぼって自分の親を殺しても、その宇宙では「自分」は確かに生まれないが、元々いた宇宙では親は何事もなかったかのように存在し続ける。過去に旅立てば旅立つだけ、別の宇宙が生まれるのだ。

これがパラレルワールド理論の真髄であり、多世界理論と呼ばれる有力な宇宙論である。この理論によると、可能性のあるすべての量子論的な世界が並行して存在するのだ。量子力学の多世界解釈と、宇宙論がここで合流する。宇宙はすべての可能性を実現することができる壮大な実験場なのであろうか。
(続く)

タイムパラドックスを解決するにはどうすればいいか

タイムパラドックス1
私の好きな映画にクリストファー・リーヴとジェーン・シーモアが主演した『ある日どこかで』というSFロマン作品がある。観たことのない方のために、あらすじを紹介する。

新進気鋭の劇作家リチャード(クリストファー・リーヴ)は1972年のある日、謎の老婦人から「私の所に戻っておいで」と言われ、古い懐中時計を渡される。その8年後、彼はたまたま宿泊したホテルの壁にかかっていた、古い肖像画の貴婦人に魅せられる。調べていくうちに、その肖像画があの老婦人の若き日の姿(ジェーン・シーモア)であることを知る。だが、そのときには老婦人は亡くなっていた。

8年前に、なぜ「戻っておいで」と彼女は言ったのか。リチャードはどうしてもその貴婦人に会いたくて、恩師の科学者に時間旅行のやり方を教わる。古い時代のコインを入手して、その時代のスーツを見にまとい、老婦人にもらった懐中時計を懐に入れて、その貴婦人がいた過去の時代にいる自分を強く念じた。すると自分の周りの景色が歪みはじめ、ほどなく目指す過去へとさかのぼることができたのだった。

リチャードはいくつかの困難を乗り越えて、貴婦人と愛し合うようになる。だが、ポケットに一枚だけ残っていた「現代のコイン」を見てしまったために、懐中時計を過去に置いたまま1980年に戻ってしまう。失意のリチャードは再び過去へと戻ろうとするが、何度やっても失敗。やがて食事ものどを通らなくなり、とうとう衰弱死する。

このストーリーには、タイムパラドックスが存在する。老婦人がリチャードに渡した懐中時計は、過去にタイムトラベルしたリチャードが渡したものであった。ではいったい誰が懐中時計を作ったのか。懐中時計の出どころがなくなってしまうのだ。

このようにタイムトラベルが可能になると、パラドックスが生じる。
自分が生まれる前まで時間をさかのぼって親を殺した場合、自分自身が存在しなくなってしまう親殺しのパラドックス、未来を知った人がその未来が実現しないように行動するへそ曲がりのパラドックスなども生じてしまう。

このパラドックスを回避するにはどうしたらよいか、物理学者たちは苦悩した。
その解決策は主に二つあるのだ、と理論物理学者ミチオ・カクは言う。
(続く)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

警鐘、そして継承への期待
真空管に替わる革命的発明となったトランジスタを世界に先駆け考案した後、霊能力者との運命的な出会いをきっかけに四次元世界の不思議な現象の研究に心血を注いだ内田。霊能力者の協力もあって、オーラメーター、イオンクラフトなど独創的な発明品や装置、それに多くの興味深い実験結果を世に出していった。

しかしその研究は、いつも順調にいくとは限らなかった。当初、科学と宗教の溝は深く、多くの摩擦を生んだ。修験者に九字を切られ、三日間ほど寝込むような深刻な事態に発展したこともあったという。その内田が、安易な超能力実験に対して次のような警鐘をならしている。

「四次元的、神秘的な事実現象の研究が盛んになることは大いに歓迎するところであるが、この分野の研究をする者は、少なくとも、神仏の信仰、先祖の供養をし、礼儀を正し、己の身体のオーラを前傾斜にしてから研究をやらせていただくという態度が大切であると思う。

“我”の心で、この分野の研究を進めると、四次元の神秘の世界ではなくて、魔の世界に迷い込み、健康を損ねる結果を招きやすい。これは私の体験から述べることである」

かつて神社のお札を興味本位で解体し、後にある霊能力者から、そのせいで片目を失明したと告げられた内田ならではの警鐘であろう。

内田は四次元科学の研究が発展することを期待しながら、1994年11月に74歳で永眠した。その際、オーラメーターを含む四次元世界の研究の継続を息子に遺言で託したという。幸いなことに二人の息子は理科系の研究者の道を歩み、ドイツ・シュツットガルトのマックスプランク研究所で水素エネルギーの研究などにより、ともに博士号を取得。現在は、二人とも東海大学で教授職にある。特に次男晴久は、父親の研究と発明品の改良を引き継ぐことに意欲を示している。
(敬称略)

これで内田秀男のシリーズは終わりです。別の四次元世界研究者のシリーズをいずれ始める予定ですが、それまでしばらくの間、ブログの更新は不定期になりますのでご了承ください。

オーラのイラスト(追加) 「不思議な世界(409)」

内田氏によるイラストを付けるのを忘れていました。

手から輻射されるオーラの例。

オーラ

クンバハカなどにより増大した手のオーラ。

オーラ

第三の目から輻射されるオーラ。

オーラ

巨木のオーラを手の平でキャッチする。

オーラ

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

手の平の神秘2
第三段階とはどのような状態だろうか。内田の説明によると、たとえば誰かに会った場合、直ちに身体のどこかに異様な痛みとか、かすかなかゆみ、しびれや疲れを感じるようになるという。また、何かの品物を手にした場合、ゾクッと悪寒が背筋を走るのを感じたり、今日は何となく自動車を運転するのが嫌だなといった予感がするようになったりするという。

このような状態になったときにオーラメーターで観測実験すると、手からのオーラが増大しているだけでなく、おでこ付近からもビーム状のオーラが輻射していることが確認できるのだという。内田はこれを「第三の目が開眼した」状態であると述べている。

この段階で、神社の境内や広い野原に生えている杉、松、桧などの大木からのオーラをキャッチする修練をするといいと内田は言う。右手を高く上に上げ、手の平を大木の方向へ向ける。次に体全体でゆっくりと360度回転して、それぞれの方角から受けるオーラを手の平で感じるようにする。やがて、大木のオーラが段々とキャッチできるようになるはずだとしている。それができたら、今度は大木から10メートル、20メートルと段々と離れて同じようにオーラをキャッチできるかどうか試すことを勧めている。

このように修練をした人の手のオーラは確かに増大するが、いわゆる超能力者や霊能力者が手や第三の目から輻射するオーラは、普通の数十倍は強いという。特に超能力者や霊能力者の第三の目から出るオーラビームにより、念の力で写真を写す念写や、封筒を開封しなくても手紙の内容がわかる透視、思念で物体を変形させる念力が可能になり、手の平から出るオーラにより、病気の治療も可能になるのではないかと内田は主張している。
(敬称略=続く)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

手の平の神秘1
手から輻射するオーラが拡大・増幅した状態になったら、他の人のオーラがどういう状態になっているかを手で感じることができるようになると内田は言う。そうなれば次の段階へと移る。そのオーラがプラスのオーラか、マイナスのオーラかを感じ分ける技術を習得することである。

そのためにはまず、50センチ~1メートルの乾いた木材で、年輪の中心がある薪か木の切れ端を用意する。その木材を垂直に立てて、上から手をかざす。次にさかさまにして同様に手をかざす。すると、どちらか片方のほうが反対側よりも冷たく感じるオーラを輻射していることがわかる。

このより冷たい感じがする側が、プラス電気として検出されるプラスのオーラの電磁エネルギーで、その反対側がマイナス電気として検出されるマイナスのオーラの電磁エネルギーであるという。一般に木の場合、根の方からはプラスの、葉の方からマイナスのオーラが出ている場合が多いらしい。

「手の平でオーラのプラス、マイナスを感じる段階までは、誰がやっても、修練さえ重ねれば必ず会得できる不思議な感覚である」と内田は言う。「初歩の段階では、天気の良い日、空気がよくて湿気ができるだけ少ない場所で試みるのがよい」

オーラを感じるようになるのが第一段階、そのオーラがプラスかマイナスかがわかるようになれば第二段階。この第二段階を会得し、毎日修練を重ねると、第三段階へと移行する。
(敬称略=続く)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

手から出るオーラの増幅法
手かざしで病が治るなど、古代から手には不思議な力があるのではないかとされてきたが、内田は手から出るオーラについても詳細に実験している。

それによると、手の平や指先から輻射するオーラは、人により、または健康状態、環境などにより異なるが、だいたいの平均値は手から数センチから十数センチのところまでオーラが輻射されている。ところが、姿勢を正し、脊髄がまっすぐになるように注意しながら、あごを引き、腕を前に伸ばし、尻を後方に突き出す感じで、数回深呼吸(つまりクンバハカのような呼吸法)をすると、手から輻射するオーラが数十センチへと大幅に拡大することが実験で確認されたという。

手から出るオーラをより確実に拡大するために、内田は次のことを提言している。
クンバハカを数回繰り返した後、合掌した両手の平を数回すり合わせ、その後ゆっくりと指をそろえたまま離していく。すると手の平全体が、かすかに何となくジワジワした感じがしてくる。このとき目を閉じて手の平に神経を集中してみると、その感覚が増す。次に両手の平を近づけると、両手の平が吸い付くような感じになる。手の力を抜くのがコツらしい。

手の平に吸い付き感覚が生じたら、輻射されるオーラが増幅したことになるのだと内田は言う。逆にこのような感覚がないときは、知らず知らずに手全体や手の平に力が入っているか、何かの原因で身体に疲労が蓄積していることが原因であるのだそうだ。

オーラが増幅した状態になれば、毎日何気なく使っている陶器の茶碗や皿、壺といった瀬戸物から周囲に輻射しているオーラがわかるようになるとも内田は言う。たとえば、手の力を抜いたまま目を閉じて、瀬戸物の上方一〇~三〇センチのところで手の平を下向きにかざして手の平に神経を集中すると、瀬戸物から弱い涼風のようなものが吹いてきているように感じるのだという。
(敬称略=続く)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

オーラの測定結果3
超能力者のオーラだろうか。内田はごく稀なケースとして、特定の人物に極性逆転現象が現われるオーラの異常にも言及している。

内田のよると、その人の人体に検出器を近づけると、頭の上とか股の周囲で負電荷が減少し、遠ざけるときには増大する。そのときの検出値は一般の平均値より電圧比で100倍以上、電力比で1万倍以上の強度で、少年少女に多く観測された。しかもその際、金属製スプーンを頭の上とか股の付近に持ってくると、工具を使わなくても、「地球引力を利用したわずかな反動力で、スプーンが変形する現象」を起こしたのだという。

内田はほかにも太陽や植物を対象にして、オーラメーターで実験を重ねた。根のある植物の場合、幹や枝や葉に検出器を近づけると負の電荷が増大し、離すと減少したが、根のない植物や枯れた植物の場合、幹や枝や葉の周囲では逆の極性を示した。太陽光の場合は、検出器を近づけると負電荷が減り、遠ざけると増大する傾向が見られたという。

検出器を動かすのではなく、検査対象者や物を検出器に向かって移動させた場合でも、同じ結果が得られた。

内田はこうした実験結果について、「一見、静電場を観測しているようであるが、検出極性が互いに反対の二種類の電磁エネルギー放射場がどうして存在するのか、電磁エネルギー放電場の中に、どうして静電場に似たエネルギー分布が存在するのか、電磁場エネルギーの性質について、十分な説明ができない問題が存在する。(これらの結果は)将来において、電磁場におけるファラディの法則のように、電磁気学に非常に重大な貢献をもたらし、オーラ現象の謎を解くに役に立つであろう」と述べている。

この実験・研究成果は1975年にモンテカルロで開催された第二回サイコトロニクス国際研究会議で発表された。イギリス、ドイツ、フランス、旧ソ連で特許を取得、スイスのロレックス財団により、その年の世界の発明50選に選ばれたこともあったという。
(敬称略)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

オーラの測定結果2
オーラメーターを計測したオーラの形状については、内田が書いたとみられるイラストが残っている。左から円型、観音型、不動明王型である。上が正面から見た図で下が横から見たところ。

オーラ

この人体の周りに形成される電界の境界線までの距離は、0・5~2メートルで、不動明王型は上部の境界がわからず、無限に開けたような状態に描かれている。

心に悩みがあるときのイラストは次の通りで、頭上の大きな風船状の塊が現われたようになる。

オーラ

コーヒーなどプラス電気を持つ飲食物によって現われるオーラの異常は、胸から腹にかけて現われる。

オーラ

怒っているときのオーラの異常例のイラストを見ると、まさに頭から角が生えたようになっている。

オーラ

盲腸の手術をしたことのある人のオーラは、下の図のように腹部の辺りに極性の逆転現象が見られたという。

オーラ

内田は妊婦のオーラのイラストも描いている。

オーラ

胎児からの生体エネルギーが別に放射し、その境界面では数センチの検出極性逆転層が観測されたとしている。胎児からは別の生体エネルギーが放出されるのであるから、ツワリが生じるのも無理からぬことではある。
(続く)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

日だまりの猫
猫

オーラの測定結果1
オーラ(生体エネルギー)はある種の電場・電界であることは間違いないようだ。人体のオーラを測定した結果、人体を取り囲むように電場が急変する場所が存在することが確かめられた。オーラの形状は円型、野仏型、観音像型、不動明王型などに分類することができ、その大きさは、季節、昼夜、天候、周りの空気の汚染具合などによって変化した。

通常、オーラメーターの検出器を人体に近づけると、負電荷が増大し、遠ざけると負電荷が減少する。ところが、ある種の飲食物を摂取した後や健康状態によっては、検出極性が逆転する部分が検出されることがわかった。

たとえば、心に悩みのある人のオーラは、頭上に本来なら増加するはずの負電荷が減少に転じるような球状の部分が出現する。この球状の部分は生体エネルギーの放射が弱まっている部分とも解釈できるが、面白いのは心に悩みのある場合はその球状部分が頭から少し離れて観測されるのに対して、球状部分が頭に接して観測されるときは、寝不足や二日酔いなどの場合が多かったことであった。

不思議な観測結果はほかにもあった。コーヒーを飲んでから30分以内にオーラを計測すると、お腹の辺りにやはり負電荷が減少する(生体エネルギーが弱まる)部分が出現した。盲腸の手術をした人のオーラも、衣服に関係なく、手術をした箇所に生体エネルギーが弱まっている部分があった。

怒っている人のオーラを計測すると、通常のオーラ電界の中に、頭から1本または2本の角状の放射異常部分が生じ、数時間持続することも観測された。人間は怒ると角が生えるということが科学的にも確認された画期的な発見であった。
(続き)

四次元世界を測った男 「不思議な世界(409)」

椿

オーラ測定法
イオンクラフトと同時期に内田が開発・改良を進めていたのが、オーラメーターであった。

電流にもオーラがあるということを霊能力者から教わった内田が、ならば人間のオーラも電気的に測定できるはずだと考えてオーラメーターを製作したことは既に述べた。このオーラメーターは、人体はもちろん、動物、植物などの生体をはじめとする有機物質だけでなく、岩石や鉱物といった無機物質から輻射しているプラスイオン、マイナスイオンを含む極微弱な電界の歪みを検出することができる優れものだ。

しかし、微弱な電界の変化も検知するので、測定には細心な注意や技術が必要になる。空間に飛び交っている放送電波や商用電源からの誘導妨害を除去する濾波器(シールド)をオーラメーターに接続したり、検出器の周囲の静電気やイオン帯電による電界の影響を除去するため指示器の針をゼロ位置にセットしたり、あるいは、できるだけ障害物のない広い場所で実験したりした。実験者のオーラが被験者のオーラに影響を与えないよう、検出器と実験者の体までの距離も一定に保つようにした。

このオーラメーターを使って、1960年代から70年代にかけてデパートの催事場などで約4000人を対象に生体の周りの電界の歪みを計測したところ、それぞれの被験者の生体の周りに、ある種の電場が形成されていることがわかった。その形状は、10人の霊能力者による“オーラの霊視”で得られた、それぞれの被験者のオーラ放射の形状と極めて相似していたという。

内田はこの実験について、「オーラメーターによる観測実験は(慎重な検討の末)完全に再現性があることが確かめられた。瞬時に変化するオーラの状態は検出しづらいが、定常状態におけるオーラの外観形状はオーラメーターで検出できることが確認された」と述べている。内田は人間だけでなく、植物、電球光源、太陽光などに対しても、電界の歪みを計測した。次にその結果を紹介する。
(敬称略=続く)

冒頭の写真は、昨日の神代植物園の続きで、梅園のそばに咲いていた椿です。

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