ステュークリーが描いた古代遺跡のイラスト60

フランケンベリー・キャンプ、クリアベリー・リング、ソールズベリー大聖堂、オールド・セイラム、ストーンヘンジと続く古代測量ライン「オールド・セイラム・レイ」は、その後どこへ続くかというと、依然ちょっと紹介したオールドベリー・キャッスルに至ります。
これがそのイラスト。

img195-1.jpg

エイヴベリーの遺跡の南西にある鉄器時代のヒル・フォートです。

以前紹介したのは、こちら。

09-11.jpg

左の丘の上にあるのがオールドベリー・キャッスルです。
非常に目立つ場所に測量点・拠点を作ったことがこの絵からもよくわかりますね。
まさに丘と丘を結ぶタカミムスビを古代人たちは実践していたのです。
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ステュークリーが描いた古代遺跡のイラスト59

オールド・セイラムがストーンヘンジを建造した人たちと同じ人たちが加工した丘であることは、間違いありません。
その根拠は、ストーンヘンジとオールド・セイラム、それにクリアベリー・リング、フランケンベリー・キャンプといったヒル・フォートが一直線上に並んでいることです。
明らかに狼煙の直線ルートです。
既に説明したように、ヒル・フォートは鉄器時代構造物ですが、それ以前の新石器時代から丘が加工されて使用されていた可能性が高いわけです。
それが約5000年前。
彼らはおそらく、遠くからでも目立つ丘の上にさらに小山を築いたりして、その加工丘を測量点並びに光通信の拠点として使ったのだと思われます。

私も2014年の5月にオールド・セイラムを訪れました。

IMGP3140-11.jpg

5000年の歴史があると書かれていますね。
実に見事な環状構造物です。

砦の中はこうなっています。

IMGP3156-1.jpg

さらに内側に砦がありますから、二重構造になっているわけですね。
その最も内側の砦の中は次のようになっています。

IMGP3150-11.jpg

ここに古代ブリトン人の狼煙台があったはずです。

最後はオールド・セイラムの遠景。

IMGP3186-22.jpg

この丘から、ストーンヘンジ、フィッグスベリー・リング、クリアベリー・リング、フランケンベリー・キャンプへと狼煙通信が行われいたのではないでしょうか。
ちなみに13世紀に建てられたソールズベリー大聖堂もこの直線上にあります。
後世の人々も、このラインの重要性に気づいていたわけですね。

ステュークリーが描いた古代遺跡のイラスト58

ステュークリーが描いたオールド・セイラムの見取り図です。

img194-11.jpg

まさに要塞という感じがしますね。
この丘は紀元前3000年ごろから拠点として使われ、鉄器時代にはヒル・フォートに変身。
その後、ローマ軍の拠点となり、11世紀のノルマン王朝時代には、丘を加工利用して城塞を築く「モット・アンド・ベイリー」の城が建造されました。
すなわち、「マーリンの丘」ことマールボロの丘とほぼ同じ変遷をたどったわけです。

しかしながら、マーリンの丘と同様に、この丘を最初に測量点兼重要拠点として利用したのは、ストーンヘンジを築いた、5000年前のブリトン人でした。
その根拠を次に説明いたしましょう。

ステュークリーが描いた古代遺跡のイラスト57

ステュークリーが描いたオールド・セイラム。

img193-11.jpg

左奥にあるのが、ソールズベリーから三キロ北にある鉄器時代のヒル・フォート(丘を加工した砦)「オールド・セイラム」です。
尖塔(ソールズベリー大聖堂)があるのがソールズベリーで、オールド・セイラムの手前の村がストラットフォード。
ご覧のように、非常に目立つ丘です。
間違いなく測量点でもあるわけです。

ステュークリーが描いた古代遺跡のイラスト56

ステュークリーが描いた、新石器時代の周壁遺構とみられるフィッグスベリー・リングは、私も2014年5月27日に訪問しました。

そのときの写真です。

IMGP3194-1.jpg

左奥に見える土手がフィッグスベリー・リングです。
近づくと、このような感じです。

IMGP3196-1.jpg

ステュークリーのイラストにも描かれていた、土手の切れ目が見えますね。
土手に上ってリングの中を撮影します。

IMGP3199-11.jpg

内側にはもう一つのリング状の溝があります。
土手からオールド・セイラムの方角を見ると・・・

IMGP3219-11.jpg

中央奥にオールド・セイラムの城壁である土手が見えます。
アップで見てみましょう。

IMGP3220-11.jpg

このようにオールド・セイラムは、遠くからでも目立つ拠点であったことがわかるわけです。
次はオールド・セイラムのイラストを紹介しましょう。

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